プロメテウスのレビュー・感想・評価
全222件中、41~60件目を表示
話の矛盾を吹き飛ばす激烈なグロさ!
各大陸で巨人が描かれた太古の石板が見つかる。
人類の祖先は地球に来た大型異星人らしい。
宇宙開発が進んだので、親睦を深めに会いに行ったら…話の通じない怪物でした…という話。
話の矛盾はあるが、それを吹き飛ばす【超展開と激烈なグロさ】がたまらない哲学的快作!
(2020/3/17)
久々の大金を掛けたクソ映画…
突っ込み所満載でビックリするわ。
まずエイリアンの原種なのは解るが、幼虫・ヘビ的な奴・黒い小さな奴・イカ的な奴…いったいどれがどーなん!?ヘビみたいな奴に襲われた奴はどーなったん!?エッチしたらなんで子供出来ん女の人にエイリアンの子供出来るん!?何でもありなん!?
デビッドの行動の目的が解りにくい!
社長のガイ・ピアーズに至っては笑うしかない。若返るか若い時のシーンでもとる予定だったのか!?ちゅーと半端な老人メークで誰か解らんし!
船長と他2名はあっさり命掛けたけど、流石にあんな一瞬で命捨てれんって!!
そしてそもそもエンジニアが砕けて地球の生命の源になったみたいじゃけど、単細胞生物から色々進化して哺乳類になって更に色々進化して、よーやっと奇跡に近い進化で人類になったのに、そのDNAがエンジニアと一緒って!!もーむちゃくちゃじゃわ!!
そして生きとったエンジニアはなんで襲いかかってきたの!?
全てにおいて説明不足。
なんか素材は良さそうだっただけに、どーにかならんかったんじゃろーか!?よけーに腹が立つわ。
所謂「スペースジョッキー」を掘り下げる物語
作品単体としてはよく出来ていると思うし、それなりに楽しんで観た(ただ一作目よりも時間軸が過去のはずなのに、テクノロジーが遥かに進歩しているように見えるあたりは整合性という意味で不自然極まりなく、このあたりは考慮に入れるべきだったろう)。一作目以前ということだが、生物としてのエイリアンについて掘り下げるというよりは、いわゆる「スペースジョッキー」の方に焦点が当たっていて、こちらについて掘り下げるためにある物語という感じだ。そしてその筋書きに面白味が無いわけではない。
ただ、『エイリアン』の前日譚として捉えた時に、これが本当に必要だったのか?という疑問が頭をもたげる(この疑問は、次作『エイリアン コヴェナント』に対しても同様)。前日譚としての作品の存在意義は、単体の作品としてのものだけでなく、「これを観ると元作品の味わいが深まる」ということが求められるわけで、実際にはこれを観たからといって、元作品の面白さが増すかというと…正直怪しいものだと思う。物語というものは、謎めいているから胸に強く迫ってくるということがあって、全て解き明かしてしまうとかえってつまらなくなるということもあるわけなので、何でも詳しく掘り下げてしまうのが良いわけではないと思う。そういう意味で、この物語が存在する必然性について説得力が乏しいのではないかとの疑念を、自分はどうしても払拭することができない。
(2024.4.4加筆修正)
『エイリアン・エピソード0』(^-^)
面白かったですし、気に入ってるんですが、この1本で『エイリアン』に繋がらなかったのが公開当時は残念に感じていました。 予告編で色々戦ってると思ったのですが、全部エイリアンとではなく、他の生物だったり何故か変身した仲間とだったり、火炎放射機を持っていると思ったら火を放ったのは仲間にでしたし、敵との戦いがほとんどないのは残念でした。 何か難しくし過ぎたのではと思っています。 燃やされた彼氏も放っておけばどうなるのかもわからないし、遺跡?に残された2人も 1人は何で仲間を殺し始めたのかもわからないし、エイリアンが出てこないならエンジニアともっと戦ってほしかったです。
B級、見る価値なし
ワンパターン。つまんねー。どっかに行き宇宙の寄生生物に人間が襲われる。その寄生生物、人間、アンドロイドを描く。このワンパターン。
シガニーウイバーの時代の作品の方が面白く完成度がある、
これは見ない方がよかった。
本作でエイリアンシリーズが一気に哲学SFへと進化する
個人評価:4.5
エイリアンのすべての原点がここにある。
アンドロイドと人間の違いを、人間の飽くなき探究心で対比させている。
エイリアン4までの物語を、単純なパニックSF映画から、人間の起源をも辿るSF哲学まで引き揚げた最高のストーリー。
このバックボーンを描く事で、一気にエイリアンの作品性が上がってくる。
本編ではエイリアンというモンスターをほとんど描かず、ここまでどっぷりとエイリアンの世界観に魅せられる演出も素晴らしい。
リドリー・スコット渾身の一作と評価する。
1作目を見返したくなる
B級、C級ホラーに成り下がってしまったエイリアンシリーズ。
プロメテウスはリアルタイムでは観てませんでしたが、題名であえてエイリアンとつけず、エイリアン作品とは関係ないと思わせるプロモーションをしてたのはうっすら覚えてます。
ハゲの巨人(エンジニアというらしい)が、溶けて地球にそのDNAがまかれ、地球の生命の源になるという、めっちゃ壮大な始まり方。
エンジニアがいるらしい惑星に研究者達到着。
目の前には絶対に不吉なものがありそうな岩山。
研究者数名は着いてすぐ、岩山探索へ。
中に入って空気が綺麗だからとヘルメット外すけど、普通外さんでしょ!!
未知のよくわからんものが明らかにいそうなのに!
もう、この辺りからいつフェイスハガーがガバー!!って出てくるのがヒヤヒヤでした笑
首のないエンジニアの死体に、何かから逃げるエンジニアのフォログラム。
そんで、この辺りでおっさん二人怖いから帰る!!って駄々こねて別行動。
もうこれでこのおっさん二人は死亡確定の流れ笑笑
この岩山にいる間フェイスハガーいつ出るかなーってハラハラしてたのに、出たのはヘビみたいなやつでしたね。しかも、顔にガバー!じゃなくて、口からヌルって笑
エイリアンも最初から1作目の形だったわけじゃなくて、進化してったんですねー。
スペースジョッキーが出てきたときは、もう一回一作目見なきゃ!ってなりましたし、主人公のエリザベスが自分でエイリアンを摘出するとこなんて、女性だったら誰しも目を背けたくなりますし笑笑
程よく気持ち悪く、物語的にもわりと楽しめました。
3作目、4作目に比べたら全然面白かったです。
補完が必要
「なぜ人類誕生の瞬間は、空白のままなのか。」
見終わった後このキャッチフレーズ見ると、
見事な「キャッチ」でしかなく、解決した「フレーズ」は皆無だ、
腹が立ってくる。
人類の起源に関わる手がかり、というのもかなり一方的な見方で、
なぜ他の人は誰も指摘しなかったのか。しかも未来の話なのに。
まあそこで話の腰を折ると進まないので譲るとしても、
未知の惑星に着いてまでやってる行為が下らない。
というか意味不明なことが多い。
人類の起源を探しに来てるのに、見つけたモノこねくりまわして、
しかもその場所から他に移ろうともしないし、
それぞれの科学の専門家が来てるのに、それぞれ何もしないし、
責任者?なんか一番何もしないし、
デイビッド(ロボット)の行動は一番不可解。
何故「あれ」を彼に飲ませたのか、只の実験?
それとも彼女に育てさせて、何か狙っていた?よく分からない。
キャッチフレーズはともかく、
話の最初と終わりが全然つながりが無く、
最後の最後で「あれ」を出して帳尻合わせて、ドヤ顔されてる気分。
やりたいこと色々やり過ぎて話がとっちらかってる感じ。
.
自宅で鑑賞。十数年来噂のあったR.スコットのエイリアンもの。オープニングタイトルでニヤリとさせられる。監督得意の空撮もタップリ観れる。人類の起源よりも“エイリアン”の起源を描いている。全篇に亘り、科学者やスペシャリスト達の言動が軽率過ぎて説得力に欠ける上、飛行可能な宇宙船内で冷凍睡眠のみする“エンジニア”等、プロットに破綻も散見出来る。物語的にも等閑な印象で本家の『エイリアン』・『AVP』シリーズ等と齟齬をきたしている。ただ丁寧に作り込まれた画面は鑑賞に充分堪えうる。続篇製作も決定済み。60/100点。
・スタッフロール最後のウェイランド社ロゴはM.ファスベンダー演じる“デヴィッド”の指紋の紋様であり、『エイリアン('79)』の“スペースジョッキー”登場シーンにも使われていた。ラスト近くアンドロイドには理解不能と云わせた自ら造って栄えたモノを自ら滅ぼすと云う命題は哲学だと感じた。
・シリーズに登場するアンドロイドのネーミングは、『エイリアン('79)』の“アッシュ(Ash)”、『エイリアン2('86)』・『エイリアン3('92)』の“ビショップ(Bishop)”、『エイリアン4('97)』の“コール(Call)”、そして本作の“デヴィッド(David)”と意図してアルファベット順に配されているらしい。
・監督が推した“エリザベス・ショウ”のN.ラパスは微妙で存在感が薄いが、ミスリードを誘うクールでストイックな“メレディス・ヴィッカーズ”のC.セロンが印象的。ただ何より“デヴィッド”のM.ファスベンダーが凄く佳い。
・鑑賞日:2013年2月1日(金)
いや横に逃げろよ って感じの映画
つまり 言い換えるなら、登場人物たちの行動に、最低限の合理性と明確な目標がないということです。
例えば主人公。 どうしてエイリアン胎児を殺さずに放置したのか? ちゃんと燃やすとか、仮にも船内にエイリアン持ち込んじゃったんだから、せめて船長には報告するのが道理でしょう!
映画では、放置されたエイリアン胎児は取り返しのつかない程成長するものの、エンジニアと相討ちになって死にますが、 もしあのまま 宇宙船プロメテウスが地球に帰還していたら、首縊りもんですよ!
こうした、モンスターパニック的な“見せ場”のためのご都合主義な行動や展開は、かえってイライラを溜めてしまい、見せ場足り得ないものになっていると思います
でも個々のシーンのビジュアルはバッチリキマってるので、なんも考えずに見るぶんにはいい映画だと思います! 私もなんだかんだ楽しんで見れました!
落石
序盤の繊細な運びから、こうも見事に転落するとは思わなかった。
冒頭のカットではラヴクラフトを彷彿とさせる美しく力強いSFの世界を見事に捉えているのに、いかんせんそこに生きるキャラクター像が粗い。
人間を見ずして人類を語れはしない。
物凄い予算をかけたB級SFスリラー
賛否両論渦巻いてましたが全然面白い! 『エイリアン』の前日譚であることを頑なに隠蔽するというよく解らないプロモーション方針が明らかに逆効果となって、予想通り先行ロードショーの金曜レイトショーなのに観客チラホラ。でもこれはSFとして余りにもちゃんとしてる。物凄い予算をかけたB級SFスリラー。そりゃ、何それ?みたいな設定の穴はありますが、それを補って余りある様式美があり、虚無感がある。
この虚無感、星野之宣さんのSF短篇マンガの世界観に凄く似てる感じがしました。すなわちギリシャ神話やキリスト教の世界観を科学の進化した未来から俯瞰するスタンス。特によく似てるなと思ったのは『射手座のケンタウロス』。どちらもギリシャ神話をモチーフに人間のエゴが最果ての地で相応の仕打ちを受ける話で、登場人物のキャラと行動の動機が凄く似ている。ゆえにどこにも意外性はなくセンスオブワンダーも見え透いてはいますが、これが観たかったというものをしっかり観せて頂いたという満足感がありました。
エイリアンの起源
Huluで再鑑賞。
『エイリアン』が公開されたのは、今から40年以上も前の話。リドリー・スコット監督作品の『ブレードランナー』と共に、SF映画の金字塔と言ってもよいと思う。
そのスコット監督が、『エイリアン』の前章となる作品を手がけるという事で、当時、話題にもなったし、期待も大きかった作品。実際、壮大な映像美は、さすがだと思ったし、『エイリアン』への繋がり方も、なるほど、と納得しました。
ただ、『エイリアン』の怖さは、なかなかエイリアン自体が明るみにならないで、警告ランプが点滅する中で、初めて観る人が、それぞれにイマジネーション広げられる怖さだと思う。
最近のエイリアンは、見えない恐怖より、モンスター化しつつあるのが残念で、今回もあからさまに、エイリアンが出てくるのは、今ひとつかな…。
ストーリー的には、確かに『エイリアン』に繋がる内容でしたが、今ひとつスッキリしない。それは、エリザベスの手術後のあり得ないハチャメチャ行動やあまりに馬鹿っぽい科学者達、プロメテウスが突っこみ墜落したのに、また飛び立つ宇宙船…などなど、ご都合の成り行き任せって感じがした。
あまりに、ストーリーをこねくり回り過ぎて、かえって複雑にしてしまった観があります。結局、あのエイリアンは、あの宇宙人との複合体というオチは、シガニーが既にやってましたよね。
『エイリアン コヴェナント』を先に観ていた
この終わり方で、『エイリアン コヴェナント』の状況になる、と考えると…もういいかな。1、2、4を見返す方が有意義。
劇場公開時のあの宣伝の仕方ではヤイヤイ言われてもしょうがないような。だれも得しない。
人類の起源説はおもしろい。映像も良いしキャストも良い。 が、登場人...
人類の起源説はおもしろい。映像も良いしキャストも良い。
が、登場人物の行動に無理がポロポロ。話を進めるために理屈に合わない脚本にしてしまうってのはキライだなあ。
でもリドリースコット本人だからあまり文句も言えないか。
ファスベンダーさんのロボっぷりが素敵だったので良しとします。
前3作とは繋がってそうで繋がってないよね?また別のお話っぽい。完結編まで見るとなんか判明するのかな?
最新作前に見たけど
エイリアンシリーズに繋がるということが分かっていてもこの作品だけでは???が多い
元々続編ありきなテイで作られているとしか思えないというか…この作品だけで完結はしてないし、謎まみれである。
未知の生物に襲われたりするシーンはハラハラするけど、少なめ
その正体も推測の域を出ず、ただ放置プレイ
登場人物にはあまり感情移入出来ず、最後の船長の特攻はカッコイイとはいえ、彼らがそこまでに至るまでにいいキャラ出してたか?と言われるとビミョー
主人公の行動もどこか腑に落ちない点が多くて、どうにも…
というか、未知の物に触るのにマスクしないとか学者としてあり得なくね?
なんかあったらすぐに隔離出来るようにすべきだし
アンドロイド君もなにがしたかったのかよく分からん。
とりあえず、コヴェナントに頑張ってもらいたい
全222件中、41~60件目を表示