「正解が無いことが正解なのかも?」そして父になる しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
正解が無いことが正解なのかも?
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"土曜プレミアム" で2回目の鑑賞(特別編集版)。
ノベライズは未読。
誰にでも訪れる人生の岐路における選択の場面で下さなければいけない答えには、正解なんてものは端から存在しない。
もしも決断して選んだ道が間違った方向へ導くルートだったとしても、また考え直して新たに選択し直せばそれでいい。
節目節目で考えて、考え抜いた末に選択し決断することが、人間の行動としての正解なのかもしれないと思いました。
血の繋がりか過ごした時間か。究極の二者択一を突きつけられた良多(福山雅治)は苦悩の末に後者を選択しました。
その選択も、あくまでも良多が自分なりに考えて下した決断でしかなく、決して正解などではないのかもしれない。
それからの親子の様子を描かなかった辺りに、是枝監督自身そのことを伝えたかったのではないかなと思いました。
※修正(2024/04/09)
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