みんなで一緒に暮らしたら
劇場公開日:2012年11月3日
解説
パリ郊外を舞台に、人生の終わりをどのように過ごすかを考えはじめた5人の男女が共同生活をはじめたことから生まれるドラマを描く。アルベールとジャンヌ夫妻、ジャンとアニー夫妻、そしてひとり暮らしのクロードの5人は、昔から誕生日を一緒に祝ってきた友人同士。ある日、発作で倒れたクロードが強制的に老人ホームに入居させられそうになり、ジャンヌらはその事態を阻止するため、共同生活を始めることに。世話係にドイツ人の学生ディルクを雇い、ひとつ屋根の下で暮らしはじめるが……。ジェーン・フォンダが40年ぶりにフランス映画に出演を果たした。
2011年製作/96分/フランス・ドイツ合作
原題:Et si on vivait tous ensemble?
配給:セテラ・インターナショナル、スターサンズ
スタッフ・キャスト
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2021年5月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ジェーン・ホンダ期待で見たが自分にとっては難しい映画だった 40年前の恋愛が出てきてややこしくなった
それでも一緒に住み続けるのが理解不能 こういうのがフランス映画なのか?
老いるのはイヤだけけれど避けれない事実で、その辺はいろいろ考えさせられた
2020年5月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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とてもおもしろかった!
1人を除いて主な出演者がすべて70歳以上の「高齢者。」
いわゆるお年寄りなのですが、日本のお年寄りとはひとあじ違います。
いや、日本のお年寄りだって本来はさぞかし個性的なのだとは思いますが、少なくとも外面や体面を取り繕い内に隠し持っている。ところがこの映画のお年寄りたちは、ある意味子どものまま年を取ったところがあり、若いときからの個性や性格が変わっていない。むしろ悪いことやイケないことも大好きで、お年寄りらしい振る舞いをしない。劇中では「不良老人!」などと罵られている。
派手な舞台装置は何もないのに、次々と絡み合う登場人物の心情やストーリー展開、なにより役者が揃っていて一気にラストへ。ラストシーンでは、痴呆が始まっている1人が亡くなった妻を探して公園で呼び続けるシーン。友人たちはあえてそれを止めず、付き合ってあげる。介護施設ではありえない、そんな優しさ、友人に寄り添う姿にじーんときた。折に触れてまた観て噛み締めたくなる、スルメのような味わい深い映画でした。
2019年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
2017年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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長年馴れ合ってきた友人同士であっても、共同生活は楽じゃない!
楽しいことも、助かることもたくさんあろうが、自分が他人と一緒に住むなんて到底ムリなので、喚き立てるアンナの気持ちはよ〜くわかった。
それでも、最終的には、水漏れも、二股も、許しあえちゃう関係てうらやましいなと思ったり。
穏やか?なことばかりでもない共同生活の中で、太陽のような存在だったジャンヌが亡くなる。半ばボケた夫を残して。これまで通り、皆で楽しく過ごそうとしても、皆将来への不安を隠しきれない。
いなくなってしまったジャンヌを皆で呼び続けるラストで、その払拭されようのない想いが爆発したように見えた。
水色のコンバースを履きこなすアンナ、みたいな颯爽と生きる老人になりたい。しかしフランス人てほんとに、こんなにいくつになっても男、女なのかしら。