「松坂桃李さんがスターダムを駆けあがっていく中、樹木希林さんが見事にサポート役を果たした作品」ツナグ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
松坂桃李さんがスターダムを駆けあがっていく中、樹木希林さんが見事にサポート役を果たした作品
初主演、松坂桃李を取り囲む共演者の顔ぶれが凄い。この布陣を観るだけで当時の東宝の新たなスターを生み出そうという経営方針が分かる(貶していません)
桐谷美玲、橋本愛 という当時注目株の若手女優陣から遠藤憲一、本上まなみ、浅田美代子という安定した中堅実力派、登場シーンは少ないがベテラン、八千草薫、仲代達矢が脇を締める。
辻村深月さんの原作はベストセラーだったので、そこに映像をどう被せてくるかが楽しみだったが、平川監督が脚本デビュー作だったことと東宝の意向もあり、余り冒険をしなかったところが少し残念でもあった。
が、それを原作を尊重した映画と称賛した方も多かった記憶がある。
<2012年10月13日 劇場にて鑑賞>
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