ダイ・ハード ラスト・デイのレビュー・感想・評価
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ロシアのエレベーターでも「イパネマの娘」が・・・
ロシアだってアメリカと同じ、タクシー運転手は英語も喋れるしフランク・シナトラだって歌ってみせる。歌を聴いてくれたから料金は要らないという気前のいい運転手のタクシーにも乗ってみたいものだ。そんなダイハードシリーズの第5弾。もうてっきりシリーズは終わったものだと思っていたのですが、第6弾『マクレーン』の製作が決まってるという・・・
ニューヨーク市警の刑事がロシアまで進出という、治外法権無視の世界かと思いきや、息子はCIAエージェントだと途中に明かされる。序盤から、ロシアの車を何十台も破壊しまくったマクレーン親子だったが、これじゃ罪がさらに重くなって終身刑どころじゃないだろうと冷や冷やさせられたのに、伝家の宝刀「CIAだ!」があったのですね。
冷ややかな目で見ていたのに、重装備ヘリとの戦いというアクションシーンにはさすがに興奮させられる。やっぱりダイハードだなぁと感心し、大物政治家と元大富豪コマロフの確執の原因となるファイルが何なのかとワクワクさせられるものの、ファイルなんて意味がなく、それがチェルノブイリに隠された濃縮ウランというから驚きだ。核をぞんざいに扱うストーリーにも辟易してしまうが、防護服を着ている悪人たちに比して無頓着なマクレーン親子。せめてスリーマイル島にも言及しろよ!と感じたのに、この親子は「ジョンと呼ぶな!父ちゃんと呼べ」などとトンチンカンな会話しかしていない。そんなバカ親子がコマロフ父娘を見て、「ほーら、娘に裏切られたぞ」などと勝ち誇った様子が笑える。
そんなとんでもストーリーではあったけど、クライマックスでの再びヘリと戦う親子のアクションはちょいと萌えた。もうウランが近くにあることすら忘れさせるほどだった・・・。ちょっと意味がわからなかったのは「髪の毛が抜ける」というセリフは放射能の影響もあるのかどうかということ。年齢的にも早すぎる気がしたから・・・。
全てが中途半端。
お互いの足を引っ張り合う親子
もう初期設定から乖離しすぎてため息しか出ない愚作
そもそもこのシリーズのキモはダメ亭主が頑張るところだったはず。職場で旧姓を名乗っていた妻ホリーが散々な目に遭った後に名前を訊かれて”ホリー・マクレーン”と応える、これが全て。それがどうでもよくなった4作目以降の鑑賞はただのお付き合いです。
ツッコミはキリがないんで以下少しだけ。●飛行機恐怖症だったジョン、普通に飛行機でロシア入国●息子がCIA所属とは知らないジョン、ロシアで逮捕された息子の調書は持ってる●ホリー、息子の帰国に出迎えせず●本作のみ敵が底抜けのバカ●いい味出していたタクシーの運転手、期待を裏切って活躍せず●やっぱり戸田先生の字幕はダサい、とりあえずこんなところでしょうか。ホリーが出ないならこのシリーズ、もぬけの殻なのでもう続きは作らないで欲しいです。
シリーズ最低作品
よその国でも遠慮なく暴れる
ダイ・ハード……?
やはり
よく許可を取れたなあ
ロケーションの規模は半端ないものがあります。よく許可を取れたなあ、と思うような、大規模な封鎖が必要であろうアクションシーンが満載です。
予算かなり掛けたんでしょうね。戦闘ヘリ一機、どれくらいお金掛かるんでしょうか。
まあ、だからこそブルースウィルスも引き受けたのかもしれません。自身の出世作シリーズにこの期に及んでまでドロは塗りたくなかったでしょうから。
内容は少しタイト過ぎるかもしれません。遊びがない、のはシリーズを通してなのかもしれませんが、ブレイク一切なしです。
それを魅力とみるかどうかでしょうね。
アクションは超一級品です。特に冒頭からのカーチェイスは凄まじい。見...
非現実すぎが定着してきた
総合:75点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:85点|音楽:70点 )
モスクワ到着早々のいきなりの派手な路上での追跡劇は、非現実的だが大迫力。前作よりも映像技術が上がっていて、どこまでが実写なのか区別がつきにくいのも迫力増大に貢献している。戦闘ヘリがモスクワ上空で銃撃をするなどやりたい放題で過剰な演出になっているのは良くないが、乗り物の出てくる場面の活劇の質感は前作よりも向上している。
しかしどんなに非現実的でもただ派手にすればいいやという思い切りがだんだんと新作ごとに定着してしまって、この制作者側のやりすぎ感のせいで作品全体としての質感の低下があるし、この路線には幾分の飽きもきた。息子も頑張っていたし、金のかかった活劇部分を楽しめたのでまだいいのだが、このままいくと派手なだけのお馬鹿映画というのが定評になってしまいそう。
飛び降りるって勇気いる!
ダイ・ハードというよりブルース・ウィルスが戦う映画という印象が大きかったです。
私は今まで、映画やドラマで登場人物がビルの窓から飛び降りるシーンを見てもその怖さや凄さがイマイチ ピンと来たことが無く、自分でもやれば出来るんじゃないか、ちょっと怪我するだけなんじゃないかと思ってました。
しかしこの映画の中盤、マクレーン親子が高層ビルの窓を割って飛び降りるシーンを見た時に初めて、これは自分には出来ない!と思いました(笑)
窓に向かい走って飛び降りる親子の背中を追う形でカメラが動くので、人の目線からぐわっと90度下に向く一連のカメラワークのおかげで、自分も飛び降りたような感覚を味わえます。
この映画のおかげで高い所から飛び降りるキャラの覚悟と凄さがわかりました。
私が印象的なのはこのシーンとクライマックス、あとCMでもある親子が対面するシーンぐらいで、ストーリーはこれといって斬新な展開は無かったです。
ブルース・ウィルスが出てる最近の派手なアクション映画が見たいという方にオススメです。
面白い印象は残りませんでしたが、こういう映画嫌いじゃないから切り捨てられません、日曜洋画劇場とかでやってたら見ちゃうと思います。
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