ロボコップのレビュー・感想・評価
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ロボコップなのに、荒唐無稽ではなく、リアルなところがいい。シリーズ物として続くなら、どんどん面白くなりそうで、次回作以降がすごく期待できます。
前のシリーズは面白かったけど、CGもなかったし、やや荒唐無稽なところがあった。
本作はその辺を直しているというか、リアル感をかなり出している。
ロボコップを製造するにいたった理由も、すごくリアルだったし、アメリカで作ってなくて、中国で作っているところもいい。
普通はやらないけど、製造過程の実験、改良などの部分にかなりの時間を当てていて、本当の本体(かなりエグイ)が出てきたりしていた。
外見も前は「宇宙刑事ギャバン」みたいな感じだったけど、今回は「GIジョー」の加速スーツみたいになっていて、かっこよかった。
でも、リアルなのはいいのだけれど、武器的なものが普通の銃やマシンガン、乗り物が普通のバイクというのでは、ややさみしい。
もっとSF的あるいは秘密兵器的な武器や、「ダークナイト」に出てくるような乗り物などがほしかった。
リアルでよかったのは、オムニコープ社のCEOと、その役をやっているマイケル・キートン。
外国の大企業のCEOなど、会ったこともないし、見たこともないけれど、イメージ的にはまさにこういう感じという人物だった。
発想がすごいのに加えて、口がうまく、マーケティング力もある。
発信力があって、情報操作というか、世論操作がうまい。
もしこういう人が相手で、製品のプロデュース力やプロモーション力の勝負になったら、現場中心主義、技術中心主義の日本企業は、とてもたちうちできないだろうと思わせる人物。
それに乗っかるマスコミのアナウンサー役のサミュエル・L・ジャクソンも、さもありなんという感じ。
博士役のゲイリー・オールドマンもいかにも実在しそうな感じで、すごくうまかった。
奥さん役のアビ―・コーニッシュは、リアルかどうかは別として、すごい美人。
美人揃いの映画「エンジェル・ウォーズ」でも、群を抜いて綺麗だった。
ハリウッドの新しいスター美人女優として、やっていけそうな気がした。
全体的には、リアルな分、面白さは多少落ちるので、単体では苦しいけれど、これから新しいシリーズ物として続いて行く予定の、第一作目ということなら、すごくうまく作ってある映画だと思いました。
これで色も相棒だ
前シリーズは一発目は当たったけど、マトリックス同様後はしぼみしぼみ。なんでリメイク?アイアンマンが当たったから?リメイクはダメだよといっても創ってしまう。リメイクはダメだよと分かっていても観てしまう。テクノロジーの進化と時代の変化でどうなるのかと、他にソソルものがないから観てしまう。でも、悪役が悪役が悪役が・・・・・。サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマン。年とったからこれでいいけど、こいつらが昔演ったワルが今はいない。それから、ロボコップ君、右手に皮膚感覚が残っているなら、息子の頬を触ってあげようヨ。
マイルドテイスト
何を撮ってもその刻印を刻んでいたポール・ヴァーホーベン監督の代表作の1本のリブートである。
ヴァーホーベン版がおもしろかったのは、メディアの描き方であった。デトロイトの街そのものをCMなどで象徴させて描く手法は新鮮であった。
さらにはどぎつい描写もあったりするのが魅力であった。
ジョゼ・パジーリャ版の本作は描写がマイルドになっていて、そこが物足りなくもある。
そもそも日本には石ノ森章太郎の「ロボット刑事」があり、ロボットが捜査活動をすることに驚きはそんなにない。
映画の中で、警察のデータをすべてインプットするだけで、犯人検挙が飛躍的に上がるなら、それは別にロボットでなくてもできるはず。
続編はあるかな?
監督の力の差を感じた。微妙な作品。
前ロボコップが好きだったので、ワクワクしながら劇場に見に行きました。脇を固める俳優陣が映画の出来の悪さを補強している様に感じました。2012年公開予定だった作品が、2年も制作が遅れた訳が作品を見て始めて理解出来ました。やはり、オリジナル盤のポールバーホーベン監督との力の差は歴然でした。氷の微笑、トータルリコール(オリジナル盤)、インビジブル、スターシップトゥルーパーズ、ロボコップ1の決して2作目を作らない元ハリウッドのヒットメーカー監督と比較するほうが悪いのかもしれませんが、多少残念な作品でした。しかし、27年後のリメイクと言う事で、CG技術は格段に向上していますので、それは新鮮味を感じました。制作が降り出しになり、急きょ選任された無名ブラジル人監督作品ですが、ロボコップをあまり知らないお若い方には、今風で楽しめる作品かもしれませんね。最近のハリウッド作品は、80年代、90年代に大作を連発し過ぎてネタ切れ感が否めない様に感じます。最近リメイク作品が多いのも、それが理由なのでしょうね。しかし、リメイク作品でテキサスチェーンソーの様に好評価の作品も有りますので、この傾向は変わらないでしょうね。すいません、なんか辛口なコメントになってしまって…。
前作より
前作と違い生々しい人間の部分が多かったと思います。
話の内容は面白かったですけどマーティーの人間の感情が少しばかり剥き出しになっていて前作とのギャップを感じました。
銃撃のシーンなのですが暗闇にいきなりフラッシュのごとく映るのが目が疲れました。前作ではそこまで人を殺していないのにやりすぎじゃないでしょうか?
最近の映画はそんな感じの物が多いので多くしたのでしょうが....。
もうチョイ
オリジナルど真ん中世代です。
ロボコップ新旧対決!
①マーフィー殉職シーン:旧
②ロボコップ描写全般:新
③奥さん:新
④悪役の憎たらしさ:旧
⑤マーフィー:旧
オリジナルの勝利ですがどちらも心に残る作品です。
オマージュが感じられて良かった。
やるせなさは前作同様に強烈だったけど、ただアクションだけじゃなくて感情面も表現されててとても良かった。
人間だった記憶があるのはそれはそれで辛いな。蘇るのも辛いけど。
風刺も効いてる好リブート作品
本作のロボコップやロボットは、現在、米軍が世界各地で行っている無人機による殺戮となんら変わりはない。
ある意味、こうして自嘲している分だけアメリカには、未来と言うか救いがあるかもしれない・・・。
で、1987年のオリジナル作品を見事にリブートしています。むしろ、特殊効果をはじめストーリーもこちらの方がデキがいい。キャスティングもしかり。これを合格としなければ、もうリブートなんて誰も手を出せないですよ。だって、テーマ曲や台詞であがりましたし、かつてのファンへの配慮もできていますもん。残酷描写は少々抑え目ですかグロ描写も健在ですし、合格です。
ただ、難点はあります。昨今の「アイアンマン3」もそうだし「ルーパー」もそうだけど、中国資本が入っているせいかやたらと中国要素が入ってくる。しかも、犯人や悪人という設定には中国人がまったくいないというね。。無いです。これは統計的にみても大間違い。金は出しても内容まで口を出すのはほどほどにお願いしますよ中国さん。と言いたい。
とはいえ、「アイアンマン3」中国公開バージョンの改悪よりは、ぜんぜん許せるレベルです。この夏公開の「ゴジラ」にせよ、世はリブート祭り真っ盛りですが、焼き直すなら本作くらいまじめに作ってほしいです。
前作の気色悪さからは大きく改善
前作ではなんだか気色悪かったロボコップも随分できがよくなって自然になりました。
ストーリーは相変わらず、やたら人を殺す悪人に苦しめられている街で、殉職し(そうになっ)た警官がロボコップになりますが、幾つかの重要なプロットが現代風に変更されて分かりやすくなっています。家族との物語になっているあたりは現代アメリカ映画の特徴でしょうか。
ロボコップの、現代最適制御理論を駆使したバトル性能(想定ですが)は目を見張る物があります。現実世界のロボットテクノロジーはすぐそばまで来ています。ブレインーマシン インターフェースはまだ発展途上ですが、もし次作が作られると、そのときには現実になっているかも‥
4DXで観た感想です。
初めての4DX、初めてのロボコップでした。
感想はとにかくカッコいい。そして悩めるヒーローがいい。
「ロボコップ=半分人間、半分ロボットのヒーローがドンパチするお祭り映画」だと思っていました。
この映画はいい意味で裏切ってくれました。
家族を大事にする、警官の主人公。あることがきっかけで、基本的に右手と脳しか残らずに、それ以外はロボットになってしまう。
こんな姿を家族に見せたくない。こんな悩めるヒーローでした。
それ以外のストーリーも簡単かつ面白く、トイレに行く暇さえありませんでした(どっちみち4DXなので行けませんし、そもそも尿意が起きませんでしたが)。
アクションもB級からA級に、しかもリメイクしたものなので、CGを多用しても「前作みたいな手作り感ある出来にしてくれよ…。」という気分にはなりませんでした(オリジナルは観てませんが)。
そして、この激しい音楽とドンパチ。ヒーロー好きにはたまりません。
そこに4DXを足すとホントにすごい。ただでさえカッコいいところで座席がぐわんぐわん動き、エアーがバーっと、シートから刺激が!ダークナイト・ライジング以上の興奮がありました。
こんかいのロボコップは黒い!そしてボディがシャープ!目の部分が赤くて細い!とにかくカッコいい!バイクもいい味出して、とにかくカッコいいです!!
最後に物足りなかったところ。
全体的にカッコよかったのですが、スローが全くない。スローやストップモーションをかけるとよかったシーンがちまちまあります。
そしてラスト。勇姿はカッコいいのですが、結末があっさりしすぎてうーん…でした。
ヒーローモノのよくある話ですので慣れては来ましたが、もう少し弾けてほしかったです。
この映画、年齢制限はありませんが、少々グロテスクなシーンがあります。お子様と一緒に観る際や、こういうのが苦手な方は注意してください。
とにかくカッコよくて興奮します。
ぜひ4DXでご覧ください。
最後に、ロボコップのクビレがヤバイです。
物足りないかなぁ~( ̄0 ̄)
最近はハリウッドが邦画がやる映画の前に、同じようなネタの映画を先にやっちゃってる感じだな。( ̄0 ̄)(ロボコップ・パトレイバーみたいな)
ハードボイルド的な要素は相変わらず強い。子供人気はさておき、大人は結構好きだろうな。
楽しいっちゃあ楽しいが
街の治安はロボットか人間か?の討論の映画。
人間なんてコントロールできねえよと言いたいんだろうね。
メカデザインは格好いいが、アイアンマンを担当したメカニックデザイナー起用したもんだから装着シーンも既視感ばかりで斬新さがないな。
銃撃戦のAI画面もCALL OF DUTYのプレイ画面かと思った。
音楽もだが、ロボコップのテーマ曲に違和感があった。
真の黒幕を倒すシーンも緊迫感がない。
決してリメイクとして悪くはないんだが。
正直微妙な映画だった・・・・
脇役が豪華なだけ?なロボコップ
アメリカでこけたしあまり期待してなかったけど、案の定、普通のアクション映画でした。まあ面白かったけど。
ただ無駄に脇役が豪華だね。
ダークナイトシリーズのゲイリー・オールドマン
バッドマンシリーズのマイケル・キートン
アベンジャーズシリーズのサミュエル・L・ジャクソン
と皆アメコミ映画に出てる名優達。
彼らの演技はいいね。
特にゲイリー・オールドマンはやっぱりいいですね〜。
名優の無駄遣い映画とは言い過ぎかな。
主役が無名だから存在感なさすぎる。
アクションもちょっと少なめ。
この映画はアイロボットやアイアンマンのような個性を出すことができなかったね。
まあ、こけたから続編は出ないのかな(泣)
切ないヒューマンドラマ
ヒューマンドラマだ、アクションシーンが少なく物足りない。すべてが予定調和で過去作の焼き直しに過ぎない、は言い過ぎか。マーフィーの生体部分のシーンは悲哀的だけど。切なくなるけど不完全燃焼。でも続編があるなら見に行くだろうな。ロボコップのテーマでラストを締めてほしかった。
洗練されていると思う
1987年に公開されたオリジナル版とは当然ストーリーは異なる。でも、ロボコップが巨大企業に振り回されつつ、私利私欲に走る企業をぶっ潰すという構図は変わらない。
映像は洗練されていて、もともと「ロボコップ」という映画が持っていた世界観がより忠実に再現されている印象。
残念なのはロボコップの苦悩がそこまで掘り下げられていない点。「自分は何なのか」というアイデンティティにまつわる問題と巨大企業による束縛から解き放たれて事故を確立する物語という意味では、オリジナル版に軍配が上がる。
余談だが、「ご協力に感謝する」「生死を問わず連れて行く」というセリフは、オリジナル版でも出てきたセリフ。1987年版への敬意が感じられる。
全体的にゆるい感覚。
ロボットによる警備の禁止法律を廃案にしようとするオム二コーポレーション、癒着腐敗だらけの警察内部、助けるふりして人体実験にまい進むロボコップ設計者といい、重いどんよりしちゃうような相関関係ながら全体的にゆるく軽い仕上がりになってます。
どちらかというと、シリーズ開始の紹介はじめみたいな…だから、あんまりハラハラドキドキとかそんなシーンはあんまりありません。
けど、全米ではがっくりな興行成績だからどれだけ期待裏切られるかと思ったけどそれなりに面白い仕上がりでした。
ロボット対ロボコップとかアクションシーンも迫力あり。バイク乗る姿はあんまりかっこよくなかったけど…。
ハグして冷たかったらやだな~、なんて思うのでした。
楽しみにした甲斐が!
オリジナルが衝撃的に面白くて、ビデオも買ったし時代の流れでDVDも買ったし…!
生まれ変わった今度のマーフィー像は、先ずその素顔にも一目惚れ(*^^*)
黒いボディーもカッコイイ〜〜〜
作品のストーリーとしては、オリジナルではほとんど描かれなかった家族との絆にも比重がシフトされていて、大満足!!
続編出来ないかなぁ〜
も一回観に行っちゃおっかなー
ロボコップ・エピソード0
新たなロボコップサーガの華々しい幕開けでございますね。
一言で表現すると「メタルギアソリッドmeets攻殻機動隊」といった趣でしょうか。
なかなかに巧い塩梅の近未来感とでも申しましょうかね、行き過ぎた未来世界という訳でも、やり過ぎたSF感でもなく、我々の身近な生活にロボット文化が介入したらこうなるよね、みたいな。戦争やそれに伴う軍需産業や民兵がロボットに取って変わったらこうなるだろうね、みたいな。
そういった下地や背景をしっかり提示してから、そこに無理なくロボコップを登場させるやり方がイイですね。
一人の熱血刑事がとある事件に巻き込まれ、瀕死の状態になり、得体の知れない魔改造を施されていく過程も無理がないです。とんでもない巨大テロ集団、悪の秘密結社が出てくる訳でもなく、街を牛耳る悪党の手によって襲撃されちゃった…て、さじ加減が絶妙。
そうなっちゃうとですね、街を取り締まる警察が少しレベルアップしたよってテイで話が進むので、アクションの分量と迫力に欠けてしまうのは、まあ致し方ないのかな、と。
真のロボコップとして誕生するまでのエピソード0的なストーリーになっちゃってまして。正直、そんなに強くもないんですよ。欠陥だらけというか。意外にモロい。だから「アイアンマンと同じじゃん!」て意見の人も居ると思うんですが、これはアレとは全くのベツモンです。正直無敵じゃないし。あそこまで突き抜けた爽快感もない。公務員がロボット改造されちゃった話なんで。でもそこがいいんですよ。この地味なノリが。
大掛かりな迫力あるアクション展開は続編に期待するということで。
取り敢えず新ヒーローのこれからに期待しましょう。
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