最強のふたりのレビュー・感想・評価
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実話ですが。
う〜ん。 首から下が全身麻痺で、全身介護が必要。 ひと月あたりの経費が気になって集中できませんでした💦 大富豪なのでそこはクリア?いや、そこ大事でしょ。 原題はアントゥーシャブル、だそうで。 普通の状態なら、決して交わることのなかった二人が会うことになって、 という設定、それに関しては興味深かったです。 それと、ドリスが駐車禁止の場所で注意するシーンとか、 あまりに態度の悪い娘に口の利き方を教えるシーンなど、 体に不便を感じてない人たちに意見するところが面白かったですね。 本来、当たり前にできてなければいけないことが、あまりにも無視されてるから。 ハリウッドでリメイクされたそうですが、必要性感じません。 仏語を英語に替えれば良かっただけの話で。 秘書のイヴォンヌ役の設定も変えているそうですが、 そのままの方がちゃんと現代を表現できているのでは?
良作すぎる
2度鑑賞。 2回目も全く飽きない! 2人の演技が素晴らしい。 ドリスのキャラクターがとっても魅力的! そして何より2人の友情に心温まる。 劇中の音楽もとっても素敵! こんな素晴らしい作品に出会えて幸せです。
失業保険もらうために不採用にしてもらうのは日本も同じ。
まさしく最強コンビ。こんな邦題をよく思いついたもんだと感心する。“Intouchables”なんて触れちゃいけない者たちなんだから、それをオブラートに包んで全く逆の意味にしてしまうセンスは脱帽。フランス国内でも大ヒットしたのだから、見た目はそうでも実は強い絆で結ばれてるんだよといった内容の方が注目されたのだろう。 好きなのは境遇の違う二人が双方の音楽を理解しあうところ。ドリスはEarth Wind & Fireを好み(セプテンバーとブギーワンダーランドは大音響で!)、富豪フィリップは家に楽団を呼んで演奏させるほどクラシック音楽好き。オペラのコンサートに連れていって笑いだすシーンもよかった。下ネタなんかもありますが、かなり爽やかに扱ってるところもいい。耳が性感帯というのも忘れられないネタだ。絵が売れたところでも大爆笑しちゃいました。 そんなフィリップも彼女がいないという不自由さ。しかし代筆してもらって女性と文通しているという、なんとも古風な恋愛劇。だから日本人にも受けた気がします。そしてテーマでもある、障がい者に対する扱い方。特別扱いしないでほしいという障がい者の心情も全体を通して感じ取ることができるのです。
残念な作品
私は2019年作品のリメイク版を先に見ているので ストーリーが解るのだが、本作品だけだと 所々ストーリーが飛んでいるのでわからない部分があるのではないだろうか? 又は日本上映のものはカットされている可能性もある? オリジナル作品が リメイク版に劣る数少ない作品。
超絶感動するし、笑いもあります
邦題が変ですが、いろんな部門でアカデミー賞を独占しても良いくらいです。 二人のキャストが超はまっていて最高の演技です。 シナリオ、セリフ最高です。 これ、実話なんですね。 生きる勇気がわいてきました。
75点
映画評価:75点 一本の映画として とても面白い 物語もまとまっているし 何度も笑わせてもらいました 作中のドリスのジョークに何度かヒヤヒヤしてましたが、この大富豪にはこのくらいの方が逆に良かったのかもしれない 超楽しかったのに この気持ちを文章に出来ない 何か既視感があるなぁと思ったら 釣りバカ日誌っぽい(笑)のかも
障害者として、健常者として。
障害者独特の湿っぽさがない本作は「こんな夜更けにバナナかよ」を思い起こさせる。いや、時系列的に意識しているとすればバナナの方だけれど。 弱きを助け強気をくじく。あわれみからの善意。 しかしながら真のヒューマニズムとは、そうした上下関係とは無縁であることを見せつけてくれる作品だった。一方的に助けるのではなく、端々で描かれた助け合う二人に、障害者として引け目を感じる必要がないのは当然として、健常者としても無駄に気遣い、気を張る必要はないのではないかと考えさせられる。 絆はやはり、同等でいられるからこそ結ばれるものなのだ。
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役...
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を、笑いと涙を交えて描く実話がもとのドラマ。
完璧なふたり
オープニングが格好いい。いきなりカーチェイス。 こんな映画だっけ?と錯覚する作り。 その途中からのタイトルインまでの音楽が、 アースW&F「September」、これはかなり上がる。 この強烈なオープニングで主演二人の強烈な個性がほとばしる。 富豪の障がい者フィリップ、彼を介助する黒人ドリス。 脇役達も中々良かったが、彼ら二人に霞んでしまう。 というか、彼ら二人のいちゃいちゃはずっと見ていたくなる。 それくらい微笑ましい。 原題「Untouchable」、触れられない、ということですが、 障がい者に対するタブーと、人種差別的なタブー。 この二つに対してだと思いますが、 見てて思い出したのは、乙武洋匡氏のこと。 彼自身、自分をネタに自虐的ギャグをよく綴ってますが、 「障がい者だから言っちゃダメ」と思うこと自体が差別だと常に体現していて、 フィリップがドリスに心許したのも、 ドリスの偏見のない目線からの言動と、 でもそれよりドリスの人なつっこさも大きな要因ではあるが、 フィリップも気を遣わないで済む環境を提供してくれる彼とが、 一番居心地良かったのだと思う。 そう思っていたフィリップ自身が自分を僻んで、 文通相手に写真を送るとき、 今の自分ではなく、車椅子生活以前の自分の写真を送る、 というアンバランスな行動をしてしまい、 それに気付いたドリスがそこに具体的には突っ込まず、 彼なりの考えでそれを解決してしまう。 ここ濡れポイント、クライマックスでした。 割と土足で踏み込んでくる感じのドリスが、 そこだけは「Untouchable」なんだと。 邦題で「最強のふたり」としたことは、 現状の日本では「Untouchable」を訳して付けられないという状況を、 そのまま反映している様な気がする。 ただこの映画はそこまで具体的にタブーを直視してるモノではなく、 あくまでも二人のいちゃいちゃがメインのコメディで、 そこはサラッと見て良いと思う。 そしてラストは清々しい涙が流れるでしょう。
【今でも仏蘭西映画の新作の多くのフライヤーに題名が出るほどのヒューマンコメディの傑作中の傑作。オマール・シーの大出世作でもある。】
ー 下半身不随になった富豪をひょんな事から世話することになった男をオマール・シー(当時、日本ではほぼ無名)がそれはギリギリだろう!いや、アウトだろうと思ってしまう不謹慎なセリフを連発するシーンや、富豪に対する接し方 髭を色々な形に剃るシーン等 (ヒトラーのちょび髭シーンは白眉である・・。)を弾ける笑顔で演じる姿が忘れられない。ー ・人種問題、移民問題という現在でも欧州では解決されていない重いテーマを含ませつつ、二人の関係が構築される過程を笑いと涙で描き出した傑作。 <いつか、この映画を超える仏蘭西映画が出てくる事を切望する作品。(近いレベルの作品は沢山ありますが・・。)> <2012年9月22日 劇場にて鑑賞> <その後、配信にて一度鑑賞>
キム・マッスル尚美(なおみ)さんおススメ!国籍・人種全てを超えた友情のストリーリーにキムさん感動!
こんにちは。キム・マッスル尚美(なおみ)さんです。 何度観ても、泣けるし、笑えるし、考えさせられる映画。 最近、美容室にいって髪を切ってもらっている間に、 音なしで流れていて、ふと思い出してみた。 最強のふたりという映画は、 スラム育ちで五体満足の黒人の男性 裕福でお金にも困らないが、障害をもった白人の男性が出会い、 心の友になっていくストーリー。 国籍や収入など、育ってきた環境違えど、 価値観も違う男、だが、その垣根を越えて、 一人としての人間、いち友人としての友情があった。 わたしたちが勝手に条件を付けて、 相手に思っている印象や偏見、現実って、 いかにちっぽけなものか、 でも、その自分の不自由な考えから抜けた先に、 本当に素敵な人と人との繋がりがあるんだというものを、 感じさせ、考えさせられる映画。 フィリップ役のフランソワ・クリュゼ、 ドリス役のオマール・シーの二人の演技を超えた演技にも注目! まじで良映画です。 人生で必ず、一度は見といたほうがよい映画。 キムさんこと、キム・マッスル尚美(なおみ)さんは、 心からおススメします。 ぜひ、観てみてはいかがでしょうか。 以上キム・マッスル尚美(なおみ)さんでした。
ふたりの相性
話の展開もシンプルでテンポよく進み、笑えたり和んだり感動したり全体的に単純にも思える物語が、退屈な場面もなく、多少美化されていたとしても実話を巧く脚色し演出描写も含めたバランスが抜群。 久々に観たが、近作の「グリーンブック」を思い出してみたり、アメリカでリメイクするならD・ホフマンが適役な気もする。 人間って良いなぁ〜、優しい気持ちにさせられる。
最強に素敵なふたり
素晴らしく純粋で素敵な映画でした。 お涙頂戴的な作りはいっさいなく、見終わったあとに清々しさが残るほどです。 身体的障害も人種もそこに垣根なんて何もない。もちろん障害者に対してサポートは絶対に必要だけれど、この映画のふたりの関係のようにお互いが対等な立場で接することが大事なんだということに気づかされました。
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