横道世之介のレビュー・感想・評価
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ちょっと笑って、ちょっと幸せ、そしてちょっと切ない
映画館で観て、始めの1時間は、どうやって終わるんだろうと思いながら観ていました。
しかし次第に引き込まれて、気づくと世之介という愛すべきキャラクターのファンに。
DVDを買って繰返し見ています。
現代にも世之介みたいな人がいるのかな、いてほしいなと思う。
世之介は高良健吾以外は有り得ない。素晴らしい演技でした。
世之介さ〜ん!
憎めないタイプ
良かった。
今更だけど
横道世之介が大好き
見ていて思わず微笑んでしまう映画
世之介のキャラが、なんだか少し旦那と似てる気がして後半になるにつれて、どんどん世之介の事をなんだか愛おしく感じました。空気は読めないところもあるけど、人の事を簡単に信用するし、自分の食べているスイカを友達にあげる時に大きい方をあげたり、撮った写真を最初に見せると約束をちゃんと覚えていたり、そんな世之介が好きです。ふと思い出したときに、みんなが笑顔になっちゃうようなそんな人になるのは難しいですが、私もそんな人生歩めたらいいな。と思いながら見てました。キャストも個人的に、大好きな人ばかりでよかったです。
和み系
ちょっと切ない話なはずなのに何故か笑っちゃう、普通以上に普通な青年のお話でしたが、まあさすがに160分は少々長すぎた印象ですが、でも面白かったなぁ~。
劇中でも綾野剛が演じた加藤が語っていた通り、確かにこんな子と青春時代を過ごせたならば、何か得した気分になっちゃうかも。
見るからにダサダサだけど、底抜けに明るく、何の計算もない超が付くいい人、でも空気読めなさ具合も半端じゃないのが玉に瑕、しかしそれでも憎めないのが横道世之介その人でしたね。
関わった人に少なからず良い影響を与えてしまう、そんな世之介の和み系キャラは、本当に魅力的でした。
大人になれば、現実に追われ学生時代の友人のことなんて何かのきっかけでもなければ思い出すことはまずないですが(今でも付き合いがあればまた別ですが)、この映画を見たら、ふと学生時代の頃を思い出すこと間違いなしでしょう!
私にはさすがにこんな世之介のような友人はいませんでしたが、でもあの頃がやっぱり一番楽しかったですね。
しかし世之介を演じた高良健吾のダサダサお人好しな普通具合は、お見事の一言。
世之介の彼女役を演じた吉高由里子との息もピッタリで、まさにお似合いの二人でしたね、天然過ぎて本当に微笑ましかったです。
池松壮亮や綾野剛や伊藤歩と言った世之介の影響を受けたメンバーも超豪華、何気ない話なんだけど、彼らの演技や沖田監督独特の演出によって、とても見応えのある作品に仕上がっていたと思いました。
甘酸っぱい記憶
普通だけど
普通の大学生の普通にありそうな話。結局主人公は亡くなってしまうけど、亡くなるシーンを描かず、ラジオで少し流れるだけというのが、悲しみを誘わなくていい感じ。関係者がしばらくたって彼のことを思い出すというパターンはなかなか良く、主人公もいい人なのもあって、観おわって清々しい気持ちになれた。
間延び。長い割に何も伝わってこない
うーむ、他の人のレビューを見るとけっこう評価が高くていささか困惑しているんだけれど、全然いいと思わなかった。
テレビで見たから、CMの時間を合わせると合計3時間半くらい。
ロード・オブ・ザ・リングも本編だけでそのくらいで、大好きなシリーズだけどいい加減長すぎて飽きたのを思い出した。
この作品はもっと飽きた。
横道世之介という、ちょっと変わった、根っからのいい青年が、その正直さとスレていなさで周りの人間を巻き込んで自身も一緒に成長していく、というハートウォーミングなストーリーなんだろうな、というのはなんとなく伝わってきたのだけれど、どの人との関わりも浅く広く感が拭えずに中途半端で、世之介の人柄(だって、「映画にするほど」なんだよね?)があんまり伝わってこなかった。
しかも突然呆気なく死んじゃうし、その死がもたらす悲哀が全然伝わってこなかった。
「みんなに愛されていた」という人物を描いた映画なら、もう少し何かあっても良かったんじゃないのかなぁ。
というかそもそも、昔は仲が良かったけれど今は世之介と全然関わっていない、という人物が多すぎて(「あいつは今何をしているのかなぁ」とか)、単なる昔の友人たちによる想い出の回想に過ぎない印象。
井浦様もちょっとしか出ていないし、まぁそれは内容とは関係ないとしても、全体的にざーんねん。
ほんわかノスタルジー
今まで見なかった事を後悔。
みた後、しばらくは幸せの余韻が続き
ノスタルジーを感じるそんな作品でした。
結構、大勢の方がレビューされていてあまり
書く事が無いのだけれどもひとつだけ思った事。
一年程前に「ニシノユキヒコの恋と冒険」と
言う作品をみたのですが何となく共通点が
多くあり同じくほんわかとなる作品でした。
時代や主人公のキャラは全然違うのですが
クスッと笑えて、回想シーンがストーリーを
ぐっといい出来に仕上げています。
主人公が死んじゃう所も同じだし。
監督も原作者も全然違うのですが不思議。
両作品、興味ある方はご覧になって下さい。
ほんわか相乗効果間違いなし!
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