I AM. SMTOWN LIVE WORLD TOUR IN MADISON SQUARE GARDEN

　コンサート中心のドキュメンタリーかと思っていたら、序盤は自己紹介とメンバーの子供の頃の過去映像ばかり。これじゃ、韓流ファン女性向け映画と言われてもしょうがない。少女時代の自己紹介のときはワクワクしたのに男性グループが登場すると早回ししたくなった・・・

　それにしてもニューヨークの観客やファンの映像を見るにつれ、日本の音楽業界（アイドル部門に限ってもいいが）はすでに遅れをとっていると痛感。アメリカ人のファンは確実に存在しているし、そこに日本の姿は感じられない！しかも、韓流おばちゃんのようなファン層ではなく、はっきりとネット世代の若者が見て取れるのだ。K-POP恐るべしだ！

　映画としてはともかく、現在のポップシーンは韓流にリードされていることがわかる一品。観ながら思うことは、J-POPの歌手の中で海外でも通用しそうな者が非常に少ないこと。日本の音楽シーンをダメにしたのはAKBの系統に代表される学芸会の延長線のような音楽だろう。韓流歌手はデビューの前に何年もの過酷なレッスンを受けてるというのに・・・

好もしくおもわない人も世の中にはいるんだろうが、間違いなく彼らは、すごいトレーニングをつんで、芸達者で、観客を楽しませてくれるんだよね。
ライブに行きたいライブ！