「デンゼル・ワシントン」フライト kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
デンゼル・ワシントン
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フロリダ州オーランド発アトランタ行きのサウスジェット航空機227便。尾翼の故障で急降下する中で背面飛行で水平を保ち、民家を避けて不時着・・・
とりあえずクラッシュというニュースタイトルがついていたが乗客乗員102名中、死者は6名のみ。弁護士のヒュー・ラング(チードル)が早速やってきて、アルコールとコカインが検出されたことを握りつぶし、あくまでも機体の欠陥であることを主張すると申し出た。ことの重大さに気付いたウィップ(ワシントン)はCAマーガレットにも酒のことをしゃべらないよう釘を刺したり、副機長エヴァンスにも自分の腕が良かったから死ななかったんだと説得する。
ウィップはかなりのアルコール中毒。元妻ともそれが理由で離婚。さらにフライト前にベッドを共にして、不運にも事故で亡くなったトリーナもアル中。病院で知り合った、これまたアル中の女性ニコール(ライリー)と共に暮らすようになったが、彼女は禁酒会に参加するなどして頑張っていた。
周りが色々ともみ消してくれたウィップだったが、公聴会ではついに嘘に耐えきれず、酒を飲んでいたことを告白し、刑に服することとなった・・・
自分の父親もほぼアル中だったから、よくわかる。しかし、最後には告白してしまうことの潔さは常人には持ち合わせていない。
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