「涙涙」永遠の0 sanosannさんの映画レビュー(感想・評価)
涙涙
劇場でこんなにも涙したのは初めてでした。
終わってもしばらく席から立てず、色々と考え込んでしまいました。
ただ泣けた、いい映画だったというレベルではなく、登場人物の言葉、姿勢が胸に突き刺さります。
特に大石と宮部が川原で足を川につけながら話すシーンは言葉の全てが痛いほどに心に突き刺さりました。
映画が終わり、映画館を出て帰りの電車で行きの電車と変わらないはずが、何か違うように思えて…今までの当たり前が当たり前じゃないように感じて…
そして、この当たり前に本当に感謝を覚えました。
よく原作と比べる人がいますが、今回はそのへんの小説を映画化しただけではなく、原作者自身が相当、映画製作にこだわりを見せ、関わっていたようです。なので、原作を読んでから劇場に行って失望したなんていうのはその人の自己満足であり、百田さんの描きたかった世界があの世界なのだということを理解して欲しいと思います。
是非とも若い人に見てもらいたい。
これからの日本を造っていく人に見てもらいたい映画です。
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