アウトローのレビュー・感想・評価
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俺流処刑人
ちょいと軽めのタイトル詐欺ですよなぁ。
いやだって『アウトロー』というワリにゃあ法の無視が過ぎる訳でも、キャラクターのアクが強いワケでもなく、けっこう気さくなトムクルというかw
どんだけ破天荒で重火器ドンパチ派手にやらかすんだろ?と思ってたら全然紳士的というかw
確かに戦闘能力高いし洞察力も深いんだけど、ザコキャラに不意打ち喰らったり敵側の謀略にハマるわでスキも多いしw
まもともとの原題『ジャック・リーチャー』だったのを邦題で「無法者」にされちゃった的な感じですよね。大いなる肩透かし。
で、だからと云ってストーリーがどうだったか?ていうとこれがまたね、全然悪くないんですよね。これがまたこれがまた。
じっくり腰据えて丁寧に事件を追っていくというか正統なサスペンス展開で以って、確かにトムクル主演のトムクル祭り映画ではあるんだけども、キャラに重き置くより物語の流れを丹念に追っているなぁという印象。
アクションも思ったほど多くはなくて、自分はこの展開結構好きでしたね。
だからね、ま「無法者」ではあんまりないんだけどw
それでこれ、シリーズ化目論んでるそうで。
そこ考えると、確かに『ミッション:インポッシブル』のイーサン・ハントみたいなこと何回もやってちゃ仕方ないですよね。
トムさんジャック・リーチャーでバランス取ろうということなんでしょうか?
生真面目な映画でした。
派手な活躍を期待しちゃダメ。
シリーズ化されて17冊も出ているシリーズものらしいです。
予告ではカーアクションのシーンばかり強調されているからてっきりアクション満載の007バリの作品だと思っていました。
意外に…地味でした。
何といっても主人公のジャックリーチャーがとっても人間くさい。
だから現実味があるいい感じが出ているのか…、でも地味。
裏切り者も二転三転することなくバレちゃうしね。
‘悪は決して許さない’ってのがいいですね。
なんだけど、どーも見終わると勧善懲悪の時代劇見たようななんか懐かしい感じが…。
それにしても、トム、もう50歳なんですよね〜。
森田健作みたい。いいのか悪いのか…ところどころで歳を感じます。
けど、お話は面白かったですよ。
正義は勝つし、気分すっきり!
ちょっと中途半端だった。
街から街をさすらう元軍の秘密捜査官だった男が、たった一人で悪に鉄拳を食らわすさまを描き出す「アウトロー」。
最初の展開は面白かった。
なぜ、5人も無差別に殺さなくてはいけなかったのか。
ジャック・リーチャ―の登場の仕方も面白かった。
視点を変えると、違うものが見えてくる、なんてステキ。
それが・・・
途中から、何だか中途半端になっちゃったね。
悪者の悪いぶりも、最初は「うわ~、悪いヤツ~」なんて思うのだけど、途中から説得力がなくなってくる。
ヘレンとの会話も知的で良いのだけど、イマイチしっくりこない。
被害者の事をもっと調べるとか、悪いヤツの事情ももっと知らせてほしかったな。
アクションは見事。
銃撃シーンやカーアクションも見ごたえ有り。
トムは、やっぱり頑張ってるね。
ロバート・デュヴァルは、歳をとっていても、ステキだな~。
「トム・クルーズの新シリーズ」なんて、どこかに書いてあった。
そのためか、何だかジャック・リーチャ―を説明するための作品になってしまっていたように思う。
次回作があるなら、それに期待しよう。
それよりも、上映前に、ブラッド・ピットの「ジャッキー・コーガン」の予告編があった。
そのブラピが出てきて、「アウトローを見にきたな。俺の前売り券も買って行きな!」と言ったのが、妙にウケちゃって。
あはは~~~。
絶対に「ジャッキー・コーガン」は見に行こうっと。
静かに力強い。
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