パシフィック・リムのレビュー・感想・評価
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日本人としては嬉しい作品ですね。
ハリウッド版 怪獣映画
この内容に新鮮さを感じられない
イェーガーは人間パイロットとシンクロさせ動かすロボット。しかも一...
イェーガーは人間パイロットとシンクロさせ動かすロボット。しかも一人だと同調=ドリフトするには負荷がかかりすぎるため、2人ペアとなって右脳・左脳をイェーガーをコントロールするという斬新さ。パイロットはエヴァのような戦闘服を着用して操縦するのだが、歩く姿なんてスポーツジムのウォーキングマシンてな雰囲気(笑)。
主人公ローリー・ベケット(ハナム)はかつてヒーローパイロットだったが、戦闘中に相棒の兄貴ヤンシーを殺されてしまい、各地の防護壁建設でその日暮らしをしていた。しかし、兄を失いながらも一人で戦ったことが評価され、イェーガー計画最後の戦いのためにパイロットとしてスカウトされる。そこで相棒となったのが日本人の森マコ(菊地)。オマージュだらけの映画だけあって、ヤマトにも愛情があったのだとわかる。さしずめ“マコ”は俳優のマコなのか・・・
気に食わないエリート面したパイロットや頑固一徹の黒人司令官(エルバ)、さらには怪獣オタクのマッドサイエンティストなど、一癖あるキャラばかり。ストーリー的には最後には核爆弾で裂け目(異次元と繋がってるみたい)を攻撃するなんてところや、自爆するエリートパイロット(息子の方)と司令官など、お決まりのパターンの上、森マコが死んだのでは?とか主人公も死んじゃった?などと思わせぶりの日本人好みの展開・・・こんなストーリーなんてどうでもよくなるほど怪獣映画への愛が感じさせられる作品。2Dでも迫力満点だった!
その他の俳優では菊地凜子の幼少時代役で芦田愛菜ちゃんが登場。もしや国際的子役として売り出そうとしてる? あと、ロン・パールマンが香港裏社会のボスとして登場するのがウケた(笑)。おー食われちゃったよ!などとビックリさせられもするが、最後にはちゃんと腹の中から出てくるのがいい(笑)。
新感覚のロボット映画!!
何かが欠落したダメ人間たちが根性で怪獣に立ち向かう姿に魂が焦げます
80年代のメインストリームカルチャーはとにかくカラフルで軽快でクリーンでオシャレ、すなわち持てるがゆえにモテる男女だけが楽しむものでした。美しい恋愛こそが全て。All We Need is Loveが曲解された世界は美しい男女のラブストーリーを美しくない男女が崇拝する異教に支配された。かつて老若男女が親しんだ大衆文化はストウブの鍋蓋のように重い莫大なゴミ情報の下でペシャンコになり、ジブリ印のアニメ以外は人の目に触れない日陰の存在となった。そんなくだらない世界を破壊し尽くすために深海に突如出現した時空の裂け目から巨大な怪獣が這い出してきた!・・・そんな怨念が絶対発想の原点にあると思います。
主な登場人物はほとんど見た目も精神的にも何かが欠落してるダメ人間ばかり。そんな連中がドン詰まりの地球の為に根性で立ち向かう、ここ20年ほど成仏出来ずに彷徨っていた我々の魂がスクリーンの向こうに吸い取られてしまったかのような極上のカタルシスに酔いしれながら眺めていたエンドクレジットのオーラスに飛び込んでくる一言に我々うだつの上がらないオッサン達は嗚咽を洩らしました。
ワースト映画の一つ
おうち-78
あれ?くっきー?
ゴジラをガンダムで倒します、みたいな感じ?
『トランスフォーマー』とか、これとか、興味ないジャンルだったんですが、真剣佑を観るため手を出しました。
今旬なギレルモさんもまた、振り幅の広い監督ですね。
ちょっと似てるチャニング・ テイタムに食われた感じで、最近ぱっとしないチャーリー・ハナム、この頃若いな。
イドリス兄さん、安定の渋かっこよさ。
「モリサン、スコシオサエテ」😍
菊地凛子は猫背が残念。もっと姿勢よくしてれば強く凛として見えるのに。
あと、とある人はサングラスしてるとくぅちゃんにしか見えなかった😅
ハリウッドの子役見慣れると、芦田愛菜ちゃんも🤔と思ってしまいました。
マッケンナちゃん筆頭に、ハリウッドの子役は上手すぎる。
内容は、とくに興奮もせずなのですが、随所にギレルモらしさを感じたのと、音楽がとてもいい。
これからテレビのBGMとかでも長く使われていきそうな音楽。
「愛してる」論争ですが、英語圏の人に言う言葉として「愛してる」を選んだと考えたら自然な気がする。
別にわたしはおかしいとは思いませんでした。
日本人が日本人に対して言うなら、「ありがとう」とか、「忘れないわ」とかかもしれませんが。
芦田愛菜のハリウッドデビュー作
大迫力のバトル シーンに興奮しました
CG を多用したロボットと怪獣のバトル映画です。 大迫力のバトル シーンに興奮しました。 ストーリーのテンポもよく、 映画に引き込まれました。
残念なのは、 ストーリーがありがちなことでした。 理知的な展開や斬新なロボットなどを見れればベターでした。
メカでゾクゾク出来るならオススメ
「愛してる」に違和感
ド迫力の特撮映画!
感謝と敬意を。
ギレルモ・デル・トロ監督、感謝いたします。
星5つ程度では足りません。監督への不敬にあたります。
本当は日本がすべきであったこと、巨大ロボット対巨大生物、その実写映画化。それをデル・トロ監督がやってくださった。感謝してもしきれません。
この映画の魅力を五千字以内で書ききることはおおよそ不可能なことです。
オープニング開始10秒ほどで私は確信しました。この映画は私の心に深く、深く刻まれることになるだろうと。そしてその予想は的中しました。
批判的なレビューを割と多く見かけます。キャラクターが薄い、脚本がクソ、ガンダム、エヴァのパクリ、そもそもロボットもの怪獣ものに興味がなかった、などなど。だからダメだ。申し訳ないのですが、こういった批判はトンチンカンでかなり的外れだと言わざるを得ません。
濃いストーリーやら脚本を求めているのならアカデミー賞を勝ち取った作品を片っ端から見れば良いのです。パシフィック・リムが本当に描きたかったのはそこではありません。巨大ロボットと巨大生物の死闘、それこそがこの映画の全てです。ストーリー、脚本等を批判している方は、言うなれば寿司屋でパスタが食べられなかったからあの店はダメだと言っているのと同じです。合う合わないの差がかなり激しい映画ではあると思います。ですがそもそも開始10分経ってもこの映画に引き込まれなかった方はもうそれ以上見る必要はありません。
私はこの映画が他の特に日本のアニメ作品のパクリだとは思いません。確かに特定のアニメを思い起こさせるシーンはあります。しかしそれを言ってしまえば、ガンダムやエヴァなどロボットものの草分けと呼べる作品以降のものは全てパクリです。ジャンルは違いますが、マトリックス以降、スローモーションを多用した映画が数多く生まれました。その中には素晴らしい映画も多いです。もっと言えばエヴァやガンダムだってそれ以前の作品から何らかの影響は受けているはずです。ウルトラマンとか。パシフィック・リムは数多くの作品から影響を色濃く受けた派生作品の内の1つです。
ロボットものや怪獣ものに興味がなかったという方、前述の通り開始10分経っても没入できなければこの映画を観るのをやめて他の映画を観るべきでした。その方がよっぽど有意義です。
巨大ロボットと巨大生物の闘い。お互いに殴り合い、血や破片が飛び散り、ビルは崩れる。多くの人が頭の中で想像したことがあると思います。言ってしまえば子供じみた馬鹿馬鹿しい妄想。多くの人が見たいと思いながらも、馬鹿馬鹿しくて誰もどでかい規模の映画にしようとしなかった。それをやってくれたのです。ギレルモ・デル・トロ監督は。こんなにも最高な形で。
認めましょう。好き嫌いの分かれる映画です。ストーリー、脚本など完璧な映画ではありません。しかしあくまで脚本などに関してはです。映画全体の0.0001%程度の割合を占めるものでしかありません。爪の先ほども気にするべき問題ではありません。何度も言いますが、開始10分経っても引き込まれない方はそれ以上無理をして観ることはありません。観る前に予告をチェックすることをお勧めします。予告を観て本編も観たいと思えば、ほぼ楽しめることでしょう。
改めて、ギレルモ・デル・トロ監督、感謝いたします。
誰がなんと言おうとこの映画は私の中で最高の映画の1つです。
続編が待ちきれません。
怪獣vsメカに、人間関係から生じる情動を掛け合わせ、素直にテンショ...
怪獣vsメカに、人間関係から生じる情動を掛け合わせ、素直にテンションが上がる映画。
冒頭、自信に満ちた顔で息ぴったりに歩く二人、そのままイェーガーに乗り込んで出撃していく。この一連のシーンだけですごく高揚感があった。SF映画の中でも特にデカイ人型メカだから、もはや歩いているだけで物凄い光景だ。
そして巨大な金属の塊をぶつける、パンチ。事故でも、特攻でもなく、巨大な人工物の激突が観られる体験は新鮮だ。丁寧な映像は、衝突の時のズシンとした反動も描写しているし、その衝撃に耐えるのもカッコいい。大工場のなかの機械とか、始めてジャンボジェット機を見たときの驚きとかに近いかもしれない。戦士としてだけでなく、人工物としてカッコいい。そこは、今まで日本の特撮やアニメではあまり表現できていなかったポイントかもしれない。
だが、カイジュウの攻撃を受ければイェーガーも壊れる。無理がかかれば、いくら強固なメカも耐えられない。巨大人工物の危うさも表現されていて、上質な緊張感がある。
音楽がすこぶる良い。冒頭の出撃シーンの高揚感も、結構音楽の力が大きい。イェーガーやパイロットたちの勇猛さが現れている。
気分を上げたい時、サントラ何度も聴いてしまう。
ツッコミどころは勢いでかき消される。何で人型兵器?とか、パイロットの選び方雑じゃない?とか、研究の科学者の人材なぜ少ない?とか、敵の世界のゲート付近にいる監視員っぽいカイジュウ、ビミョーでは?とか。……さすがに気になるときはあったから、☆5の評価にはできない。
ギレルモ・デル・トロさんの作品はパンズラビリンスしか観てなかったため、映画の雰囲気の差でもかなり驚いた。あのギレルモさんの映画でロボットヒーローが動いてる!先入観にやられた。
エンドクレジットの最初にビシッと示される、彼の名前。好きなことをやりきった男の勇姿が浮かんでコーフンした。ここで一番アガった。
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