フライトのレビュー・感想・評価
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中毒者に捧げる映画?
デンゼル・ワシントンが好きで何回か見ました。
何を伝えたい映画何だろうかと考えると全ての中毒者に大切なことを伝えたいんだろなぁって思いました。
デンゼル・ワシントンは流石です。ベテランのしょうも無い奴を見事に演じきっています。
深い映画と思いました。
彼は本当に飛びたかったのか
腹が立つほどの自分への弱さを持つ機長が父親の影響から将来が決まり息子にも操縦士にならせようとする。
しかし自分の人生は全くコントロール出来ていない対比と、免許剥奪で初めて自由になる心。極度のストレスが依存症につながったか。
デンゼル・ワシントンは見事
型破りな天才パイロットが酒と薬物で窮地に‥ 「才能があり、上手くや...
型破りな天才パイロットが酒と薬物で窮地に‥
「才能があり、上手くやれたんやから文句ないだろ?」
僕自身もこういった発想があるから共感できる。
だがしかし、他の人を巻き込む可能性がある場合は信用が一番なのも理解している‥
しっかりと自分で証言して、「刑務所の中だが自由だ」という発言も真実味がある。
人は自分のついた嘘で苦しむことになるから。
FLIGHT=飛行、逃走
鑑賞後の、爽快感、カタルシスはありません。
冒頭の、重い体調からの、見事な操縦技術にて、ジェット機を不時着させるまでのシークエンスで、映画一本分の見せ場を費やしています。
お話を改変して、アルコール中毒のパイロットが、絶対絶命の窮地を救うという、エンターテイメント作品にも成し得たはず。
なのに、なぜ、そうしなかったのか。
ゼメキスゆえに。そうしなかったのか。
一般受けする、娯楽はもう卒業して、これからは、好きなように撮らせてもらう。そんな監督の声が、聞こえてくるようだ。
娯楽作品を見終わっても、あー面白かった。で終わり。
今作は、機長の人生が一本の映画に焼き付けてある。
そして、いろんな人生模様が、縫い付けてある。
とても奥深く、味わい深い作品になっている。
残念ながら、娯楽作品ではない。
アラスカ航空261便墜落事故
令和の現代、飛行機のパイロットは常に試験に合格を義務付けられる日々を過ごす日常となった。一つの機種、例えば日本航空123便墜落事故で有名な日本航空123便(ボーイング747SR-100型機)、この飛行機を運転するには免許試験に合格する必要があり、他の飛行機を運転するには再度別の運転免許試験に合格しないと運転出来ない。他にも厳しい健康診断に飲酒検査その他とにかく警察官なみの厳しさ。逆に言えばここまで厳格な試験と検査に合格したパイロットだからこそ安全だと証明されてる。
機体の故障で操縦不能に陥った旅客機を、最小限の被害で不時着させた機...
機体の故障で操縦不能に陥った旅客機を、最小限の被害で不時着させた機長。
本来は英雄であるはずの機長だが、搭乗前や機内でも飲酒し、酔い覚ましにコカインをやっていたことが判明。
英雄の機長が苦境に立たされるという展開は「ハドソン川の奇蹟」と似ているが、本作の機長はアルコール依存症という点が異なる。
どうしようもない人間だが、最後の最後に正直に飲酒を告白したことで、後味はよくなった。
うん、まあ、よかった、
話もわかりやすく登場人物も少なくてよかった(笑)
「ハドソン川の奇跡」とは違えど、事故そのものよりは事故のあとのこととか、主人公の周りや経緯の話がメインだった。
でも、内容としてはアルコール依存症の主人公の葛藤や迷いを描いたもの。
特段「飛行機」、「機長」というものに限定せずとも成立する話ではあったかな、と。
飛行機好きの俺としては、もうちょい飛行機そのものとか操縦の話が欲しくもあった(笑)
実話ではありません
オーランド国際空港からアトランタ国際空港に向かう旅客機が、突如、原因不明の急降下を始める。ベテランのウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)は、制御不能となった旅客機を背面飛行させ、地上への胴体着陸を奇跡的に成功させ「奇跡のパイロット」として一夜にして英雄となる。
しかしその後の事故調査委員会の調べで機長の血液からアルコールが検出されたことで疑惑が浮上する。巨匠ロバート・ゼメキス監督が12年振りに手掛けた実写作品。
最初は【ハドソン川の奇跡】のような機長目線で描いた英雄ストーリーかと思いきや機長目線ではあるものの、堕落していくストーリーでした。
■ダメだこいつ・・・
フライト前日にお酒にクスリ・・・冒頭から乱れた生活。
さらには遅刻して乗客と一緒に搭乗w
そのくせ副操縦士に「俺は時間厳守だ」とかほざくw
割と最後の方までクズ男全開でしたw
9日間の断酒に成功して公聴会がいよいよ明日って時に・・
飲んじゃうのねぇ・・・やめれないのねぇ・・・(´・ω・`)ダメだこいつ。
■腕は確かだが・・・
優れた操縦技術を持ったパイロットで、長年の経験に基づいた
本能的な状況判断ができて酔っぱらった状態でも背面飛行なんて
凄技できちゃうアル㊥機長。
クスリでキメてたからこそ、頭が冴えて的確な判断ができてたのか?!
■背面飛行は必見!!!
このシーン見るだけでも価値はある!
■ホテルの冷蔵庫にお酒があったのは何故?
恐らくコネクティングルームだったのでしょうね。
でも何故その部屋用意したんだww
隣の部屋の冷蔵庫もチェックしておきなさいよ。
ホテル側のミスなのか?用意した人のミスなのか?
■酔いを醒ますにはドラッグなのか。。
酔っているのをごまかすための「気付け」にクスリ・・・。
へべれけなアル㊥男が一瞬でシャキッとする。
冒頭のコカインもそゆことだったのね。
こんなこと映画で教えちゃダメ。だからPG12なのか。
■クズ男にも良心はあった
ネタバレになるので言えないけど、彼女に罪を被せることも可能だったのに
罪悪感に勝てずこれ以上の嘘を重ねることはなかった。
もしここで嘘を突き通したら彼は英雄機長で終わっただろうに。
そして最後は更生の道を歩むお決まりストーリーで安心した。
■事故原因は整備不良
そもそもの原因は尾翼の部品を耐用年数を過ぎても交換していなかった事。
機長のアル㊥とクスリは結果論である。
■判決は描かれない
飲酒とクスリがそもそもの事故原因ではないし、
奇跡の操縦「96人の命を救った行動」が考慮され
情状酌量の余地はあるだろうと思う。
4,5年は刑務所にいるだろうと語っていることから
死刑や無期懲役では無さそうですね。
実話っぽいけど、実話でないです。フィクションです。
でももし実話だったらもっとのめり込んで観てただろうな(;´・ω・)
眼福から始まる(笑) ヤバい機長とヤバいフライト。アルコール依存の...
眼福から始まる(笑)
ヤバい機長とヤバいフライト。アルコール依存の恐怖。これだけで充分、説明不要。誰もが面白く見られる。ロバート・ゼメキス監督、さすがです。
TVO吹替版鑑賞。カットしまくりのよう。ノーカットでもう一度見てもいいかな、そんな感じ。
これは、米国の現状なんでしょうか❓
最後の結末寸前まで、薬中のアル中で、酩酊状態。
それで飛行機操縦、車運転、それで暴れる。
飛行機会社や組合は保身のために活躍。
それで、最後の最後で、正直になり、更生の道へ、めでたしめでたし。
多分、米国は、こんな人が多いのでしょう。
だから、夢みたいな安直な話が評価されてアカデミー賞と、そんなところです。
言わば、アメリカはそこまで病んでいる証なんでしょうね。
今、パイロットは事前に検査してるそうですが。
アメリカでは、ただ、飲酒運転の取り締まりは、無さそうですね。
現実に、これほどコカインとアルコールしてたら、とうに死んでるし、航空機は墜落してます。
非現実的夢想映画です。
嘘で固めた人生を生きていくのか
ウィップは驚異のフライトテクニックで乗客を救い、英雄となった。
フライトシーンの緊迫感は凄まじく、
そんな飛び方あるの??と驚かされた。
しかし、次第にアルコール依存で人の意見に耳を傾けない駄目人間な面を見せる。
彼の駄目さにもどかしさを感じた。
彼自身多くの大切なものをなくして初めて気づいたのだろう。
そうやって目先の利益の為に嘘を重ねて生きても、いいことはない、身を滅ぼすのは自分だと。これは私自身への戒めとなった。
再生の物語。失ったものは大きいが…
デンゼル・ワシントン演技うますぎ。ロバート・ゼメキス監督、さすが。
期待通りの映画でした。
コーヒー飲むの忘れてたくらい没頭した2時間25分。
まず冒頭の墜落シーンのど迫力に圧倒されて(こんなシーンはハリウッドにしか撮れない!)感嘆。
奇跡的な操縦で草原に不時着し、多くの乗客の命を救ったベテランパイロットは一躍英雄に。でも彼には重大な秘密があり、その運命は天から地へまさに急降下...。
(今回はあまりネタばらししないでおきますね(^^;; ″この先どうなるんや⁈″と観てほしいので)
一見 エリート街道を生きている一人の人間の、その堕落と心の闇。
彼はこの事故をきっかけに、嘘で塗り固めてきた今までの人生と否応無く向き合うことになります。
家族をはじめ、彼を救おうとする周りの人達を裏切り続け、まだか、まだか、というほど底に落ちていく。
そんな彼のすさんだ心の奥に、まだ残っていた僅かな良心が目覚めるのは、大切な人の遺影を見た瞬間。。。なんか、わかる。
尋問会のやりとりにハラハラしながらも、この展開にどこかホッとした私なんです。認める事は勇気のいること。
でも、彼がこれまで裏切り続けていたのは他人だけでなく、自分自身もだったのですね。
受刑者の前で語る言葉に涙がとまらなかったーーー!´д` ;
化粧とれたーーー
受け入れて、変わる勇気。
時には容易ではないけど...
また、この映画は、ドラッグやアルコール依存症についてもよく知る機会となりました。
私は、人間というものは所詮弱い生き物だと思っています。一歩間違えば私だってどうなるかわからないし、誰にも話したくない過去もあります。
そしてこれからたとえば、死ぬほどつらい事があって少しの間だけでも忘れたい時に、身近にアルコールやドラッグの誘惑があったら...? 100%の自信はありません。
でも、人間は弱い一方で、それを克服する強さも持ち合わせています。
私は、この映画は、一人の人間の【再生】の物語なんだなぁ、と思いました。だからこそ、最後の彼の言葉『今、最高に自由な気分だ』には、『もう自分を偽らなくてもいい。嘘を重ねなくてもいい』という思いが込められているんだと感じ、認める事によってその懺悔に周りも救われ、もちろん彼自身も救われ、人間はいつからでもやり直せるんだと希望を貰えました。
いい映画です。ぜひ。
嫌悪
もう往生際悪すぎ。
そんなに毎日お酒が飲みたいなら違う仕事すればいいのに。
ソムリエとか利き酒師とかアルコールのいろんな本を出版するとかライター的な。
もうホラーでしかなかった。
薬にしてもお酒にしても依存ってこわいね。
終始黒かった
「黒」デンゼルワシントンですね。元々黒いですが。
いきなり、悪いデンゼルが出てきて、
その後は良いデンゼルかと思ったら、ほぼ悪い人。
飲酒飛行なのは知ってましたが、アル中とは非道い。
緊急着陸シーンは必見。スゴイ。
客と乗員の振り回され方とか、コックピットの落ちていく風景とか、
リアルすぎるのに、デンゼルが冷静すぎ。
酒とかヤクやっててもここまでスゴイんだぜ!、という美化。
ていうか、予告編で背面飛行は見せちゃダメだろ。
一番の見せ場なのに。
で、その後は「やっぱりアル中とかダメよ」と啓発映画になり、
最後は反省。
アメリカではアル中とかヤクとかは近場の問題なんだろうが、
日本ではリアリティ無いわ。だから共感はゼロ。
なるほど映画でした。
デンゼルの役(ヤク)は見事。ろれつも回ってないとことかリアル。
ジョングッドマンはいいやつだが、
あーゆーのがいるからヤクとか無くなんないんだろ。
ケリーライリーは可愛かった。梨花そっくり。
でもオープニングのスッチーが一番サイコー。
アル中のデンゼルワシントン扮する敏腕機長の人生の再生物語
冒頭から機長はスチュワーディスと同衾した後、ちょいとアルコールを嗜み、機長席へ。この映画を観た際には”そんな事はありえないだろう”と突っ込みながら物語の面白さに引き込まれ映画に没頭していったが、今や(2019年現在)この物語で描いていた事は事実だったのだ!という認識がこの作品のリアリティを支えている事に気付く。
機長が自らの誤りを認め、「奇跡のパイロット」から獄中の人物となるが、息子と再会する際の彼の爽やかな表情が忘れられない。
ロバート・ゼメキス監督の先見の明に驚かされる秀作でもある。
<2013年3月3日 劇場にて鑑賞>
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