シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
全1015件中、101~120件目を表示
こんなもんでしょ
アマプラで視聴。
まず初めに、私はエヴァ信者でも庵野信者でもありません。一方で、TV版のエヴァをリアルタイムで観ていた世代なのでそれなりに思い入れはあります。
結論から言うと、良くも悪くも「まぁ、こんなもんかな」って感想でした。
まず、相変わらず意味が分からない。ファンの方々が色々な考察をされておりますが、逆にあれこれ考察しないと理解できないって、映画としてどうなの?いうのが私の考えです。映画館だと有料で1回しか観れないわけですから「初見でストーリーが理解できる」っていうのは非常に重要だと思うんですが、この作品ではまず無理でしょう。ただ、この点に関しては、TV放送版にしても旧劇場版にしてもずっとこんな感じなので、いまさらマイナスポイントにするものでもありません。エヴァってのは「こんなもん」です。
一方で、戦闘シーンや各種ギミック、風景描写はいい感じです。特撮心をくすぐるというか、マシーンが無駄に複雑な動きをする感じなんかはワクワクしますね。こういうところは相変わらず上手いです。
エヴァの完結編ですから、エヴァ好はいつもの感じで必ず観るべきだし、エヴァをよく知らない人はわざわざ観るほどのものではありません。
ヱヴァと少年の懊悩の終わり、そして大団円
ヱヴァ13号機がもたらした結末に打ちひしがれた碇シンジは、
生存者の集う第三村での懊悩の日々と別れを経て、遂に父ゲンドウとの対峙を決意する。
セカンドインパクト爆心地、旧南極。己の願いのため邁進するゲンドウのもとへと迫るヴィレ一同。
その果てに待つのは……幾たびも繰り返された”少年の神話”、その本当の結末。
Qで(当時感覚としては)突如としてシンジに突き付けられた「ヱヴァに乗ったことの罪」。
視聴者の困惑も大きかったが、今となればこれが何を意味していたのかも分かるような気がする。
「ヱヴァという力を与えられながら世界を救えないシンジへの苛立ち」、
「ヱヴァに乗る限り世界の全てに痛めつけられるシンジへの嘆き」。
シンジが本作でヱヴァに乗ると告げた時に向けられた二つの銃口が示していたものは、
”新世紀ヱヴァンゲリヲン”という作品を追ってきた視聴者が
かつてシリーズに、庵野監督にぶつけてきた想いそのものではなかったか。
このシーン以後本作はメタ的性格を強めていき、
”ヱヴァンゲリヲン”という単語が示すものはシリーズそのものと重なり合っていく。
そしてその大胆な展開は成功した。この方法以上はなかったと言ってもいい。
巨人の姿で暴力を振るうことを終え、父親の弱さと想いを受け止めた。
根幹においてすれ違っていることを認め、アスカと遂に和解した。
互いが託していた想いを確かめ、カヲルと訣別を果たした。
「ヱヴァ」の不可分なパーツであることから、レイを解放した。
”新世紀ヱヴァンゲリヲン”の主人公として背負わされた業に、
遂にシンジは完全に決着を果たした。
そして、相補性に満たされた世界を幾度も願いながらも「ヱヴァ」に閉じ込められ続けた少年は、
その外からの来訪者と手を取り合って舞台を降りた。
シリーズへの不満など最早残させない、堂々たる大団円である。
よい。全てはこれでよい。
やっぱりわからなかった
面白かったけどわからないことだらけだった😵
根本的に人類補完計画と使徒、エヴァの関係がよくわからないし。
ただアニメーションのクオリティの高さだけで見たような感じになっちゃった。
ラストでいっぱい人が降ってきたけどあれってみんな元に戻ったってこと?
街が復活してたけど。その辺もよくわかんないし、マリはシンジが好きなわけ?
アスカはどうなったの?
そんなこんなで理解できなかったけど雰囲気だけで★4つけちゃいました。
内容理解できなかったら通常2くらいしかつけないんだけどね。
人物の心の描写も良かったけどなんか、ちょっとわかりづらい部分もあったなー。
最後くらいスッキリさせるような戦いにしてほしかったなー。
関係ないけど、イデオンの映画版の最後すごく好きなんだよね。
なんか思い出すよ。
ボイジャーって曲好きなんだよねー。
昔小松左京原作のジュピターって映画でユーミン歌ってたよね。
今回あれは中々マッチしててすごく良かった。
誰が歌ってるのかは知らないけど。
まごころの苦しみやQに残したトラウマと決別した作品でした。
まごころを君にを見た時のトラウマと救いのない結末に心の傷を持ちながらQまで見た世代です。
Qを見終え、シンエヴァの公開の時、自分は楽しみというよりまごころを君に登場しまシンジ君と同じ鬱な感情になっていました。
世界が滅び、生き延びた仲間からも冷たい目線や態度、心の拠り所のカオル君もいなくなり、仮に勝てたとしてもこんな世界じゃ何も何も戻ったりも得たりもしない。
だからみんな死んでしえばいいという感情がでて今度こそ、まごころと同じめちゃくちゃになってしまえばいいと思っていました。
そうした感情の中、映画を見にいきました。
見終えた時、そうした感情や苦しみから解放されました。
第三村で小さくても強く生きてる人たち、旧エヴァでそばにいてくれなかった友達やアスカやレイの支え、ミサトさんと大人になれたシンジとの会話を見ているうちにみんないなくなれからみんな好きだからいて欲しいという気持ちになりました。後、アスカの裸体を見てもシンジは反応しなかったり、赤木博士の絶望のリセットから希望のコンティニューを選ぶ宣言など、まごころのオマージュもありながらも完全に違うという意思を感じました。
巨大レイが現れた時もトラウマから決着をつける時が来たと完全に向き合えるようになりました。
その後、エヴァ作品の心残りであった父との本当の和解やエヴァのパイロットの卒業を進めてくれてありがとうと思いました。
ゲンドウと直接和解でき、レイやカオルも一人の人として生きていこうと前に押してくれた事、そしてアスカと浜辺のシーンの時、止まっていた時間が動いてくれたと感じました。
二人とも想いを伝え、そして心の拠り所に帰ってくれた事。
青い地球で巨大レイやインフィニティが崩れた時、そこから人が出てきて戻ってくれた時、やっと、やっと呪いやトラウマから決別できたと泣きました。
ありがとう全てのエヴァンゲリオン。そしてさようなら全てのエヴァンゲリオン
旧から新への大きな変化は…
新も旧も 庵野氏の"極私的物語" だったのでしょうが、旧からの大きな変化は、そんな庵野氏に「伴侶」が出来た事ですよね。
それが、しっかり者の眼鏡っ娘で、繊細なコミュ障でも拒絶せず、時に寄り添い、時に助け、導いてくれる新からのキャラ「マリ」=「伴侶」
ここらへんは指摘している方多数いらっいますね。
それを踏まえての本作のクライマックス、庵野氏の脳内では、レイは理想の2次元キャラなので結ばれる事は無く、アスカは一方的に恋心を持ったが拒絶された恋愛トラウマの相手(なので旧作では絞殺…)、ミサトは初恋相手の憧れのお姉さん、そんな各自に決着を付け、結末がああなったのは大いに納得、何せ "極私的物語" なのだから!
ここからは画的な話ですが、やはりCGメカは嫌いです…、旧の12使徒vsアスカを越えるメカ画が新シリーズには無かったですね…
それと、気になったのがプラグスーツでのキワどいバックお股越しショットが多かったですが、総じてムッチリ感の無いキャラばかりなので個人的にはグッと来ませんでした…
難しいことはわからないけど
エヴァは難しい。
アニメからこれまでの劇場版に至るまで
一応全て観たけど、やっぱり難しい。
でも、今回のシンエヴァで
碇親子の心が通じ合えた。
それだけで見た甲斐があった。
アスカは死んだのかどうかわからないけど、アスカの願いは叶ったのだと思う。
登場人物たちの想いが報われたようなそんな作品だった。
この作品にたどり着くまでのアニメから始まるエヴァ作品たちだったと思う。
庵野監督お疲れ様でした。
本当に面白かったです。
見終わって、監督のことが知りたくなった
監督が誹謗中傷見て鬱になったのに涙してしまった…
多くの人を巻き込んだ、
シンジにそれはキツいよ…
痛くて苦しくなるアニメだったけど、一人じゃいい作品、いい人生は送れないって思った…
他人と関わったら世界が広がる。
オタクだったら一人の世界に浸らず、外に出たら、また一人の世界が広がるから、外に出てって大事なメッセージが監督が命を削って伝えたのがわかった。
庵野の独り善がり、漸く終了
取り敢えずの完結という感じ
映像美伴う重層的な物語の魅力と、庵野秀明の作家性とエンタテインメントの共存
ラストシーン、シンジとマリが手を取り合って宇部新川駅の階段を駆け上がると共に主題歌One last kissのイントロが始まり、宇多田ヒカリの歌声と宇部新川駅の実写、そして駅の俯瞰、宇部市全景が重なっていく映像は、意外性も有り、映像と音楽の美しい調和からか、涙が出るほど感動させられた。続いてクレジット時で流れたbeatiful worldも目新しい美しいアレンジで、長かった本シリーズ全体が見事に終わったことを告げ、感傷をもたらした。
TVシリーズの様に、完結回のはずの今回も謎解き無くして終わってしまうのではと危惧していたが、そうでなく、ほぼきっちりと説明を完了させていたことには感心。えてして謎解きの回はつまらなくなるものであるが、一つの映画として、しっかりと見せ場を作っていたことはお見事。
特に、シンジの心の癒し・再生プロセス、綾波そっくりさん、アスカ、トウジにケンスケ等に助けられながら回復していく様は、時間経過示す静止画利用やショッキングなそっくりさんの死も有り印象に残った。
アスカの使徒化はアイマスクから予想されたと言え映像的には迫力有り、何よりシンジがレイやアスカではなくマリとパートナーになるのは驚かされた。冬月はマリをイスカリオテのマリアと呼んでいた。学生時代らしい写真も挿入されていた。冬月、シンジの父母ゲンドウ・ユイと一緒に写っていたのがマリで、ゲンドウ達から見たら裏切り者で、マリアと言うからにはシンジの守護神、母そして妻的な存在か?
後半、アスカ、カオル、レイの魂の救済がシンジによりなされる。シンジは言わばこの物語では救世主的な存在らしい。マリと結ばれるのも予定調和、必然ということか。
何故、エヴァンゲリオンは自分をこんなに夢中にさせたのか?まず、ビル群や戦艦の大砲等メカニック人工的なものを斬新に美しく切り取った画像がある。今回も真っ赤な廃橋の映像、多分シンジの心象風景でもあるが、に魅せられてしまった。そして、ミサト、レイ、アスカ、マリとタイプの異なる魅力的なヒロインキャラクターの存在がある。彼女らは昔好きになった何人かのヒト達を思い出させる。
加えて、幾つかの謎解きの面白さ、今回も改めて古い歌を口ずさむマリが何者かが、暗示されるかたちで示されていた。冬月が爆死も含めてなお自分的には謎残ってるが。更に、重層的な構造、即ちウルトラマン及びガンダム的活劇、青春恋愛ドラマ、救世主により世界が救われる神話的物語、無気力だった少年が責任を自覚し大人になっていくドラマ、独りぼっちの少女が自分の居場所を見つけるドラマ、そしてミュージカル的要素。それらをトータルで捉えた同時代的感性がたまらなく好きであった。
今回、ラストは庵野秀明の生まれ故郷の宇部市で終わる。最初の原画も提示され、この物語が庵野の超個人的な、言わば私小説なものであることが暗示される。孤独を感じさせるシンジ、ゲンドウ、カオルは庵野の分身か。そして、女性達は好意を寄せた人達、マリは現在の奥様か。クレジットで分かるあれだけの大集団の製作によるエンタテインメントで有りながら、同時に作家性が満点のエヴァンゲリオン映画、長い間本当に楽しませていただいた。感謝するとともに、どうしても新しい映画の創造に大いに期待してしまう。
段々と雑に
アマプラで鑑賞、前半部分は凄い綺麗な
背景と、NHK朝ドラ風物語は良かったのですが・・・
後半、cg、実写の合成、物語、全てが雑に見えます
未完成っぽく感じました
前半のクオリティで後半、もやってくれたら
良かった
一番の売りの、使徒のデザインが
一つも良くなかった
やっと終わってくれました
旧作からのファンです。新劇場版が始まって、死体に電気を流して無理やり動かしているような、ロックスターがせっかく自決したのに周りが救命してしまって生活のために懐メロ歌手に堕してしまったような、そういうファンとして見たくない姿をさんざん見せられてつらい思いをしてきましたが、やっと終わってくれました。二度と観たくありません。ありませんが、岡田斗司夫さんの解説によるとオタク文化的にはとても優れた作品であり映画手法としても新しいらしいです。岡田さんの解説を楽しむためにこの映画をまた観ないといけません。憂鬱です。
完結
謎が残ったままとか自分では理解しきれなかった部分もありましたが前作に続き戦闘シーンは迫力満点で物語も堪能できました。
TV版とかまごごろを君にを彷彿させる演出もあって懐かしくも新しく、もう少し説明や細かく描いて欲しいところもありましたが、それでも2時間半ぐらいあるので削ってるんだと思うんですよね。
印象に残ってるのはアスカの使徒化と一番好きだったシーンは、帽子を脱いでいつもの髪型に戻ったミサトさんが単身特攻して槍を届けようとする姿、ここはカッコ良かった。
最後、色々解決していったんだけど成長したシンジは緒方さんであって欲しかったかな
これで完結で庵野さんがエヴァを手がける事は多分ないと思うんだけど、描かれてなかった部分や新たな世界も創り出せそうな要素もあるので別の可能性も観てみたいと思いましたが、ひとまずお疲れ様でしたと伝えたい
正直な感想です。酷い映画でしかなかった。
映画を見終わって解説を読んでも腑に落ちない。
全く理解不能の映画でした。
ストーリーも映像も回を追うごとに酷い、、、
何の感動も意味もない、ただ最後まで見終わるのが苦痛でしかない映画でした🥲
特に主人公にイライラしっぱなしでした。
どうして人気が一定の人にはあるのか、全くわかりません。。
どこが良いの??
エヴァは謎を多くして、分かりづらくしてちょっと刺激的なシーンをふんだんに入れたり興味を沸かせる商法の映画なのかな?としか。。
何となく大人的に誤魔化してまとめてる。
宇多田ヒカルの歌が唯一の救いかな。
日本のアニメ映画って、昔はもっと深い意味や難しさがあって大人になっても観られる映画だったけど、昨今のアニメは良いものもあれば酷いものもある。
特に刺激を求めたシーンの連発だとか、性欲だとか、アニメだからと観るに耐えない血が噴き出るようなイメージの惨殺シーンとか、人間であっても機械や物であっても酷すぎる。
エヴァだけに言えないけど、ちょっとエグすぎる刺激を利用した漫画やアニメは子供や未成年や若年層のうちからこういった描写を目にして育つと必然と犯罪にも繋がる気がするし、昔に比べて身近に増えた気がする。
もうちょっと考えほしい。
こういった部類のアニメに一定数人気があるって事が個人的には怖いと思う。
全1015件中、101~120件目を表示