最強のふたりのレビュー・感想・評価
全362件中、141~160件目を表示
【今でも仏蘭西映画の新作の多くのフライヤーに題名が出るほどのヒューマンコメディの傑作中の傑作。オマール・シーの大出世作でもある。】
ー 下半身不随になった富豪をひょんな事から世話することになった男をオマール・シー(当時、日本ではほぼ無名)がそれはギリギリだろう!いや、アウトだろうと思ってしまう不謹慎なセリフを連発するシーンや、富豪に対する接し方
髭を色々な形に剃るシーン等 (ヒトラーのちょび髭シーンは白眉である・・。)を弾ける笑顔で演じる姿が忘れられない。ー
・人種問題、移民問題という現在でも欧州では解決されていない重いテーマを含ませつつ、二人の関係が構築される過程を笑いと涙で描き出した傑作。
<いつか、この映画を超える仏蘭西映画が出てくる事を切望する作品。(近いレベルの作品は沢山ありますが・・。)>
<2012年9月22日 劇場にて鑑賞>
<その後、配信にて一度鑑賞>
キム・マッスル尚美(なおみ)さんおススメ!国籍・人種全てを超えた友情のストリーリーにキムさん感動!
こんにちは。キム・マッスル尚美(なおみ)さんです。
何度観ても、泣けるし、笑えるし、考えさせられる映画。
最近、美容室にいって髪を切ってもらっている間に、
音なしで流れていて、ふと思い出してみた。
最強のふたりという映画は、
スラム育ちで五体満足の黒人の男性
裕福でお金にも困らないが、障害をもった白人の男性が出会い、
心の友になっていくストーリー。
国籍や収入など、育ってきた環境違えど、
価値観も違う男、だが、その垣根を越えて、
一人としての人間、いち友人としての友情があった。
わたしたちが勝手に条件を付けて、
相手に思っている印象や偏見、現実って、
いかにちっぽけなものか、
でも、その自分の不自由な考えから抜けた先に、
本当に素敵な人と人との繋がりがあるんだというものを、
感じさせ、考えさせられる映画。
フィリップ役のフランソワ・クリュゼ、
ドリス役のオマール・シーの二人の演技を超えた演技にも注目!
まじで良映画です。
人生で必ず、一度は見といたほうがよい映画。
キムさんこと、キム・マッスル尚美(なおみ)さんは、
心からおススメします。
ぜひ、観てみてはいかがでしょうか。
以上キム・マッスル尚美(なおみ)さんでした。
ふたりの相性
最強に素敵なふたり
羽目を外す
極めて21世紀的な見事な作品
素晴らしい映画に出逢えました
ただの障害者と介護人との心のふれあいのお涙頂戴のような安易なものではありませんでした
21世紀的な様々な問題を自然な視線で見つめています
原題の通り、人は誰しもアンタッチャブルな何かを抱えています
それを尊重して、それに触れないことも必要ですし、かといって必要以上に回避するのもまた違う
しかしドリスは極めて自然な態度で絶妙な距離感、踏み込み方を示してくれます
どういう人であれ人を人として向き合い、直視して誠実に向き合あことの大事さを教えてくれます
つまり人間を人間として互いに認めあうということです
自由、平等、博愛
文明社会であることの根源的な理念
それが21世紀の今、本当は大事にされているようで現実はただのお題目の空念仏になっていないかをえぐっている鋭さを感じました
それ故にドリスは黒人の移民として設定されているのでしょう
映画としても、冒頭のスポーツカーでの暴走シーンとラストシーンがつながり、導入部のつかみと共にそのシーンの意味の理解が深める為の構成となっているなど巧みさが光ます
フィリップの誕生日でのドリスのブギーワンダーランドをチョイスするダンスシーンは見事です
感情が解放され爆発した名シーンでした
つまりアンタッチャブルでバラバラだった人々が、それぞれの心にタッチできた瞬間なのです
このように音楽がブラックミュージックにファンも納得の嬉しい効果的な使われ方をしています
音楽も絵画も詩文(手紙)も人間が人間の感情を伝えるための手段であって、芸術的な価値は金銭的それも投機的な価値とか、芸術史的な価値、技術とかの価値云々の前に、人間が人間同士共通に感じ合うためにあるものなのです
だからまどろこしいことはせずに、楽しい時には音楽に合わせて踊るべきだし、技術も素養なぞなくても思うままに絵を描けば良いし、美辞麗句を尽くした散文の手紙なんかよりもすぐに電話すべきなのです
建前を守っていても本質は守られてはいない牢獄
安楽なようで人間と認められていないフィリップの境遇、ドリスの最下層の境遇も共に牢獄であり抜け出せません
そしてそれは21世紀の社会そのものなのです
本作はそこからの突破口を指し示しているのだと思います
前世紀では絶対に作れない、21世紀だからこその映画だと思います
今後さらに高く評価されていく映画だと思います
ちゃんと笑える
雇用関係を超えた男の友情🤝
エボニー&アイボリーな友情が眩しい
全身不随の大富豪フィリップが自身の介護士を募集したところにやってきたヤケに陽気な失業者ドリス。本人はハローワークへのアリバイ作りの為に速攻不採用通知をもらって立ち去るつもりだったが、フィリップはシャレで採用、フィリップと彼を支えるスタッフ達はドリスに翻弄されながら影響されていく・・要するに『ブギー・ワンダーランド』で踊る黒いアルプスの少女ハイジみたいな話、もちろんロッテンマイヤーさんも出て来ます。21世紀にEW&Fが最高だ!とほざく黒人青年がパリにいるとは考えにくいのですが実話だそうですよ、ちょっと昔の話なのでしょうか。
エボニー&アイボリーな男の友情ものとしては『許されざる者』におけるクリント・イーストウッドとモーガン・フリーマンに匹敵する佳作。おしゃれな感じで宣伝されていますがセリフは下ネタてんこ盛り、小学生に見せると回答に躊躇することになるので避けましょう。
特筆すべきは劇中スコアの素晴らしさ。EW&Fやジョージ・ベンソンが素晴らしいのは言うまでもありませんが、ルドヴィコ・エイナウディのピアノが実に素晴らしい。シネコンの売店にサントラを置いていなかったので、速攻Amazonで輸入盤CDを注文しました。
意外と普通
素直に面白い
同情してない!!!
金持ちっていいな
学生が観た感想
全362件中、141~160件目を表示