「スパイダーマンって、クモだって知ってた?」そして父になる shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイダーマンって、クモだって知ってた?
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映画「そして父になる」(是枝裕和監督)から。
子どもの取り違え事故をテーマにしながらも、
どこにでもいる「父・子」のコミュニケーション、
その難しさを感じながら、メモを振り返った。
物語の前半とラスト、2度に渡って登場したフレーズ、
「スパイダーマンって、クモだって知ってた?」
息子の知らないことを教えてあげるのも、父親の役割。
さらに、息子が自慢げに話すことに、へぇ~と
驚いてあげることも、父親の役割、と教えてもらった。
「もちろん知ってたよ」と大人の会話をするのではなく、
「ううん・・初めて知った」と答えてあげることが、
子どもの好奇心をくすぐることになるし、
パパの知らなかったことを、自分が教えてあげたという
ちょっとした自慢から、子どもは自信がついていく。
だが、子どもとの時間を最優先する父親は羨ましいけれど、
実際は、仕事を最優先しなければならないのも現実。
だからこそ、些細な会話で子どもとの関係を保つ努力は、
こういった何気ない気遣いが必要になるのだろうな。
もっと早く知りたかったなぁ、こういうことって。(汗)
P.S.
子どもが弾くピアノ曲「チューリップ」がキーワード。
「どの花みてもきれいだな」が、子育ての基本だものなぁ。
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