劇場公開日 2012年8月24日

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プロメテウス : 特集

2012年8月20日更新

「エイリアン」「グラディエーター」のリドリー・スコット監督が、これまで描かれてこなかった“人類史上最大の謎”に迫るミステリー超大作「プロメテウス」が、いよいよ8月24日に公開される。数々の金字塔をうち立ててきた名監督が、“全人類”に向けて送る壮大なプロジェクト。この夏、人類なら誰もが見逃せない注目作を、特別映像を交えながら徹底研究!

この夏、人類の歴史が覆される──
巨匠リドリー・スコットが全身全霊をかけて挑む《究極の謎》=人類の起源

地球から旅立ったプロメテウス号の乗組員を待つものは!?
地球から旅立ったプロメテウス号の乗組員を待つものは!?

■これまで誰も描くことができなかった人類最大の謎=《人類の起源》
 “リドリー・スコット監督だからこそ実現した”壮大な映像プロジェクト!

我々人類は、いったいどこから来たのか? 誰もが問い続けながら、その答えはいまだ判明していない人類最大の謎に、あのリドリー・スコットが挑んだ。「エイリアン」「グラディエーター」ほか数々の傑作で映画ファンに大きなインパクトを与え続けてきた巨匠監督、究極のビジュアリストにして完璧主義者だからこそ実現できた壮大な映像プロジェクト、それが「プロメテウス」なのだ。

─描くテーマは、決して触れてはならない謎=《人類の起源》!

果たして、人類最大の謎は解明されるのか?
果たして、人類最大の謎は解明されるのか?

“自分とはなにか?”というアイデンティティの揺らぎを、常に作品テーマに込めてきたスコット監督。そんな彼が今回はテーマを“人類全体”にまで拡大し、“人類はどこから来たのか”という深遠かつ壮大な謎を全身全霊をかけて描き切ろうとしている。

遠くない未来、時代も場所も異なる地球上のさまざまな遺跡で、“人類の起源”に関する重大なヒントが見つかり、遺跡に残された絵画が“人類の創造主”からの招待状だと考えた科学者チームは、宇宙船プロメテウス号に乗って旅立つ。到着した先には、地球上のあらゆる概念を覆す衝撃の真実が待っていた……。

現実に研究されている科学的考証に基づいて、スコット監督が導き出した結論とはなにか? 私たちもまた、“真実”が明かされる瞬間に立ち合うのだ。


─圧倒的な世界観と緻密で大胆なビジュアル!

スコット監督こだわりの映像美を最新3Dで表現
スコット監督こだわりの映像美を最新3Dで表現

ロンドン王立美術大学で映画を学び、数々のCFを手掛けてきたスコット監督は、優れた先見性と完璧主義を貫くオリジナリティあふれるビジュアリスト。細部にまでこだわり尽くした映像美と映像表現は、現在進行形で熱狂的なファンを生み続けている。本作では、そのこだわりがさらにパワーアップ。プロメテウス号の外観はもちろん、現実に存在していてもおかしくないリアルさを持つ船内のディテール、そしてプロメテウス号の大気圏突入時の描写や惑星規模での大災害、未知なる惑星の文明観など、「アバター」に勝るとも劣らない緻密な世界観が、圧倒的なインパクトで大スクリーンに展開される。

そして本作は、監督自身初となる“3D映画”。最高の武器を手にした巨匠が、さらなる映像世界を切りひらくのは間違いない。


─スコット作品ならでは! 個性あふれる実力派キャスト結集!

「ミレニアム」のノオミ・ラパスが新ヒロインを熱演!
「ミレニアム」のノオミ・ラパスが新ヒロインを熱演!

世界的名監督の作品だけに、人気と実力、そして個性のすべてを備えた俳優陣が結集。スコット作品の定番ともいうべき“ヒロイン”には、「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」を観て監督が惚れ込んだというノオミ・ラパスが抜擢。繊細でセクシーでありながら、大いなる秘密に挑む英知とタフさを持つ科学者、エリザベスを熱演する。

クールな美貌でプロメテウス号の監視役メレディスをミステリアスに演じたのは、シャーリーズ・セロン。探索に同行するアンドロイドで、重要な役割を果たすデビッドを演じたマイケル・ファスベンダー(「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「SHAME シェイム」)の“人工的”な異色演技も必見だ。


豪華実力派キャスト・スタッフが集結したクリエイティブワークとは?!
【特別動画(Creation)】




■女性から見た「プロメテウス」。屈強な新ヒロイン・エリザベスとは?

 「エイリアン」シリーズのリプリーを例に挙げるまでもなく、これまでもリドリー・スコット作品に登場する女性たちは闘い、傷つき、それでも負けない強さを見せてきた。「プロメテウス」の女性科学者エリザベス・ショウも、この流れを汲む屈強なヒロイン。人類の起源を探る旅に出発した彼女は、想像を絶するなどという表現では補いきれないほど過酷な運命に翻弄される。しかし、次々と災難が降りかかっても、目を疑うものの脅威に晒されても、エリザベスは泣きわめくことをせず、本当は思いきり流したい涙をぬぐいながら事態に立ち向かおうとする。この強さとたくましさを目の当たりにすると、やはり最後に人類を救うのは女性? 本当のピンチに強いのは男性よりも女性? などという奢った考えを持ちたくもなるというもの。また、(人間の男性ではない)美形アンドロイドにさり気なくサポートされているのも心憎く、少々考えさせられるものがある。

 ノオミ・ラパスは出世作の「ミレニアム」シリーズでもなかなか酷い目に遭わされるヒロインを力強く演じていたが、見舞われる悲劇のスケールにおいても、発揮しなくてはならない心身のパワー面においても、本作ではネクスト・ステージへ。そんな彼女の姿から、私たちはリドリー・スコットなりの女性讃歌を感じ取ることができる。ただし、「女性でよかった!」なんて軽々しい発言は、口が裂けても控えたい展開も待ち受けているのだけど。



■「プロメテウス」はリドリー・スコットの集大成!
 エポック・メイキングを撮り続ける、巨匠監督の新たなチャレンジ!

 リドリー・スコット監督は広告畑出身だけあって、あの「ブレードランナー」の酸性雨がしとしと降る近未来ロサンゼルスのイメージを創るとき、真っ先に街にひしめくビルボード(巨大広告)から思いついたという。つまり、彼の映画は細部まで観逃せないわけだ。

 本作は“人類の起源”への答えを求めるべく、ギリシア神話の神の名を冠した宇宙船プロメテウス号で調査に行くという、いわばダーウィンの進化論をひっくり返すようなエピックな物語だ。人類を創ったのは天使か悪魔か?という深遠なる疑問への、巨匠リドリー・スコットならでは答えが示されている。

 細部という点でいえば、そのプロメテウス号が「エイリアン」のファンならファンならニヤリとせずにいられない「ウェイランド社製」なのが想像を膨らませる。宇宙船乗組員は約2年半に及び冬眠状態のような睡眠を強いられ、航海をする。
その睡眠が人体へ及ぼす、多汗や嘔吐などの副作用が初めて描写された映画かもしれない。その直前の寝静まった船内はさしずめ「2001年宇宙の旅」のディスカバリー号船内で、不気味ささえ漂わす。ただひとり起きている乗組員デビッドの退屈そうな日常。興じるバスケットボールのバウンド音が船内に不気味に反響している。

「エイリアン」のリプリー、「ブレードランナー」のプリス、「テルマ&ルイーズ」のテルマとルイーズ……。「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のノオミ・ラパスが、リドリー・スコット印の「戦う女」を演じている。その逞しさにまたも仰天するにちがいない。



■物語のキーパーソンは“アンドロイド”=デビッド
 惑星探査に同行する人工知能の真意、そして思惑とは!?

演じるのは注目の若手演技派マイケル・ファスベンダー
演じるのは注目の若手演技派マイケル・ファスベンダー

地球の遺跡で発見されたヒントを元に、人類誕生の秘密に迫ろうと宇宙に旅立つプロメテウス号。その旅に同行するのが、「プロメテウス」の世界で製造・販売されているアンドロイド=デビッドだ。人間の感情を“理解”はできても、自らは感情=心を持たない“人であって人ではない”アンドロイドが、物語の重要なカギを握る。ときおり見せるデビッドの謎の行動や、何かを秘めた目の輝き──観客は、必ず彼の行動から目が離せなくなる。アンドロイドの創造主は“人類”、では、その人類の創造主は? デビッドは、人類誕生を暗示させる存在でもあるのだ。


本編にはない アンドロイド=デビッドのバイラルCMムービー。
その完成度と芸術性の高さは世界中で話題に!
【特別動画(David)】




■公開記念BIGプレゼント!「プロメテウス」ミステリーキャンペーン実施中!

「プロメテウス」公開に合わせて、公式サイトでは“ミステリーキャンペーン”と銘打たれたプレゼント・キャンペーンが開催中。謎に満ちたミステリアスな作品らしいプレゼント「世界の七不思議スポットへの旅」の詳細は、バナーのリンク先をチェックしてほしい。




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