そして父になるのレビュー・感想・評価
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結末がよくわからないまま見てたけど
どんなふうに進んでどんなふうに終わるんだろうってずっと観てたけど、結末はあーやっぱりそうなんだーって。それはそうだよねって思った。
血の繋がりとかは1つの考えっていうか、思い込みってゆうかそういうもので、でもいちばん大事なのは誰といたいとかどうしたいとか、そういうものなんだろうなって。
福山さんの役も、最初はすごく冷たくてなんだこの人って思ったけど最後はがんばってて、なんか応援したくなった。
そして父として考えさせられた
育てた子供か? 血のつながった子供か? どちらを選ぶのかっていうことよりも、父親とは何なのか?っていうことを、2児の父として考えさせられた。 後半の部屋の中でのキャンプとラストの育てた子供とのやりとりがたまらなくせつない。 腹を痛めていない分、子供との距離感が母親よりも遠いと感じていたものが、徐々にその距離感を縮めていくその過程に泣けた! まさにタイトル通り。 福山の演技が最初から最後にかけて変化していく様に惚れた。 そしてその福山に影響を与えたリリーフランキーにも好感が持てた。 もしこれを読んでるあなたが父親ならぜひ見てほしい。
『そして父になる』
もう泣いちゃうね。子供に教えられ子供に育てられて父親やってる俺には刺さっては響く映画でした。 全体的には真木ようこ、調べたら流石の無名塾で納得した。 尾野真千子の電車の中のシーン、朝ご飯食べよっかのセリフ、母親と嫁の強さと優しさがどこまでも沁みた。名作だ。
「なる」んですよね。
いい映画でした。 原作との違い等で話題に上がったりしまいたが、映画観て、もともと原作というものはなかったのでは?と思いました。 あくまで参考文献にしたまでという事。 原作と言われる「ねじれた絆」は、事実をドキュメンタリーしたもの。 それを参考に作っていますが、それは映画を作るにベース・背景にするにあたってであって、この作品は「取り違え」をテーマにしたものではなく、「父親」というものがどういうものなのかをテーマにしたものではないでしょうか。 母親と違い、痛い思いをしないで「親」になる父親。 しかし、本当の意味で父親になるということを、普通なら考えないのを、「取り違え」られた事によって、つきつけられた父親の話だと感じました。 福山雅治さん、いいですね!
本当の「親になる」。とは
子供を取り違えられた事を6年後に知り、そこからその両親のもがき苦しむ感情に焦点が当てられて物語は進んで行ったという流れ。 一緒に過ごした6年を取るか、血を取るか。 最大の決断のようにも見えるが、私は何の迷いもなく、育ててきた子の側に居させて欲しい。という選択を取るかな。 大事な事はいっつも単純で、見た目とか、持ってるものとか、そんなんじゃない。 子供から見たら、誰よりも自分に時間を割いてくれた両親が紛れもなく両親だし。 親から見てもそれは変わらない。「生まれてきてくれて、ありがとう。」子供ができたら、いっつも感謝できる人でなきゃいけない気がする。 仕事とかじゃない、自分がやりたいこととか、そういうことに目を奪われると、当たり前のことが見えなくなる。 私の両親は、子供が大好きで、あーしろこーしろ。なんて、言われたこともなかった。 健康でいてくれれば、その言葉と笑顔は、絶対に恩返しをさせてください。。と、心揺さぶられるものだった。 この映画を通して、自分は本当に幸せだったんだな。と思い知らされる。 なりたい自分、やっぱり、自分の尊敬する父のような人になりたいです。 甥っ子が遊んでくれると、その才能はあるみたいだし。 富、名声、力。そんなものいらない。って、笑顔で言える大人になりたい。 自分の思いを再確認させてくれた映画でした。
まさに「父になる」主人公
「そして父になる」というタイトル通りの作品。 「取り違え」によって血の繋がってない子供を育てていた事が分かった2組の親子。「親子とは」を大テーマにしておきながら、実は、エリートで“勝ち組”の主人公が、父親として人間的に成長していく姿を描く。 筆者自身、血の繋がっていない子どもを、自分の子どもとして育てたが、実は、「血の繋がり」を気にするのは、当の親子以外の人達だ。親の親族(両親を含む)や、周囲の知人・友人達は、必要以上に血の繋がりを気にするし、実際に「血が繋がっていないのに親子関係は大丈夫なのか?」と心配をする。あまり関係性のない他人に至っては、「血が繋がってない」と知ると、親子関係に苦労があると思い込んだり、「聞いてはいけないタブー」を耳にしてしまったように感じる人もいるようだ。いずれも、勝手な思い込みでしかない。 親子関係にとって、あるいは「子育て」にとって、血が繋がっているかどうかなどは、それほど関係がない。「親子の時間」には、もっと日々の生活に向き合わなければならない事が多い。 そういう意味で、「取り違えを通して親子関係を見つめる」という映画かと思って、あえて映画館で見ようと思わなかった。 しかし、テレビ放送で作品を見てから、それほど上っ面の作品ではなく、もっと丁寧に人間の成長を描いている事を認識した。福山雅治をキャスティングしたのも、すごく役柄に合っている。さすが是枝監督というところだろう。映画館で見ておけば良かったと思う。
愛情を確かめよう
当たり前に思うかもしれない親と子の愛情。それを改めて考える。福山雅治のエリートビジネスマンが愛情の問題に直面し徐々にであるが解決に向かう。取り違えるのは子供であり、同時に自身の身勝手な愛情かもしれないのである。ピアノ伴奏が心の奥深い情感に響く。
腑に落ちん
すごく好きな映画だけど、単純にリリーフランキーが良いパパで、福山が良くないパパみたいな描き方が腑に落ちないんだよなー。
リリーがもっと福山に劣等感を持ってくれたりしたら正当に見れる気がするんだけど。
もっと正当にパパの対比を表現したらこのストーリーはどうなんだろーと考えさせられました。
難しいなぁ。
自分には子供がいないが、急に同じシチュエーションになったら、どうするだろう。自分の子として育ててきた子供を選択したいという気持ちと、外見的に似なくなってくるのを見ることに対する不安が入り混じる。 自分自身も、歳を重ねると、父や母に似てきたなぁと感じる部分もあるし、けいたやりゅうせいもいつか、感じる時期があるはず。 その時の子供の気持ちを考えると、本当の親と一緒にいる方がいいのかもしれないし。 正解はないんだろうなぁ。
どちらを選択しても悲しい・・
題名そのまんま・・・ww 2家族の悲劇という話より2家族の親のあり方生活の違い 福山が苦悩しだんだん父親になっていく過程を描いています 育った環境、生活レベル習慣、親の価値観しつけにより そこで育った子供の性格は全然違うものがある それぞれ違った環境にいたもの同士が一緒に暮らすこと・・ それは並大抵の事ではない。 それをなんの疑いも無く6年間育ててきた子供が自分の子供じゃなかった・・ 血がつながらない方を手放し本当の子供と取り替えてみる・・ 私にはそんなすぐ取替えて生活し始めるなんて事が 実際にできるのか・・と思った たとえ血がつながってなくとも 一緒に生活した日々の生活は血のつがりとは 関係ない計り知れないものがあるはず・・ 福山が離れてから子供が撮影した写真にきずいた時のシーンは ぐっときました。 この取り違えによる悲劇は どちらを選択したにせよ正解なんてないんだろう。 え?これで終わり・・・? ってなんか かなり中途半端そんな終わり方です
父の成長、空気感、子役も良い
福山演ずる父親の、子供を取り違えた事で起こる様々な事柄を通しての成長。 空気感・カメラワーク・浮遊するようなピアノの音、好みでした。 子役の演技も良かった。 ただ、子供を取り違った両家族が相対的な表現すぎて、 相対的な幸せって。。。幸せは自分の心次第だと思うし人それぞれだとは思うけれど、 ちょっと考えてしまいました。 淡々としていて、優しい空気感があり、心に響く言葉もあって良かったです。
難しいです。
ラストの終わり方がしっかり終わるというよりは、まだ続くみたいな感じで終わって行くので、少し難しかったです。
賞などをたくさん受賞しているだけのレベルの高さはあると感じました。
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