横道世之介のレビュー・感想・評価
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ほっこり
1980年代が舞台。
髪型、服装、色味。
そしてまたそれらを包むように
ひと昔前の景色が、懐かしさを彷彿させる。
携帯がない時代。
当たり前に公衆電話から電話をかける。
この作品の見所は、ワンシーンがとってもゆっくりで長いこと。習慣も違うのでほっこりもさせてくれる。
現在と過去が微妙な速度でいったり来たりするので、予めそのことだけでも知っておくと見やすいと思います。
世之介に関わった人たちが、それぞれの場所で過去を思い出していく。自然にだったり、ある言葉だったり、ある物だったり、きっかけはそこらじゅうにあってそんなひとつのひとつの思い出が、絶妙な、そしてごく自然なタイミングによって繰り広げられる。
現在と過去。
きっと色褪せることのない世之介との思い出。
この作品を通して、あなたも誰かとの思い出を思い出すかもしれない。
これはいい映画だ(^o^)v好きだ。 話としてはなんてことない。 ...
これはいい映画だ(^o^)v好きだ。 話としてはなんてことない。 学生時代に横道世之介と出会った人々のその当時のな んてことないエピソードと、十数年後にふとしたこと で横道世之介を思い出す彼らの話。 ほんとになんてことない。 全然あり触れたエピソードばかり。 もちろん付き合った彼女とはそれなりに山場にはなっ ているだろうけど、でも、別段特筆することもない。 そういったエピソードの合間に十数年後に思い出すか つての友人たちのエピソードが入り込む。 その思い出し方が、いい。 思い出したからって、今の彼らが何か変わることもな く、そんなヤツがいたなって程度の思い出し方。 彼らは学生時代に知り合った横道世之介とはその後も 親密な付き合いをしているわけでもなく。 彼らは彼らの生き方をしている。 そこに、そう言えば当時… という程度の思い出し方。 それがまた、さもありなんというリアリティー。 容易に自分を重ねてみることができる。 懐かしさを感じさせる。 女性陣にはそこに、あるファクターが絡まり、思い出 す意味合いも変わってくる。 それが後半になるまでわからない。 それを知ってからも基本線は変わりなく、きちんと最 後まで仕上げてくれました。 原作も読んでみたい
あっという間
●不思議な作品。
ほっこり
こんな子いたいた。
ちょっと笑って、ちょっと幸せ、そしてちょっと切ない
映画館で観て、始めの1時間は、どうやって終わるんだろうと思いながら観ていました。
しかし次第に引き込まれて、気づくと世之介という愛すべきキャラクターのファンに。
DVDを買って繰返し見ています。
現代にも世之介みたいな人がいるのかな、いてほしいなと思う。
世之介は高良健吾以外は有り得ない。素晴らしい演技でした。
世之介さ〜ん!
憎めないタイプ
良かった。
今更だけど
横道世之介が大好き
和み系
ちょっと切ない話なはずなのに何故か笑っちゃう、普通以上に普通な青年のお話でしたが、まあさすがに160分は少々長すぎた印象ですが、でも面白かったなぁ~。
劇中でも綾野剛が演じた加藤が語っていた通り、確かにこんな子と青春時代を過ごせたならば、何か得した気分になっちゃうかも。
見るからにダサダサだけど、底抜けに明るく、何の計算もない超が付くいい人、でも空気読めなさ具合も半端じゃないのが玉に瑕、しかしそれでも憎めないのが横道世之介その人でしたね。
関わった人に少なからず良い影響を与えてしまう、そんな世之介の和み系キャラは、本当に魅力的でした。
大人になれば、現実に追われ学生時代の友人のことなんて何かのきっかけでもなければ思い出すことはまずないですが(今でも付き合いがあればまた別ですが)、この映画を見たら、ふと学生時代の頃を思い出すこと間違いなしでしょう!
私にはさすがにこんな世之介のような友人はいませんでしたが、でもあの頃がやっぱり一番楽しかったですね。
しかし世之介を演じた高良健吾のダサダサお人好しな普通具合は、お見事の一言。
世之介の彼女役を演じた吉高由里子との息もピッタリで、まさにお似合いの二人でしたね、天然過ぎて本当に微笑ましかったです。
池松壮亮や綾野剛や伊藤歩と言った世之介の影響を受けたメンバーも超豪華、何気ない話なんだけど、彼らの演技や沖田監督独特の演出によって、とても見応えのある作品に仕上がっていたと思いました。
甘酸っぱい記憶
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