「アクション出来ないのなら、出来ないなりの・・・」プラチナデータ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
アクション出来ないのなら、出来ないなりの・・・
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国民のDNAが全て管理されてしまう近未来。そのシステムを構築した責任者が罠に嵌り、無実を証明する為に奔走する物語。
東野圭吾原作のサスペンスを、二宮和也主演で映画化。
無実の罪で逃げ回る主人公、冷徹に追い詰めるシステムの不気味さ。システムや主人公の秘密、真犯人の存在など、流石に良く出来ていました。
ただ、少し中だるみ感はありました。主人公は2度、警察の追跡を振り切りますが、2度も必要なかったように思います。主人公が特別アクションが出来る設定ではないので、無理やり感を感じました。
寧ろ、システムを掻い潜る工夫や努力の方に重きを置いた方が、より緊迫感が出たように感じました。
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