「結局、庵野秀明→3回鑑賞で前言撤回」シン・エヴァンゲリオン劇場版 mrkc7さんの映画レビュー(感想・評価)
結局、庵野秀明→3回鑑賞で前言撤回
3回鑑賞
1回目の評価は0.5。
2回目までにQを見直し、「夏色のエデン」を読んだ。
3回目を本日6月17日に鑑賞。
3回目で理解が進んだ結果大きく評価を転換した。
1番大きな要素はマリの正体を知って2回目を見た事。
その上で3回目の鑑賞はより理解が進み感情の動きが飲み込めた。エヴァの終わりに相応しいと思えるのに3回、3ヶ月以上かかったw
ゲンドウの独白にもマリが随所に登場している。こんなシーンあった?
【以下1回目の評価】
独りよがりで納得したか?多くの人が取り残されたのでは?
終わらせる方法はこれしか無かったか。
碇ゲンドウの独白は、必要だっただろうけど。
これでいいのか?!
宇多田ヒカルの曲を映画館で堪能できるエンドロールは価値がある。是非、IMAXで。
追記
何が駄作の原因か考えた。
とにかく要素を詰め込みすぎではなかったか。
語られるべきはゲンドウの生い立ちと意図した事。そしてユイについて。他はそこへの導入に過ぎないのに、寄り道が多すぎて、ゲンドウの下りの前に眠くなる。
描き方も一部の戦闘シーンで突然3DモデリングのCGになったり、集中力を削ぐ。
時間の関係か、やたら物分かりのいいヴィレ構成員。さっきまでシンジを殺す事もやむなしと思っていたのか?
トウジ達の村のシーンは長すぎるというか、そもそも必要なのか?裸がたくさん描かれたが、全く必然性を感じない。
そしてやはりラストシーンの違和感だ。今まで何を観てきたのか?!何を見せられたのか?!あれは誰なの???まさかシンジじゃないよね。
夢オチよりも酷い。
そしてアスカは最期まで浮かばれないまま。そこが魅力ではあるがもう少し丁寧に最期を描いて欲しかったな。
追記2
何年も前に出たコミック最終巻にマリの正体をバラしてるが、こういうのありなのかね?映画は映画で完結させる気がないのか?ファンだけの物にしたいのか?感心しないな、そういうやり方。