ラストスタンドのレビュー・感想・評価
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ジジィだからってナメんじゃねぇ!
サンテレビ「シネマスタジアム」で鑑賞。
これぞシュワちゃんの映画。しかし、興行的には大失敗したそうです。なんとも残念でなりません。こんなに面白いのになぁ…。確かに目新しさは無い。しかしこれがいいのだ。
奇策を持って小が大に立ち向かう。まさに王道。そこに稀代のアクション・スターが放つ魅力が合わさった時、唯一無二の化学反応が。どことなく漂う古き良き西部劇の香りも良い。
だからと言って、全く昔のまんまとはいかず。体が思うように動かず、「年かな」なんて言いながら戦うシュワちゃんに、ちょっぴり漂う哀愁がなかなかに切なかったです。
でも、アクション・スターとしての誇りは決して錆びついてはいなかった。クライマックスの肉弾戦はプロレス技が炸裂したり、キレのあるアクションを披露してくれました。
※修正(2023/11/04)
FBIより優秀な田舎の保安官たち(笑)
この作品がシュワちゃんの知事職を辞して最初の主演作品なんですね。他の主演作品と比較すると温和な表情とか人間味のあるシュワ氏が見れたいい作品でした。老人たちの危機感のなさに、面食らうシュワ氏がかわいかった(笑)
ソマートンの保安官たちは、個性的なキャラクターで、人数も少なく、頼りないメンバーながらも、頑張って、自分たちの町を守ろうとする姿はいじらしく、カッコよかった。ただ、いざ戦い出したら、めっちゃ、強いやん!?ちょっとご都合主義だったかな。
トーマスファミリーとの戦闘のシーンは、銃撃や爆発、炎上の迫力もさることながら、少ない人数でなんとか工夫をして戦う姿が◎。逆に、コルテスとの戦いが、ちょっとしたカーチェイスと橋の上での殴り合いだけになったのが、ちょっと盛り下がって、尻すぼみな感じてした。
そして、一番の問題点は、FBIの超絶無能っぷり・・。シュワ氏を目立たせるためとは言え、あまりにも無能にすぎるでしょ。途中からだんだん腹立ってくるレベルでした。
全体的には、シュワ氏のシュワ氏によるシュワ氏のための作品って感じですね。まあ、面白かったからいいんですけどね。
シュワちゃん大活躍
シュワちゃん67才かよ、恐ろしいな。70才近いのにあれだけ動けるのすごいな。まだまだ現役でアクション頑張ってほしい。あんな保安官が町におったら、事件なんか起きそうにない。FBIは全然いいとこなかったから、余計にシュワちゃんが目立っていた。
I'm back!!
コンセプトはいいが、流れがいまいち。
歳をとったけどシュワちゃんの久々アクションはかっこよかったです!
寂れた街でのガンアクション、壮大な畑でのカーチェイス。なかなか面白かったです!
この調子でシュワちゃん頑張れるのであれば頑張ってほしいです!
ロサンゼルスだったら死んでた
いいですねー分かりやすくて。
敵はスタイリッシュで味方はもっさり。
こういうの好きですよ。
あんだけ銃バンバンぶっぱなしたり最新型のスポーツカーも出てきてるのに、最後は一対一の肉弾戦で締めるっていうのも良い。
あれたぶん主人公がロスの刑事だったら殺してますね(笑)
ジョニー・ノックスヴィルが電柱から落ちるとこは「ジャッカス」っぽくて好きです。ノースタントだったら面白いですね。
田舎の町長はあんないい車乗れるんですね。マジうらやま。
銃撃戦、肉弾戦、カーチェイス、爆破とアクション映画らしい要素が詰め込まれてて普通に楽しめました。
欲を言えばクライマックスの襲撃が意外とあっさり終わった気がするので、町中に罠を仕掛けるみたいな頭脳戦を展開して、もうちょっとアクションを長くしてほしかったですね。
しかしアクションスター・シュワちゃん復帰作としては、なかなか良い作品だったと思います。
オヤジ万歳
アクションと言えばシュワちゃんという世代には泣ける映画ですね。
見る方もいい年になっているのでシュワちゃんみたいなオヤジになりたいと思いました。
映画は先週250人クラスの部屋で見たんですが今週になって100人ちょいの小部屋で上映されています。
シュワちゃん世代は見に来ないのか?
皆で見に来てシュワちゃんを応援しましょう!!
オヤジ頑張れ!
頑張れ僕らのヒーロー。
変態と老体の砦。
待ちに待った(早くしないと永久に観れなくなったらイヤだし)
シュワちゃん完全主演復帰第一作。
予告を観る限り…えぇ~!もうヤバいんでないの?なんていう
心配を予期させる動きも見せていたけど、まぁ期待通りの内容。
確かに寄る年波に勝てず、必死で老体に鞭打って動いてるのが
明らかに分かるけれど、それでも'80年代の彼らしく頑張ってる。
物語はありきたり、演出も古臭い、音楽は^^;まぁいいとして、
シュワちゃん復帰をとりあえず祝いましょうよ!的なお披露目。
とはいえ、銃器でバンバン!肉弾戦もガンガン!どう考えても
トレーニング期間も短かっただろうし(戻るのに時間かかるしね)
撮影中は怪我もしたそうだから、CG多用は致し方ない…。
かつての勇姿(私は今の顔も好きだけどな)を彷彿とさせながら、
もうあと何年で70歳だよね、、を感じさせる老境の極み。
スタローンとはまったく違うイメージだけど、どちらもこうして
映画界に残って頑張ってくれているだけでも嬉しい限りなのだ。
一応シュワちゃんが目立ってればいいんじゃない?的な作品で、
それなりに脇も豪華に取り揃えられており、といって特に目立った
活躍もせず^^;…というご愛嬌の中、麻薬王コルテスが、ZR1で
他車をかわす走りの華麗なこと!悪いけど主役は車の方では?
特に後半、モロコシ畑で(物語的にはどうでもいい)激走する二台、
シボレーコルベットZR1とカマロZL1、あぁ~高級車が高級車がぁ~
と心で叫びながら、ここではかなり楽しんでしまった。
そもそも冒頭で、町長があんなところに車を停めちゃうあたりから、
誰かが乗ってボロボロになることは、も~見え見え^^;
シュワちゃんがヨロヨロと頑張る傍ら、美しい見せ場は彼ら車が
すべて担ってくれている。いや~、ホント素敵、華麗だった。
そして出てくる銃器の数々。
担うは、あーあー出ちゃったよ、この人。J・ノックスヴィル(爆)
出身地がノックスヴィルだからって、芸名までノックスヴィル。
あのジャッカスシリーズで有名な御方ですね~怖いもんなしの~。
私どうしてもこの人を観ると、BTTFのドクを連想してしまうのだ^^;
(あのギョロっとしたお目目と発明スタント家の一面などからして)
この人が、ここでおバカな検証を行わないはずがない。
今作でも冒頭からバカ連発、ラストスタンドのメンバーに加わって
からは武器オタクの意地を見せ、華麗とは程遠い笑いの場を作る。
シュワちゃん、数々の見せ場に救われること多し!
しかし最後の橋の上での肉弾戦、やはりここで魅せないと!という
シュワちゃんの熱意が炸裂、殺さずに逮捕。国境は越えさせず。の
正義感をしっかりと見せつけ、ラストも余裕尺尺で演じきっている。
(今やハリウッドは、変態と老体で保たれている?美形達も頑張れ~)
「今」のシュワルツェネッガーを楽しもう!!
つい先程、作品を見終わりました。
まず最初に「シュワちゃんお帰りなさい!」と言わせてもらいます。
私も小さい頃からシュワちゃん映画を見て、彼のファンになった1人です。
T3を最後にスクリーンから去ってしまった彼の復活を心待ちにしていた方も少なくないはず。
さて、そんな彼が見事にハリウッドへ返り咲いた記念すべき今作が「ラストスタンド」
さて作品についてですが、映画が始まり気持ちが昂る私の目に入ったのは現在65歳となった彼の姿。顔にしわができ、皮膚のたるみもちょっと目立つ彼は田舎にあるカフェでコーヒーを1杯頼み、ブレイクタイム。
「ビッグオムレツは勘弁してくれよ」と店主に言いつつ「こんな腹じゃな」と自分のお腹をポンっと1叩きし談笑するシュワちゃんの姿を見た瞬間、正直私は安心しました。
「ああ、シュワちゃんは今の自分をちゃんと受け入れてるんだな」と。
シュワちゃんと言えば、皆さんもご存じの通り数々の名作があり、鋼のような肉体にあらゆる武器を使い、敵を1人でなぎ倒していくイメージが定着しており、このイメージは「今」のシュワちゃんにとって大きなプレッシャーになっているのではないかと私は心配でした。
しかし敵と戦う時の彼の顔は今も昔も変わりません。今までにない、年齢を感じさせ優しく穏やかな表情を見せてたかと思えば、いざ戦闘モードに入ると今まで私たちが見てきたシュワちゃんの顔が。
そんな表情でショットガンをぶっ放す姿は感無量。そうそう私はこれが見たかったんです。いくつ年齢を重ねようが、皆が見たいシュワちゃんはこうでなくっちゃ!と思いました。
その後も劇中様々な戦いを見せてくれるシュワちゃんですが、やはりラストの肉弾戦は見ものですよ!何処かの格闘技の試合を見ているような感覚になりますから。
まだ書きたいことも多くありますが、長々なってしまうのでこの辺で。
昔は容赦なく数々の敵を倒してきたヒーローも今は大分、角が取れ、歳を重ねたシュワちゃんだからこそ演じられる作品がここにあります。
是非、劇場へ足を運んでみて下さい。
My honor is not for sale!
「ターミネーター」などのシュワちゃん映画を楽しませてもらった人達には、彼の久し振りの本格的復帰作となれば、自然と期待値はグ~ンと上昇する。
私も期待する一方で、同時に正直シュワちゃんも、そろそろ疲れている感じだし、もうアクションはどうか?と心配もした。
何故なら「エクスペンダブルズ2」のシュワちゃんは、オールド・アクションヒーロー同窓会の中にあっては、遠慮気味で出番が余りにもささやかだったからだ。
それはもうアクションから転向して違うキャラを演じていかないと駄目だよと言うサインなのかと本当に心配もした。
返って昔のカッコイイその時のイメージまで崩れると残念でならないからね。
しかし、そんな私の取り越し苦労をよそに、シュワちゃんは再び本作で楽しい映画を魅せてくれました。
実際に観てみると、これがオーソドックスでシンプル、単純そのもので何のヒネリも無いのだが、それでいて実に面白い。娯楽作品の定番をアクションを走り続けます
だから「シュワちゃんって、そんな親父誰?何者?」と頭を傾ける若い映画ファンの人達にも、きっとこの映画は楽しんでもらえる事間違いない!と思えました。
そしてこの映画を観ていると、確かに何処かで観た様な安心感がする。でも何故か想い出せないまま映画は終了した。
エンドロールで再び題名が出た時「あれ?これは?」ああそうだったのかとようやく納得する事が出来たのだ。
それこそは、世界の黒澤明監督作品「用人棒」のハリウッド版リメイク「ラストマン・スタンディング」なのだ。これはブルース・ウィルスが主演で制作されていた。
本作は、このウエスタンを現代で再現したのだ。
「ラストスタンド」と言う題名だと、シュワちゃんのこれは正に最後のアクション映画か、はたまた、引退映画になるのかと私が勝手に早合点したのだ。
「ラストマン・スタンディング」→「ラストスタンド」なるほど、だから観た様な気がしたのだ。
そして、この映画はアクション映画であると同時に、コメディー映画の要素もたっぷり盛り込まれている、正にアクションコメディーなのだった。
ZR1と言う時速400キロで走行するカーアクションは観ているだけで、面白い!
トム・クルーズが魅せてくれるカーアクションなどはいつも洗練された都会でのアクションなのだが、こちらは如何にも荒野の果てと言う、アメリカ大陸の広さ、同じ国でも地方の片田舎の風合い色を巧く活かした作風が面白味を倍増させてくれている。
そして本当にラストシーンは、シュワちゃんでなければ、出来ないシーンが用意されているのも嬉しい!アクションを楽しみ、笑って、そしてホロッとさせられて、映画の楽しい要素をギュッと詰め込んだ娯楽作品の誕生だ。今は亡き淀川長治氏が観たら泣いて喜びそうな映画だ。GW何を観るか迷ったら、是非この作品で決めてみてはどうかな?
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