明日の壁をぶち破れ

劇場公開日

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解説

インディアンへの白人の蔑視に挑戦する、混血青年のエネルギーの爆発を描写した作品。製作はメアリー・ローズ・ソルティ、監督は「地獄の天使」のT・C・フランク、脚本はフランク&テレサ・クリスチーナ、撮影はフレッド・コーネカンプとジョン・スティーブンス、音楽はマンデル・ロウ、編集はラリー・ヒースとマリオン・ロスマンがそれぞれ担当。出演は「地獄の天使」のトム・ローリン、クラーク・ホワット、ドロレス・テーラー、バート・フリード、ジュリー・ウェッブなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、ビスタサイズ。1971年作品。

1971年製作/115分/アメリカ
原題:Billy Jack
配給:ワーナー

ストーリー

インディアンと白人の混血青年ビリー・ジャック(トム・ローリン)は乱暴者だが、人一倍の正義感の持ち主。インディアンの居留地内にあって、問題児を集めた“自由の学校”を、近くの町ウォーリックに住む白人たちの白眼視から必死に守っている。その熱意のかげには、若い女の身でこの学校に献身するジーン・ロバーツ(ドロレス・テーラー)への想いもかくされていた。ある日、ウォーリックの保安官補マイクの娘バーバラ(ジュリー・ウェッブ)が、誰の子とも分からぬ赤ん坊をみごもり、父の怒りから免れるために家を飛び出したところを、ビリーが病院へ送り、治療のあと“自由の学校”へ連れて帰る。これは町の人々を激昂させる結果となり、有力者スチュアート・ポズナー(バート・フリード)の煽動によって、大々的なバーバラ捜索が始まる。ポズナーの息子バーナードは、シンディという娘にバーバラの居所を問いただすが、無駄と判ると強引に乱暴しようとする。そこに現れたビリーはシンディを救い、バーナードをこらしめる。恥をかいたバーナードは復讐を誓い、ショショニ族の蛇の儀式に出たビリーを狙うが、気迫に押されて退散する。バーナードはインディアン青年マーチンと一緒のバーバラを見かけ、マーチンを締め上げてバーバラの居所を聞き出そうとするが、マーチンは白状しない。復讐をあきらめないバーナードが、仲間のディフサウアとビリーを待ち伏せしているとき、ジーンが姿を現し、ひそかに水浴をはじめだした。それを見て、ジーンを辱めることでビリーへの復讐を遂げようと、2人でジーンを強姦する。町ではポズナーの提案で、バーバラの人質にマーチンを捕える相談がまとまり、それを耳にして知らせにかけつけたシンディと一緒に、マーチンは捕えられてしまう。そのあと脱走したマーチンを追ったバーナードは、森の中の銃撃戦でマーチンを蜂の巣にする。ジーンを凌辱され、マーチンを惨殺され、ビリーの怒りは爆発する。ビリーはバーナードと対決し、得意の空手チョップで仇敵の息の根をとめる。町中の敵意がビリーに集中し、人間狩りの一団が組織された。鉱夫小屋にたてこもったビリーと、ぐるりと取り囲んだ一団との間に長い、血みどろの攻防がくり返される。多勢に無勢ながら、ビリーの執念は町の人々を恐れさせ、自分の降伏と引き換えに“自由の学校”の存続保証と、バーバラをジーンの保護のもとにおくというビリーの申し入れを、町民たちは受け入れる。平和の訪れたアリゾナの荒野で、ビリーは初めてジーンをかたく抱きしめるのだった。(ワーナー配給*1時間55分)

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