プロメテウスのレビュー・感想・評価
全225件中、41~60件目を表示
"エンジニア"
本作が単独で一本の作品ならば、それなりに面白い感想は出るけれども、よくもまぁ「エイリアン」のワンシーンから壮大?な物語を考えたものだ。
オリジナルの「エイリアン」は未鑑賞で、比べるのがディレクターズ・カットになるけれど違和感を大いに感じてしまうのは否めない。
ジョン・ハートが見た宇宙人の死体と本作の生き残りは同一なのか?
それならば、瀕死の状態で宇宙船の操縦席に戻ったって訳で無理があるような!?
その宇宙人から産まれた?"エイリアン"は完成された形だったけれど、ジョン・ハートから出て来たのは未完成の赤ちゃんみたいだった。
意地悪なツッコミになるが、オリジナルの方が物語の年代設定も新しく本作の方が前の話になる訳で、映画を撮った年代は逆になるけれど、宇宙船や船内のハイテク加減が違い過ぎて、オリジナルを完全にシカト。
イアン・ホルムと比べるとデヴィッドの行動に理解出来ないことが多く、スッキリしない。
あのデカい宇宙人たちは、エイリアンによって絶滅したのか?そもそも、あのタコみたいなのは何だ!?エイリアンの誕生過程も府に落ちない。
ラストに白々しくエイリアンを登場させる演出に強引さが垣間見れ、本作の必要性があるとは思えない。
ネタバレ注意
面白いんだけど!すごく好きなんだけど、エイリアンが何故生まれたかのために製作されてて、人間の起源やエンジニア(創造主)の行動の動機などが明確でないため、モヤモヤ感がすごい。
後主人公たち、博士じゃないでしょ。あの行動は。
そして、吹き替えは見ない方がいい。絶対に
なんかね、もう、主人公に感情移入どころか反感持つから
ササくれる。
あーーーくそ、だまされた。つか、もっと早く気付くべきだった。結局、エイリアンな訳ですから。人類の起源とか宇宙の謎解きとか、期待して行ったワシがあほだったつーことですから。結局はエイリアン1のAnswer Movieですよ。ただのSplash Space Horrorなんですよ。
人類の起源は、どっかの星の一人の体からばら撒かれたDNAなんですよ。その星は、最終兵器であるエイリアンの製造工場を持っていて、その製造工場である星はエイリアンによって滅亡した。そんだけかよ・・・・・・
ここまでのクソ映画とは思わなんだ。後悔先に立たず、ってことで。CGと特殊なんたらの進歩には驚かされますが、そんなところに金かけるなよ、って言いたい。次作は、絶対に見に行かないから!とかなんとか言って、また期待して出かけちゃうのが目に見えてるところが、自分でもイヤやわ。
いや、いや、やっぱ人多かったです。開演前は、カップルがはしゃいでます。一席あけた隣にも、お兄ちゃんと女の子が座ってます。そこまで詰めなくても良いのにね。で、帰り際は、みんな沈んでます、ささくれてます。明らかに期待外れで、特に女子、怒ってます。こんな映画だってわかってたら、他のにしたのに!って言いたいんですね?分かります。
試みは面白かったのですが…
予告を観てエイリアンシリーズとしてでなく、独立した映画として楽しめるかもと思ったのですが、美しいシーンが沢山あるのに(お気に入りのシーンはいくつかあります)、既存のエイリアンシリーズの展開のために急に人物が動かされてる雑さが目立ちました…、品を保つ必要ないとは思いますが、ホラー映画では爽快にぶっ壊す為に美しいシーンはあると思うのでせめて対になるように印象的な場所や人物の崩壊には力を入れて欲しかったです
話の矛盾を吹き飛ばす激烈なグロさ!
久々の大金を掛けたクソ映画…
突っ込み所満載でビックリするわ。
まずエイリアンの原種なのは解るが、幼虫・ヘビ的な奴・黒い小さな奴・イカ的な奴…いったいどれがどーなん!?ヘビみたいな奴に襲われた奴はどーなったん!?エッチしたらなんで子供出来ん女の人にエイリアンの子供出来るん!?何でもありなん!?
デビッドの行動の目的が解りにくい!
社長のガイ・ピアーズに至っては笑うしかない。若返るか若い時のシーンでもとる予定だったのか!?ちゅーと半端な老人メークで誰か解らんし!
船長と他2名はあっさり命掛けたけど、流石にあんな一瞬で命捨てれんって!!
そしてそもそもエンジニアが砕けて地球の生命の源になったみたいじゃけど、単細胞生物から色々進化して哺乳類になって更に色々進化して、よーやっと奇跡に近い進化で人類になったのに、そのDNAがエンジニアと一緒って!!もーむちゃくちゃじゃわ!!
そして生きとったエンジニアはなんで襲いかかってきたの!?
全てにおいて説明不足。
なんか素材は良さそうだっただけに、どーにかならんかったんじゃろーか!?よけーに腹が立つわ。
所謂「スペースジョッキー」を掘り下げる物語
作品単体としてはよく出来ていると思うし、それなりに楽しんで観た(ただ一作目よりも時間軸が過去のはずなのに、テクノロジーが遥かに進歩しているように見えるあたりは整合性という意味で不自然極まりなく、このあたりは考慮に入れるべきだったろう)。一作目以前ということだが、生物としてのエイリアンについて掘り下げるというよりは、いわゆる「スペースジョッキー」の方に焦点が当たっていて、こちらについて掘り下げるためにある物語という感じだ。そしてその筋書きに面白味が無いわけではない。
ただ、『エイリアン』の前日譚として捉えた時に、これが本当に必要だったのか?という疑問が頭をもたげる(この疑問は、次作『エイリアン コヴェナント』に対しても同様)。前日譚としての作品の存在意義は、単体の作品としてのものだけでなく、「これを観ると元作品の味わいが深まる」ということが求められるわけで、実際にはこれを観たからといって、元作品の面白さが増すかというと…正直怪しいものだと思う。物語というものは、謎めいているから胸に強く迫ってくるということがあって、全て解き明かしてしまうとかえってつまらなくなるということもあるわけなので、何でも詳しく掘り下げてしまうのが良いわけではないと思う。そういう意味で、この物語が存在する必然性について説得力が乏しいのではないかとの疑念を、自分はどうしても払拭することができない。
(2024.4.4加筆修正)
『エイリアン・エピソード0』(^-^)
面白かったですし、気に入ってるんですが、この1本で『エイリアン』に繋がらなかったのが公開当時は残念に感じていました。 予告編で色々戦ってると思ったのですが、全部エイリアンとではなく、他の生物だったり何故か変身した仲間とだったり、火炎放射機を持っていると思ったら火を放ったのは仲間にでしたし、敵との戦いがほとんどないのは残念でした。 何か難しくし過ぎたのではと思っています。 燃やされた彼氏も放っておけばどうなるのかもわからないし、遺跡?に残された2人も 1人は何で仲間を殺し始めたのかもわからないし、エイリアンが出てこないならエンジニアともっと戦ってほしかったです。
B級、見る価値なし
本作でエイリアンシリーズが一気に哲学SFへと進化する
1作目を見返したくなる
B級、C級ホラーに成り下がってしまったエイリアンシリーズ。
プロメテウスはリアルタイムでは観てませんでしたが、題名であえてエイリアンとつけず、エイリアン作品とは関係ないと思わせるプロモーションをしてたのはうっすら覚えてます。
ハゲの巨人(エンジニアというらしい)が、溶けて地球にそのDNAがまかれ、地球の生命の源になるという、めっちゃ壮大な始まり方。
エンジニアがいるらしい惑星に研究者達到着。
目の前には絶対に不吉なものがありそうな岩山。
研究者数名は着いてすぐ、岩山探索へ。
中に入って空気が綺麗だからとヘルメット外すけど、普通外さんでしょ!!
未知のよくわからんものが明らかにいそうなのに!
もう、この辺りからいつフェイスハガーがガバー!!って出てくるのがヒヤヒヤでした笑
首のないエンジニアの死体に、何かから逃げるエンジニアのフォログラム。
そんで、この辺りでおっさん二人怖いから帰る!!って駄々こねて別行動。
もうこれでこのおっさん二人は死亡確定の流れ笑笑
この岩山にいる間フェイスハガーいつ出るかなーってハラハラしてたのに、出たのはヘビみたいなやつでしたね。しかも、顔にガバー!じゃなくて、口からヌルって笑
エイリアンも最初から1作目の形だったわけじゃなくて、進化してったんですねー。
スペースジョッキーが出てきたときは、もう一回一作目見なきゃ!ってなりましたし、主人公のエリザベスが自分でエイリアンを摘出するとこなんて、女性だったら誰しも目を背けたくなりますし笑笑
程よく気持ち悪く、物語的にもわりと楽しめました。
3作目、4作目に比べたら全然面白かったです。
補完が必要
「なぜ人類誕生の瞬間は、空白のままなのか。」
見終わった後このキャッチフレーズ見ると、
見事な「キャッチ」でしかなく、解決した「フレーズ」は皆無だ、
腹が立ってくる。
人類の起源に関わる手がかり、というのもかなり一方的な見方で、
なぜ他の人は誰も指摘しなかったのか。しかも未来の話なのに。
まあそこで話の腰を折ると進まないので譲るとしても、
未知の惑星に着いてまでやってる行為が下らない。
というか意味不明なことが多い。
人類の起源を探しに来てるのに、見つけたモノこねくりまわして、
しかもその場所から他に移ろうともしないし、
それぞれの科学の専門家が来てるのに、それぞれ何もしないし、
責任者?なんか一番何もしないし、
デイビッド(ロボット)の行動は一番不可解。
何故「あれ」を彼に飲ませたのか、只の実験?
それとも彼女に育てさせて、何か狙っていた?よく分からない。
キャッチフレーズはともかく、
話の最初と終わりが全然つながりが無く、
最後の最後で「あれ」を出して帳尻合わせて、ドヤ顔されてる気分。
やりたいこと色々やり過ぎて話がとっちらかってる感じ。
.
自宅で鑑賞。十数年来噂のあったR.スコットのエイリアンもの。オープニングタイトルでニヤリとさせられる。監督得意の空撮もタップリ観れる。人類の起源よりも“エイリアン”の起源を描いている。全篇に亘り、科学者やスペシャリスト達の言動が軽率過ぎて説得力に欠ける上、飛行可能な宇宙船内で冷凍睡眠のみする“エンジニア”等、プロットに破綻も散見出来る。物語的にも等閑な印象で本家の『エイリアン』・『AVP』シリーズ等と齟齬をきたしている。ただ丁寧に作り込まれた画面は鑑賞に充分堪えうる。続篇製作も決定済み。60/100点。
・スタッフロール最後のウェイランド社ロゴはM.ファスベンダー演じる“デヴィッド”の指紋の紋様であり、『エイリアン('79)』の“スペースジョッキー”登場シーンにも使われていた。ラスト近くアンドロイドには理解不能と云わせた自ら造って栄えたモノを自ら滅ぼすと云う命題は哲学だと感じた。
・シリーズに登場するアンドロイドのネーミングは、『エイリアン('79)』の“アッシュ(Ash)”、『エイリアン2('86)』・『エイリアン3('92)』の“ビショップ(Bishop)”、『エイリアン4('97)』の“コール(Call)”、そして本作の“デヴィッド(David)”と意図してアルファベット順に配されているらしい。
・監督が推した“エリザベス・ショウ”のN.ラパスは微妙で存在感が薄いが、ミスリードを誘うクールでストイックな“メレディス・ヴィッカーズ”のC.セロンが印象的。ただ何より“デヴィッド”のM.ファスベンダーが凄く佳い。
・鑑賞日:2013年2月1日(金)
いや横に逃げろよ って感じの映画
つまり 言い換えるなら、登場人物たちの行動に、最低限の合理性と明確な目標がないということです。
例えば主人公。 どうしてエイリアン胎児を殺さずに放置したのか? ちゃんと燃やすとか、仮にも船内にエイリアン持ち込んじゃったんだから、せめて船長には報告するのが道理でしょう!
映画では、放置されたエイリアン胎児は取り返しのつかない程成長するものの、エンジニアと相討ちになって死にますが、 もしあのまま 宇宙船プロメテウスが地球に帰還していたら、首縊りもんですよ!
こうした、モンスターパニック的な“見せ場”のためのご都合主義な行動や展開は、かえってイライラを溜めてしまい、見せ場足り得ないものになっていると思います
でも個々のシーンのビジュアルはバッチリキマってるので、なんも考えずに見るぶんにはいい映画だと思います! 私もなんだかんだ楽しんで見れました!
落石
物凄い予算をかけたB級SFスリラー
賛否両論渦巻いてましたが全然面白い! 『エイリアン』の前日譚であることを頑なに隠蔽するというよく解らないプロモーション方針が明らかに逆効果となって、予想通り先行ロードショーの金曜レイトショーなのに観客チラホラ。でもこれはSFとして余りにもちゃんとしてる。物凄い予算をかけたB級SFスリラー。そりゃ、何それ?みたいな設定の穴はありますが、それを補って余りある様式美があり、虚無感がある。
この虚無感、星野之宣さんのSF短篇マンガの世界観に凄く似てる感じがしました。すなわちギリシャ神話やキリスト教の世界観を科学の進化した未来から俯瞰するスタンス。特によく似てるなと思ったのは『射手座のケンタウロス』。どちらもギリシャ神話をモチーフに人間のエゴが最果ての地で相応の仕打ちを受ける話で、登場人物のキャラと行動の動機が凄く似ている。ゆえにどこにも意外性はなくセンスオブワンダーも見え透いてはいますが、これが観たかったというものをしっかり観せて頂いたという満足感がありました。
エイリアンの起源
Huluで再鑑賞。
『エイリアン』が公開されたのは、今から40年以上も前の話。リドリー・スコット監督作品の『ブレードランナー』と共に、SF映画の金字塔と言ってもよいと思う。
そのスコット監督が、『エイリアン』の前章となる作品を手がけるという事で、当時、話題にもなったし、期待も大きかった作品。実際、壮大な映像美は、さすがだと思ったし、『エイリアン』への繋がり方も、なるほど、と納得しました。
ただ、『エイリアン』の怖さは、なかなかエイリアン自体が明るみにならないで、警告ランプが点滅する中で、初めて観る人が、それぞれにイマジネーション広げられる怖さだと思う。
最近のエイリアンは、見えない恐怖より、モンスター化しつつあるのが残念で、今回もあからさまに、エイリアンが出てくるのは、今ひとつかな…。
ストーリー的には、確かに『エイリアン』に繋がる内容でしたが、今ひとつスッキリしない。それは、エリザベスの手術後のあり得ないハチャメチャ行動やあまりに馬鹿っぽい科学者達、プロメテウスが突っこみ墜落したのに、また飛び立つ宇宙船…などなど、ご都合の成り行き任せって感じがした。
あまりに、ストーリーをこねくり回り過ぎて、かえって複雑にしてしまった観があります。結局、あのエイリアンは、あの宇宙人との複合体というオチは、シガニーが既にやってましたよね。
全225件中、41~60件目を表示