嵐の青春(1941)

劇場公開日:

解説

ヘンリー・バラマンのベストセラー小説より「海賊ブラッド」「母の素顔」「小麦は緑」及び「サラトガ本線」等のケイシー・ロビンソンが脚色し、「チップス先生さようなら」「我等の町」のサム・ウッドが監督にあたった。撮影は「奇傑パンチョ」「無敵艦隊」等のジェームズ・ウォン・ホウの担当。主演にはアン・シェリダンのほか「肉体と幻想」「南部の人読」のベティ・フィールド、「肉体と幻想」のロバート・カミングス、新人ロナルド・レーガンが顔をそろえ「アメリカ交響楽」のチャールズ・コバーン「カサブランカ」「夜霧の港」のクロード・レインズ「雨ぞ降る」「征服」のマリア・オースペンスカヤ、「運命の饗宴」のハリー・ダヴェンポート「レベッカ」のジュディス・アンダーソン、舞台出身の新人ナンシー・コールマン「追憶(1941)」の少年俳優ダグラス・クロフトらが助演している。1941年度作品。

1941年製作/アメリカ
原題または英題:Kings Row
配給:セントラル映画社
劇場公開日:1947年3月25日

ストーリー

1890年のキングス・ロウの街。少年のパリスも、少女のカサンドラもルイズもランディもみな幼な友達だった。パリスとカサンドラは幼な心にも互いに愛し合っていたが、カサンドラが学校をやめてから、二人は会う機会がなかった。それから10年後、成人したパリスはカサンドラの父タワー医師の下で医学を勉強することになり、美しいカサンドラに会うが、二人は今も愛し合っていることを互いに悟るのだった。やがて、パリスはウィーンに遊学することになり、カサンドラも同行をのぞんだが、パリスはこれを思い止まらせようとする。その翌朝カサンドラは死体となって発見された。彼女の父が彼女に毒をあたえ、自分もその後を追ったのだった。ウィーンに出発するパリスを見送った親友のドレイクは、駅で会ったランディに結婚を申し込んだが、彼女は身分の違いを考えてそれに応じなかった。その後ドレイクは財産をかい帯され駅の転テツ手として働くうち事故で負傷し、町の医師ゴードンの手術を受手両脚を切断される。ゴードンの娘ルイズはドレイクを熱愛していたが、父は粗野なドレイクを嫌い二人を引き離そうとしていた。ルイズは父が故意にドレイクの両脚を切断したといってののしった。ランディは打ち砕かれたドレイクの気力を再び燃え立たせるべく、彼との結婚を決意し、ウィーンのパリスに助力を求める。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第15回 アカデミー賞(1943年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 サム・ウッド
撮影賞(白黒) ジェームズ・ウォン・ホウ
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