エージェント・マロリー

劇場公開日:

エージェント・マロリー

解説

「トラフィック」「オーシャンズ11」のスティーブン・ソダーバーグ監督が、全米女子格闘技界でトップクラスの人気・実力を誇る女性格闘家ジーナ・カラーノを主演に迎えて描くスパイアクション。スパイ業界にその名を轟かせるエージェント、マロリー・ケインは、何者かに殺人の濡れ衣を着せられ、国際的な指名手配犯に仕立て上げられてしまう。疑惑を晴らすため孤軍奮闘するマロリーは、やがて驚きの真実に直面する。ユアン・マクレガー、マイケル・ファスベンダー、マイケル・ダグラス、アントニオ・バンデラス、チャニング・テイタムら豪華男優陣が共演。

2012年製作/93分/G/アメリカ
原題または英題:Haywire
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2012年9月28日

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映画レビュー

3.5つくづく、男って…

2012年9月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

はっきり言って、大作ではない。二本立てなら、ラスト一本割引されないほう。朝一番に掛からないほう。レコードで言えば、B面。でも、出会うとほくほくと得した気分になること受け合い。「小気味良さ」とはこういうこと、と鮮やかに魅せてくれる93分だ。 原題『Hayware』は、1.干し草を束ねる針金、2.興奮、混乱、狂乱。あの邦画以上に「ひっちゃかめっちゃか」に展開する。雇われスパイ稼業から足抜けするマロリーに仕掛けられる、幾重もの罠。『トラフィック』『コンテイジョン』同様、舞台ごとにグレー、ブルー、イエロー…と色調が変わり、マロリーの活躍も八面六臂だ。逃げ、攻め、潜み、仕掛ける。 一方、対する男たちは概して精彩を欠く。主役級の俳優がズラリと揃っているのに、マロリー一人にかなわない。まあ、それでよいのだ。新しい恋人も、かつての恋人も、「なぜこんな男に、あのマロリーが?」と首をかしげたくなるが、そこは突っ込んではいけない。所詮は、マロリーの引き立て役なのだから。「絶対領域」の父親は別格として、唯一キラリと光るのは、ダイナーに居合わせたばかりに巻き込まれ、マロリーの逃避行に同行するはめになるメガネのにーちゃん。肩肘張らずカッコつけず、ひたすら慌てふためいているところがかえっていい。誠実ささえ感じさせる。続編を作るなら、ぜひ再登場願いたいところだ。世の中の男性諸氏も、半端なやせ我慢や背伸びより、全力で慌てふためくほうが好感が得られるらしい、と記憶にとどめておくとよいと思う。 ダメッぷりを競い合う悪役男優陣の中で、頭ひとつ出ていたのは、今が旬のマイケル・ファスビンダー。『プロメテウス』でのアンドロイド同様、どこか得体が知れず、おまぬけなのか切れ者なのか、と観る者の予想の振り子を大きく揺り動かし、楽しませてくれる。『ジェーン・エア』も彼あっての作品だった。今後にますます期待が掛かる。 それにしても、それにしても。マロリーの前にガチッと立ちはだかる、骨のある男はいないのか? しばし頭をめぐらし…思い付きました! 「ノー・ワイヤー、ノーCG、ノー・スタント」のないない尽くし、タイが誇るトニー・ジャー! 肉弾戦向きな彼ならぴったりです。さらには、『チョコレート・ファイター』の無敵少女も絡めば、面白さ倍増かもしれません。ぜひ続編は、アジアで熱い戦いを! かなり本気に期待します。

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cma

3.5アクションはいいがストーリーがちょっと難解

2024年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

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mamemame

2.0ヒロインのアクションだけを見せる映画でドラマ性はゼロ

2023年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

他の方々のレビューにもあるとおり、ジーナ・カラーノのアクションを見せるためだけに作られた映画。本物の格闘家だと知らなかったが、そう言われてみれば確かにアクションに無理がないような気がする。 あとはアクションを引き出すため、民間の裏仕事業者とそこに依頼する各国諜報機関、闇組織らしきものが設定され、おっそろしくチープな組織内の裏切りと報復合戦が延々と展開される。 ま、ヒロインのファンには垂涎ものの作品なのだろうが、ドラマ性はゼロ。暇つぶしにはいいかもしれないが、まったく印象に残るシーンはないw ソダーバーグにユアン・マクレガー、マイケル・ダグラス、マイケル・ファスペンダー、アントニオ・バンデラス…何のためにこんな豪華メンバーを揃えて、無駄遣いしたんだろう??

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徒然草枕

4.0頭の中空っぽにして、彼女のアクションを見る映画だ。 しかし、彼女に...

2023年7月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️