アウトローのレビュー・感想・評価
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二回観る事はない映画だな
設定も違和感あるし進行も変 アクションも中途半端 しかもストーリーも引きつけるだけの要素なし
色気ムンムンのロザムンド・パイクの前に出る感がクドくて辛いわ。
エロすぎて知性感じないわ。
もっと若い子やぶなんにナオミワッツ使ってれば良かったんじゃね?って思ってしまうくらいミスキャスト
大好きなリチャードジェンキンスが出てるから期待したが、つまらない映画でした。
トム、中途半端だよ~!
もしもトムが日活映画の主人公を演じたら
予告編見る限りハードなアクション映画だと思ってたけど、違うのね。渋いハードボイルド・サスペンス。
ジャック・リーチャー。軍の秘密捜査官。
法に縛られず、己の正義で悪を裁く。
孤高の流れ者は映画の題材に打ってつけ。
リー・チャイルドが生み出したクールなハードボイルド・ヒーロー像にはしびれるけど…やっぱりトムが演じると、どうしてもトムのナルシスト映画に見えちゃう(笑)
頭脳明晰、腕っ節も強く、ドライビング・テクニックも天才的。その甘く鋭い視線に女性もメロメロ。まるで日活映画の主人公。
女性弁護士の前でわざわざ上半身裸になったりして、トムらしいセックス・アピール(笑)
ダーティ・トムなら「コラテラル」の方がいい。
無差別銃乱射事件が発生。容疑者は元陸軍の狙撃兵。ジャックは事件の裏にある陰謀を突き止める…。
話はじっくり系のサスペンスで見応えある。
台詞が排除された冒頭数分間は引き込まれる。
何より、黒幕ゼックを演じる、ドイツの鬼才ヴェルナー・ヘルツォークの存在感は半端ではない。
肉弾戦やカー・チェイスなど見せ場はあるものの、全体的に派手さには欠け、先にも述べた通りハードなアクション映画を期待すると肩透かしを食らうかもしれないが、無難に楽しめる。
公開時、トムの新シリーズなんて宣伝されてたけど、シリーズ化は無いだろうなぁ…。
ロザムンド・パイクの意外な巨乳にびっくり!
アウトロー:勝手な強化プラン
どんなかたちであれ、それを生業としているプロの仕事に対して発言するのは、かんたんなことではないと思っている。
発言者のスタンスの見えない空虚な「評論」でも、あら探しに徹する「批判」でもなく、作品とそれをつくった製作者への敬意を持った、愛情のある「批評」であろうとすれば、なおさらかんたんではない。
前置きが長くなって、すみません。
「アウトロー」を予備知識なく、観ました。
※作品の内容を説明している部分、いわゆるネタバレには配慮しているつもりですが、観た後で読んでいただくほうがいい内容だと思います。
映像素材と物語(原作から借りてきたストーリー)は魅力的なものを揃えながら、それ以上にたいせつな要素である「人間」が描けていないのが惜しいとひとえに感じた。
この作品を“ものすごいもの”にするためには、主人公をトム・クルーズ演じるジャック・リーチャーではなく、ヘレン・ロディンにするべきだった、と思う。
女性弁護士ヘレン・ロディンの(さまざまな意味での)不安定さに観客を感情移入させないと、物語を進めて引っ張っていくためのエンジンが不足する。ジャック・リーチャーのキャラクター設計も、この構造によって、かなり活きてくる。
謎解きであるとか、リーチャーの魅力アピールを2番手におくことで、かえって活かしあう関係になりえた。
監督は引いた三人称視点で映画を構築しているが、ヘレン視点に軸足を置くことで観客に作品の観方を提示できることに気づいて欲しかった。
※何もヘレンの語り(モノローグ)を入れるとか、そういう安易な手法を推奨しているのではない。
※少々奇策に思われるかもしれないが、シリーズ化を狙うなら、あえて初作である本作をそのように設計するのが面白いアプローチになる。観客もヘレンとともに、戸惑いながら、リーチャーに引き込まれていくのだ。
となると、本作における最初の(主要な)登場人物はヘレンであるべきだ。
冒頭の静かな無差別殺人のシーンに続いて、まずヘレンを登場させてパーソナリティーを観客に対してしっかりと伝えておく必要がある。
それだけで作品は大きく強化できたはずだ。
また、ヘレンを演じたロザムンド・パイク(007ダイ・アナザー・デイのヒロイン、悪役側)は、少々変化に乏しい演技と、その結果として弱い存在感に終わってしまっていて、これも惜しい。
ヘレンの弱さと強さの両方を引き出していくのも、本作に加えるべき要素であった。
製作者側がパイクを活かそうと意図は伝わってくるのだが、そのためには演じるキャラクターを強化すべきで、そういう演技に方向性づけすべきで、それは成功しているとはいい難い。
この謎を解きたいと考えるのは誰か? ヘレン。
※そこにリーチャーが加わる「意味」を伝えることで物語が立ち上がり、生命を吹き込まれる。謎解きは装置であるべきなのだ。
リーチャーを求めるのは誰? ヘレン。そして観客。
このように本作を構成しないと、“トム・クルーズの新作アクション映画を求める観客”を獲得できるのが最大値となり、セールス的にも作品の魅力としても息切れになってしまう。※実際にあまり盛り上がらなかったようだが。
アカデミー賞狙いのような作品ではないが、クラシックな魅力を持つ、DVDやブルーレイのソフトを保有して映画ファンが何度も観たくなるような、かっちりした作品にはなりえたはずなので敬意をこめて文章を書かせていただきました。
あ、ロバート・デュバルも、いいところで出てくるいい役でしたけど、ここも、もっと活かせるのに……と感じた次第。
※主人公とデュバルの役がお互い静かに認め合う場面が不足している。
まあ
TV CMの印象とは違いますが、面白かったです。
元々は、ジャック・リーチャーを主人公とする小説。今回は、その第9作目を映画化している。
う~ん。だいぶTV CMから受ける印象と違いますねぇ。TV CMでは、アウトローながら、今回の容疑者を助けようとしている印象を受けますが、実際にはぜんぜん違う。今回の容疑者は、故あって釈放した、嘗てジャック・リーチャーが検挙した犯人で、釈放の際に「次に犯罪を犯したら、殺す。」と言う事を言いおいていたので、その“約束”を果たしにやってきたというのが真相。180度とは言いませんが、ぜんぜん違う話ですよね。
そう言うTV CM効果はさておき、ストーリーとしては面白いです。何となく、スティーブン・ハンターの『スワガー・シリーズ』と同じ香りを感じます。元軍人が主人公で、どちらかと言うと主人公は人嫌いだし、戦闘能力も高いなどなど、共通点があるからですかね?
物語後半に、名優ロバート・デュヴァルが出てきたのにはビックリ。いい味出していました。
ぶっちゃけ、事件のすべての動機が解明されるわけでも無いです。でも、アメリカのヒット犯罪小説の雰囲気がうまく出されていて、中々面白かったです。
意外なことにおもしろかった・・・
ダーティーな主人公と、CGに頼らないアナログな感じの映像、緊張感あふれる演出が面白かった。
イーストウッド氏のダーティーハリーシリーズが好きなので、基本的にこの映画の主人公のような、ダーティーな感じの一匹狼は好きです。
今までも強いヒーローはいっぱいいたけれど、ジャック・リーチャ―のように自分の痕跡を消すことを最大の武器にしているようなヒーローはいなかったような気がする。
家、携帯電話、免許証、クレジットカードなど、身元が特定されそうな者は一切持たない。
名前も偽名を使い、武器や車のたぐいも持たず、常に敵の物や、借りた物で戦う。
一度いなくなったら見つけられないゴーストみたいなもの。
ゴーストだから、法律など関係ない。
そのくせ敵の痕跡は絶対に見逃さない。
ちょっとした痕跡から、どんどん犯人に迫っていく。
敵には見つからないけど、自分は敵を捜し出してしまう。
これは怖い。
人間対ゴーストみたいなもの。
現実の戦いにおいては当たり前だけれど、映画でのヒーローは正々堂々さを重視するため、今までなかったような気がする。
CGに頼らないアナログな感じの映像もよかった。
CGを使うと現実感や、緊張感がなくなってしまうような傾向があるけど、本作はほぼ使ってないような気がした(使っていてもわずかだと思う)。
誰が味方で、誰が敵なのかよくわからない演出もよかった。
特に女性弁護士のヘレン・ロディンやってた人。
やたら胸元が気になる美人なのだけれども、主人公のジャック・リーチャ―は手を出さないし、味方のようだけれども、どうなの・・・?みたいなところが、最後までわからなかった。
ダーティーな感じの主人公と、CGに頼らないアナログな感じの映像、緊張感溢れる演出が面白かった。
続きが観たい
ミステリー要素を丁寧に描こうとしたためでしょうか、冒頭から間欠的に現れる暴力的シーンのきわどさと、全体を通じての暗い印象とで、中盤まではちょっときついのですが、良質なアクションシーンが織り交ぜられていることでかろうじてバランスが取れていたようです。事件の謎と主人公のキャラクターが徐々に解ってゆくので、終盤のクライマックスとエピローグ的なシーンの後では、Jack Reacherに、それに相棒役の女性弁護士にも、かなりの好感が持てます。原作がいいからでしょう。ハリソン・フォードのJack Ryanに似て、続きが観たいと思いました。もっとも、ハリソンはOutlawからNice Guy(いい人)に熟し、トムはNice GuyからOutlawへと熟するようですね。余談のついでに、Outlawだったハリソンは"I trust you."(Blade Runner)、トムは"I believe you."(本作)とヒロインに言わせてます。
シリーズ物の最初の出来としては、「ダイハード」とは違って、このくらいがちょうどいいかもしれません。
JACK REACHER!!!
もう最高でしたね。完璧。
プロフェッショナルという言葉がトム・クルーズには当てはまるよう。
とにかく内容もおもしろかった。
謎っぽいとこが全編にあるけど存在してる以上展開が刺激的でした。
見所なのがカーアクション!
CGは一切なさそうだった。迫力満点な映像でした。
トム・クルーズは悪者なのかイイ奴なのか観て決めるのも楽しいかも(笑)
だけど悪い奴らをどんどんやっつけちゃうとことかエキサイトできちゃいます。
トム・クルーズの代表作 ミッション・インポッシブル のイーサン・ハントのように
完成されたキャラクターになっていたからお見事だったよ。
けっこーワイルドでちょっぴり意外性もあったのでビックリしたけど
アウトローの放題の意味が観てて納得できちゃう。新シリーズになるであろうからこの作品は見ておいたほうがいいと思います。
流れ者=ジャック・リーチャー
一匹狼という雰囲気もあった。
原題のJACK REACHER の方がいいのでは?と思ったけど。
作品の凄みと流れ的にアウトローなのねと理解したからいいか(笑)
地味。
アクション?いえいえ実は・・・
シリーズ化無用
新たなトム・クルーズ
大人のアクション映画
妥協なしの仕置人、ジャック・リーチャー
スーパースター、トム・クルーズの作品とあって字幕翻訳は戸田奈津子だが、冒頭の5分以上まったくセリフがない。何者かによる無差別と思われる狙撃事件が痛いほどリアルに、そして無言で描かれる。
この事件の容疑者として捕らえられた容疑者が黙秘を貫きながらも呼び寄せたのが、弁護人ではなく元米陸軍捜査官ジャック・リーチャーという堂々たる演出の中、「待ってました」とばかりにトム・クルーズの登場だ。
「トップガン」から27年、50歳になるトム・クルーズだが、あの爽やかな笑顔は相変わらずで、小柄ながらも筋肉のついた体でアクションスターのトップを走り続けている。私もそうだが、けっこう男のファンが多いと思う。
ヒロインの弁護士ヘレンは、知的さを漂わせる美人女優ロザムンド・パイクだが、ここは男女のベタベタ感がない。
むしろドイツの監督でもあるヴェルナー・ヘルツォークが演じるロシア人のゼックや、名優ロバート・デュヴァルによる射撃場オーナーのキャッシュらが作品に渋味を加え、男臭さを前面に出した作品に仕上がっている。
主人公のジャック・リーチャーは、正義感が強く、自身の倫理観のみで行動する一匹狼だ。一度見たものは忘れず、一瞬の変化も見逃さず、シャーロック・ホームズのように論理的な推理をしてみせる。行動は機敏で迷いがなく悪人に容赦がない。いわば報酬を取らない仕置人で、このいっさい妥協なしの流れ者という役をトム・クルーズが楽しんでいることが伝わってくる。
赤いカマロを駆ってのカーチェイスは車のバウンドが凄く、腹に響くエキゾーストノートは「ブリット」(1968)を彷彿させる。チェイス後はトム・クルーズらしい“おとぼけ”で笑わせる。
原作になったのはシリーズから2005年の『ワン・ショット』。冒頭の狙撃事件で誰にも命中しなかった一発の謎。ジャック・リーチャーによる裁きの一発。どちらも『ワン・ショット』というタイトルに懸けている。
全体的にいらいら
カーチェイスが『ドライヴ』の影響を受けているのか
爆音でエンジン音とブレーキ音だけが響き、ハリウッドアクションとしてはこれまでにない特異な印象。
『ドライヴ』ではドライバーやカーアクションが主体になっているからこそ、シーンが多少特異なエンジン音だけの演出でも好印象を抱けましたが、
別にカーチェイスがメインじゃないんだからこのシーンを目立たせる意味がないというか・・・
ただ真似した、小手先の技術に走ってるみたいでイラッとします。
バックミュージックが挿入されるシーンは少ない。
おそらく静かなリアリティのあるものにしたかったのでしょうが、
逆に音楽で誤魔化される台本に粗のあるシーンが誤魔化されていない。
それと同じに、カット割りも少なく長尺のシーンが多いです。
良く言えば落ち着いた映画でしょうが
悪く言えば、カット割りの出し惜しみ。
どなたかが書いていたように、犯人に何度も電話をかけるシーンはクスリとしました。
あと良かったのが、ジャックを急襲したものの、急ぎ過ぎて入り口で詰まってしまった犯人たち。
ちょっと面白いシーンを入れてくるのは好ましいのですけど、
肝心のヒロインがただの金髪おっぱい(弁護士なのに)でムカつくので
救出シーンも対してワクワクしないですし
はいはい、早く終われー。という気分でした。
トムクルーズは出ているだけで映画を救う役者じゃないんですね。
商業的には救うでしょうけど、やっぱり脚本がよくないとだめです。
トムクルーズ、バイオレンスを演じる。の巻
ストーリーを進行させるテンポは10年くらい遅かったけど、その代わり暴力シーンや銃殺シーンは思わず顔をしかめたくなるくらいの迫力に足る力強い映像描写で良かった。
この監督はよっぽどストレスでも溜まっているのかと。
総体的に台詞の量が少し過剰に感じた割にはカーチェイスの場面で、そのシーンでそれぞれの役を演じてるキャスト達は終始無言。
台詞量のバランスさえ入れ替わってたら、もっと面白いサスペンスアクションとして成立したと思う。
それでも勧善懲悪な内容には変わりないけど。
後、シュールな笑いのセンスは大好きでした。
(トムクルーズに無言でキャップを差し出すオッサンのくだりとか、トムクルーズが公衆電話で何回も犯人に電話を掛け直す場面とか)
でも一番印象に残ってしまったのは、ヒロインの乳のデカさかも…。
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