ロボコップのレビュー・感想・評価
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ヴァーホーベン版へのリスペクト
前作をリアルタイムで観ています。
ストーリーの流れも、配役も、特殊効果も最高。映画本来の楽しみに満ちた作品に仕上がっていると思います。
もちろん、前作へのリスペクトにも満ちています。そこは嬉しい限り。
ここ最近は、『フリンジ』『メンタリスト』『エレメンタリー』など、アメドラにハマっているのですが、アプローチの仕方がとても「アメドラに似ているな」と思いました。
ただし、ドラマでは、絶対にこのキャストは集まらないし、映像のクオリティもちょっと落ちるのかなと思います。
映画だから出来るのかな、と。
もう少し、ストーリーに厚みを持たせて、2時間30分程度の上映時間にして、主人公の葛藤と、真の敵の描写をていねいに描いて欲しかった。
とても良かったと思います。
悲しさ漂う物語
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社会に犯罪が横行し、警察は「無敵のロボット警察官」の開発に着手する。
そんな折、警察官の主人公マーフィーがマフィアに射殺された。
そしてその死体をもとにロボット警察官が作られた。
ものすごいパワーを持ち、銃で撃たれてもノーダメージ、まさに無敵。
が、たまたま自分の家に行ったことで消えていたはずの記憶が呼び戻される。
そして独自にこの事件を捜査し、自分を製造した会社の幹部が黒幕と断定。
しかし製造時にこの会社の幹部陣には手を出せないようプログラムされていた。
黒幕はロボコップを亡き者にしようと警察に攻撃させる。
さすがにライフルで打たれるとダメージを負い、破壊されそうになる。
が、元同僚の女性が救い出し、協力してくれる。
そして黒幕が会社の会議に出席しているところへ乗り込む。
そこで洗いざらい話し、窮地に落ちいった黒幕はそこにいた会長を人質に。
会長は機転をきかせてその場で黒幕にクビを宣言する。
これにより手出しできるようになり、殺してハッピーエンド。
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有名なこの映画、ようやく見た。
まあ今さら色々言う気はないけど、もっとコメディ的なのと思ってた。
いつも思うがこの年代の映画って内容が面白いと思う。
違和感を感じる・・・
中国色。(笑)
媚売り過ぎだろう。
迷走ハリウッド作品の犠牲とも言えるかも。
現代風にやると、この内容になるって印象。
昔のは感情移入しやすかったけど、今作はそれがなかったかな。
まぁ、見比べてみるのもいいかも。
前作と逆のテーマと思わせた上で、観客のリテラシー向上と映像技術の進...
前作と逆のテーマと思わせた上で、観客のリテラシー向上と映像技術の進歩により可能になったテーマの掘り下げを行っている。
極端な主張を相対的な視点で描くのは分かり易くかつエンターテイメント性も保持出来るので良い方法ですね。
淡々としたアクションも好きです。
1987年公開のロボコップに比べ、ロボコップのデザインがスタイリッ...
1987年公開のロボコップに比べ、ロボコップのデザインがスタイリッシュになったし、映像も比べものにならないほど迫力あります。脚本もより洗練されている。
こうしてみると、映画技術は時代とともに物凄く進化していますね。
人間性を取り戻したロボコップ
1987年版ロボコップをリブートしたもの。
ジョエルキナマン扮するアレックスは、囮捜査中でタレコミがあり失敗し仲間が撃たれた。一方アメリカではロボットを警官にする事が避けられており人間とロボットの融合が求められていた。
そんな折、アレックスは襲われ車椅子の生活を送る事を余儀なくされロボコップになった。
急に理解せよと言われても勝手に生かされても困るよね。感情も健全に残ってるからショックも激しいが、妻が選んだからしょうがない。さらには感情が邪魔して行動が鈍るので改良されたけれども人間性を取り戻した。シャットダウンされてしまったりして複雑だね。やっぱり気の毒だな。
良作。だがリメイクとすると・・・
SFアクションの金字塔として君臨する本作をリメイクするとなるとかなりの重圧だろう。製作元も腹を括って望んだに違いない。
オリジナル版がヒットした理由は何なのか。それには映画産業の急成長と、当時の流行というものが絡んでいる。それが必ずしも現在も通用するかと言われれば難しい時もあるものだ。作品の高品質さがこれでもかと現れる現代において、過去作のリメイクという人気の再燃を狙う進め方はもしかしたら逆行しているのかもしれない。評価や興行面で今ひとつだった本作もそれによるものなのだろうか。
本作で特筆すべきはビジュアルの強化にあるだろう。シルバーボディだったオリジナル版と売って代わり、オールブラックのスーツ、高性能のオートバイというSFらしさが溢れんばかりに感じられる。若干アイアンマンと被る気もするが、空を飛ばないだけ良いだろう。このシリーズにはCGを屈指したロボットSFの様な派手さは兼ね揃えていない。ロボットとして、また1人の人間として生きる主人公がそのあり方を問うドラマなのである。ヒーローとしての活躍の中で葛藤する弱い部分を見せることが多くの映画ファンから支持されている理由の1つでもあるのだ。本作でも流石にそのプロットは変更せずに描いている。だが一方で、オリジナル版の監督がポール・ヴァーホーヴェンだった事は忘れてはいけない。彼の作品と言えば、非常にバイオレンス全開であり、エロにも抜かりない、血生臭い作品なのである。リメイク化において当然それが引き継がれる事はなく、物凄く綺麗な作品となっているのだ。仕方が無い事だが、あの溢れ出るB級テイストが映画ファンを湧かせたのではないか。そこは良くも悪くもリメイク化作品の立ち位置だろう。だがこの路線で上手くシリーズ化すればオリジナル版シリーズよりも良い形で終われるかも知れない。
あえてコレジャナイ!ロボコップを観たくて。なのに結構秀作でした。
もうすぐアマプラ無料視聴が切れる寸前の滑り込み鑑賞です。
オープニングクレジットまでが長い!
何の映画観ているのか忘れるところだったよ!
でも何だかんだ言いながら、終わりよければ全て良しなので、このクソ(ピー)レビューも長くなってしまったよ!
実は、やはりコレジャナイ!感を批評するために鑑賞を始めました。
マーフィーがロボになるまでのシークエンスも長い!長すぎるよスレッガーさん!
何の映画観ているのか忘r…
ほんっとテンポ悪いのな。
ラブシーンをあんなにねちっこく描く必要ある?この映画で?
で、最も困ったのは、マーフィーがロボになるに至った過程な!
あんなあっさりジャナイ!でしょ。
オリジナルでの、マーフィーが覚えた悲壮感や絶望感がこれっっぽちも再現されていないよ!
あのパートは物語の中で、かなり重要なシーンでしょ!
して、ロボブレイクダンス?のぎごちない動きがこれっぽちも再現されていないよ!
あれがロボコップのロボコップたる所以でしょ!
あんなCGでの誤魔化しジャナイ!
妻が最初っからロボ化マーフィーと邂逅しているのも、コレジャナイ!感が満載だよ!
そこはラストまで引っ張って行ってよ!ドラマパートの見どころでしょうが!
んもう!観ていてイライラするぅ!
あっ…そこまでオリジナルに忠実じゃなくていいか、新作だもの。←ここ重要。
ロボ武装パイルダーオフした時の絵面はグロくて、あれはオリジナルにないカットだからよかったかも。
魔改造博士がパーフェクト善人だったのは救いだったかも。
ここまで詳細に書けるのは、アマプラでの鑑賞と並行して追いかけているからなのね。←卑怯ッッ
ってか映画界は、もはやチャイナマネーパイルダーオンしないと成立しないのね。中国こわい。
で、肝心のロボさん。最初のまんまオリジナルを踏襲した無骨なデザインで行くのかと思いきや、思いっきりブラッシュアップしてるのね。
ここ、賛否分かれそう。
私は賛の方かな。同じデザインじゃ能が無さすぎる。でも…カッコイイかと問われれば否の方だけれど。
コレジャナイ!やっぱりコレジャナイ!ロボコップ!
どっちやねん。
やっぱりロボにはロボらしい動きをしてほしかったかな。あそこまで洗練されていないデザインの方が好みかな。
人間と同じスマートな動きじゃ能が無さすぎる。
賛か否かどっちやねん、自分。
で、かわいいかわいい息子さんとのご対面シーンです。
きっと「こんなのパパジャナイ!」って展開になるんだろうなぁ。
あぁ!最悪のシナリオからはまぬかれたぁ!*・'(*゚▽゚*)'・*
(やっぱり観ながらレビュー書いてます…卑怯ッッ)
でも、観ながらレビュー書いてるには理由もあるのよ。
だから言い訳させて。 させて!
今夜『トップガン:マーヴェリック』のIMAXエクストリーム上映観に行くの。
だから、結構忙しいの。 忙しいの!
午前中は『ジーサンズ』観てレビューも書いていたし。
そんなに予定詰め込むなし、何の無駄な使命感で自分追い込んでるねん。
閑話休題です。(またこの必殺技か!)卑怯レビューに戻ります。忙しいから。←なら長文クソ(ピー)レビューなんか書くな。自分。
ロボさんがバイクで疾走するシーンは、かなり斬新でカッコよかったです。あのまんま、パイルダーオンして空飛んじゃわないかヒヤヒヤしましたけれど(笑)
でも、ちょっとバックステップすぎじゃね?ベースはスズキの隼かな?←そんなのドウデモイイ!
中盤から後半、そしてラストにかけての展開はテンポよく楽しめました。
悪党どもとの銃撃戦はかなり見ごたえありました。銃器マニアさん歓喜かも。
でも、暗闇じゃない方がよかったかな。せっかくの好シーンがかなり見づらかったです。
で、ラストの大決戦ですが、こちらは、さらに素晴らしかったです。ロボさん、やっぱりズタボロにされちゃうのね。
あの姿、返す返すも見るに忍びない。
パーフェクトロボとの対決はオリジナル以上に大迫力で描いてくれましたね。
ブラッシュアップやるじゃない。
奥さんとの邂逅が早かったのにも、このドラマを描くための理由があったのですね。
温故知新の『新解釈・ロボコップ』やるじゃない。
今作でもオムニ社のクソっぷり(ピー)は健在だったのですけれど、それ以上にマスコミがひでぇの何の!
善人博士がかわいそう。←えっ?違うの?だったら何観てきてん、自分!
ハッピーエンドなんかバッドエンドなんか、どっちやねん。
できればエンディングで、あの“ずーんずずーん♪ずーんずずーん♪ずーんずずーん♪ずーんずずーん♪ちゃららちゃーらー♪ちゃらららー♪”(わかってもらえますよね!)のオリジナルテーマを流してほしかったかな。
と!思いきや、最後の最後できっちり締めてくれましたね!意地悪するなし!
(最後の最後まで観ながら書いてるよ…卑怯ッッ!後出しジャンケンヨクナイ!)
結局、かなり酷評するはずが、結構イケてるロボさんでした。
ブリキ野郎とは言わせない。
こんな卑怯レビューはファック(ピー)で褒められたものじゃない。
こんなザマじゃ『:マーヴェリック』のレビューが思いやられる。
書くんか、自分?無駄な使命感抱くなし。
IMAXで、その上エクストリームだから
脳ミソかき乱されてストーリーを追えない自信しかないー!(• ε• ;ก)
良い
今さらですが見ました。
シルバーボディ→ブラックボディそしてシルバーボディに戻る意味想像してしびれた。
最後の「もう何も心配しなくていい」の一言で「サイボーグだろうがなんだろうがコイツはオヤジなんだ…」と感じました。
旧ロボコップはサイボーグだろうがなんだろうがマーフィーでしたが、今回はオヤジなんだなーって。
いいゲイリー・オールドマン
サミュエル・L・ジャクソンの司会によるニュース番組でテヘランのロボット使用状況の生中継が行われていた。米国ではドレイファス法によってロボット兵器の使用が禁止されていたのだが、それを廃案にしようとするタカ派!彼の番組映像はストーリーとともに随所に登場するが、ある意味過激な立場のキャスターなので、最後には反面教師として映る内容だ。
リメイクではあるが、マーフィが死んだと思っていたオリジナルとは違い、妻クララ(アニー・コーニッシュ)は天才医師ノートン(オールドマン)とインフォームド・コンセントを行っていた。しかも重体の緊急事態。夫がロボットになることを認めたのだ。やがて、マーフィは犯罪記録や町のビデオ映像などをインプットされ、脳はオーバーロード気味(笑)。おかげで人間の感情がだんだん無くなっていくのだった。
マーフィは妻子が面会を求めてくるのをかすかに察知し、自分が車ごと爆破された現場に戻り単独行動を起こす。やがて黒幕バロンを殺害、現場に残された指紋により、警察内部で手引きした警官をも射殺する。ロボコップは通信でいつでも操作できたが、警察内部の部長を射殺する寸前でセラーズが止める。マーフィーを殺し英雄化することで、ドレイファス法の廃案を狙ったのだ。
序盤では辻褄を合わせるかのごとく、中国にある工場で作られたロボコップ。さらに、セラーズの好みにより、シルバーの出で立ちからブラックにしたことも画期的。ゲイリー・オールドマンが意外といい人間であったことも驚きだった・・・
自然な流れ
前作のロボコップは少し気持ち悪いところがあったし
時代にも不自然さがあったけど、
今作はロボコップの導入から設備とか
自然な流れのように感じた
博士役がとても良かった
ロボコップやロボコップの家族の悩み
そして悪役がリアル
途中可愛そうで見ていられなかった‥
ご都合主義なストーリーではあったけど
時代に合わせたロボコップの世界観があった
最低のリメイク
最低です。
80年代には、サイボーグやアンドロイドをテーマにしたSF作品が多く作られましたが、その中でも人気を得て名作と呼ばれるようになった作品に共通していたのは、サイボーグやアンドロイドの定義が独自の発想で成り立っているという点でした。つまり「ブレードランナー」、「ターミネーター」、「攻殻機動隊」、そしてこの「ロボコップ」のように、ひとくちでサイボーグ、アンドロイドと言っても、その設定がそれぞれに、他の真似をしていない独自のSF設定を持っています。そしてその設定自体がストーリーを牽引する作風となっているため、作品としての個性と面白さを有していました。
本来のロボコップの場合、「大企業によるロボット警官開発計画において、A.I部分だけが開発できなかったため、優秀な人間の脳を部品として利用したサイボーグ」という独自の発想が必要不可欠な要素となります。そしてまたこの独自の発想そのものがストーリーとして機能しているSF映画でした。
しかしこのリメイク作では、そんな独自の発想の貴重さをないがしろにして設定を変えてしまっています。「脳に直結して動かせる義手、義足の技術が発達したため、全身サイボーグの人間を作る」という違う着想に変えてしまっているのです。こうなると、結果としてロボット警官が誕生するのは同じですが、SF作品としての質は全く保証されなくなってしまいます。
このような改悪は、リメイクの制作陣がより現代的にあり得そうな世界観設定を優先して考え、SF映画として最も大事な芯の部分を切り捨ててしまった事によります。いわゆるSF音痴の制作陣による悲劇と言っていいでしょう。
義手、義足の進化から全身サイボーグを作るという発想は「攻殻機動隊」の"全身擬体"という世界観設定のパクりになってしまうのです。本作リメイクの制作陣は、それがSF映画としていかにマヌケな事なのかすら、わかっていないのです。
何だかんだ時々観てますが・・
テーマ曲が健在なのと最後のED209との戦いは好きです♪ できればもっと内容はバイオレンスにしてほしかったかな~。 オリジナルのクラレンス一味のような印象に残る犯罪グループが欲しかったな~。 アクションができるアビー・コーニッシュがキャスティングされた時「よし! 絶対に相棒のルイス役だろう!」と思ったらまさかの奥さん役・・今回最大の配役ミスだと思いました・・美しさは堪能できましたが(笑) あ、家族に重点を置いた内容だから相棒ではなく奥さんがアビー・コーニッシュなのか・・いや、それでも相棒の警官として一緒に戦ってほしかった・・。 ラストに「君、名前は?」「マーフィー」みたいなやり取りもほしかったかなあ・・。
過去鑑賞
評判の宜しくない作品みたいですが、元の作品を大まかにしか覚えていなかったためか、自分は割りと楽しめました。
最初の作品から27年も経っているので、科学的に進歩しているために描写はよりリアルになっていますし、勿論、映像技術も格段に上がっていますので、それだけでも、こういった近未来のSF作品はリメイクする価値があるように思います。
元の作品ではロボコップを初めメカニカルデザインのセンスがかなり悪かった覚えがあるのですが、ロボコップのカラーリングが変わったり、バイクやその他のロボットも今時な感じに変わっていましたが、そのセンスは相変わらず微妙な感じで、やっぱりロボコップだと勝手に納得してしまいました(笑)
ジャンルとしてはSFアクション作品になるのかもしれませんが、娯楽要素を失わせる事無く、マーフィーやクララの心理的な葛藤や機械に命を委ねられるか?そしていつの時代も自分の事しか考えられない政治家と利益だけを追求する企業がのさばっているんだなぁ等、いろいろ考えさせられる作品でもありました。
脇を固めるゲーリー・オールドマン演じる博士やマイケル・キートン演じるCEO 、そして今ではヒーローものに欠かせなくなったwサミュエル・L ・ジャクソンの三人が良い感じに作品のアクセントになっていましたよね。
特にラストのノヴァックの演説とその後に流れるThe ClashのI Fought The Lawには思わずニヤリとしてしまいましたΨ( ̄∇ ̄)Ψ
そういえば汚職が警察にも蔓延しているという話が出てきましたが、日本では警官の汚職って少ないんですよね。
それが日本の警察が優秀だとも言われている一面ですし、ロボット程ではないですが人間でも可能だと思いますが、きっとこれは外国の方には理解出来ない事なんでしょうね。
将来的にはマーフィーのように、脳さえ生きていれば不自由なく生活出来る日が来るのだと思いますし、それをとても喜ばしく思える方もいらっしゃるかもしれませんが、何となく怖くもありますね((((;゜Д゜)))
良くも、悪くも
時代を逆行していると賛否両論ですが、個人的にはどこか懐かしい作品で昔ながらのヒーロー作品だと感じました。
序盤はテンポが悪く、ロボコップの成り立ちを描いた作品かと思いましたが
終盤の悪いテンポをかき消すかのような派手なアクションで気持ちよく最後まで観れました。
昔憧れたヒーローとは何なのか?教えてくれる作品です。
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