最強のふたりのレビュー・感想・評価
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差別とは何か
ある意味バディ・ムービー。
実話ベースという事でストーリー的に飛躍はないけれど、
これほどまで心に刺さるのは実話だからこそだろうか。
さて原題を直訳すると「触れられないもの」。
有色人種と白色人種、富裕層と貧困層、健常者と障がい者、など
それらの間にある格差というか差別をテーマに描いた作品。
介護人・ドリスの、生き生きと表情豊かな演技が特に素晴らしく
作品全体の説得力を何倍にもさせていたと思う。
それにしても考えさせられるのは、「差別とは何か」。
もっといえば、どこまでが「配慮」でどこからが「差別」?
そんなことは深く考えないで、自分らしく、人と関わっていこう。
鑑賞後は、作品からそんなメッセージをもらった気がした。
こういうフランス映画なら好き
こういうストーリーの映画を見るといつもズドーンと重い気持ちになっていたのですが、この映画は違いました。
笑えるところと感動するところがバランスよくて、観やすいです。そして正反対な2人の絆や2人の成長に感動します。
フランス映画が苦手な人でもこの映画は観やすい映画だと思います。
実話うんぬん抜きにして良い作品。 すごい良い映画。 エピソードのチ...
実話うんぬん抜きにして良い作品。
すごい良い映画。
エピソードのチョイスが良くスマートにコミカルで感動する。モデルありきでここまでのセンスに脱帽します。
オープニングからエンドロールまであまりにも映画的すぎていて、本当にすごい作品。
実話とは知らずに
ずっと観そびれてた映画をやっと観ました(^^;
実話とは知らずに観ていて、最後に実話と知ってビックリ。
生活も性格も正反対で普通なら関わり合うことのない2人が、徐々にお互いを認め合っていくさまが良かった。
しかしこのタイトルの和訳はダメでしょ(^^;
良い話
ふたりの関係性は作ろうとしても作れない。その関係性が壊れるような事が起こらない様に願う自分が出てきた。ある意味ハラハラした。すらっとした終わりも良くとにかく気持ちの良い話だった。笑顔の絶えない爽やかな映画。自分をさらけ出す。受け入れる。
とても良かったです泣
実話を基にして作られた話と聞いていたので、本当にこんな友情が成立しえるのか!?と少し疑問に思ってしまいました笑
本当は星5でも良かったのですが、実話だと主人公は黒人ではなくアラブ系だときき、役者さんがフランスで有名な人で優しく描かれすぎてるかなと少し感じてしまい、星4にしました。
見終わっても消えない幸福感
ノンフィクションだってことはだいたい
こんなこと事実なの?て悲しくなることがあるけど
これは事実でよかった、って心底思える。
正直いつフィリップが自殺願望を抱くか、容態が悪くなるか、少しヒヤヒヤしてたけど
最初から最後まで笑顔で見ることができた。
障害どうのこうのなんかじゃなくて
ああ、なんて幸せな人生の形なんだろうと
素直に思うことができた。
見終わってからもじんわりと涙が止まらなかった。
同情からくる涙ではなくて、この2人の幸せが嬉しくて嬉しくてたまらない涙だったのかも。
神様の引き合わせってあるんじゃないかって
馬鹿みたいなこと思えちゃうほど
2人の出会いは最高すぎる。
日本版タイトルも珍しくハマっている気がする。
最強のふたり。私にとって大好きなふたりだ。
☆-0.5は、ドリスの冗談がいきすぎてて
おいおいさすがに!てなることが多かったから笑
それがよかったんだろうけどね。
障害を哀れむより笑ってあげられることは
すごく失礼なようで難しくて大切なこと。
自分もこれから初めて出会う人たちの中に
こんな人生の転機を与えられるようになりたい。
とにかく素敵すぎました。
対等で接することの難しさ
人間関係の構築には対等であることが大事だと感じた映画。
お互いが絶対に必要ではないが、ちょっとの思いやりで関係がはじまり、正直、対等であることが絆を作ったんだと思う。
お互いを認めることの難しさと重要さを感じた映画だった。
傑作!
とにかく、面白かった。日本語吹き替えで観たのだが、切れ味抜群のスレスレなブラック・ジョークが炸裂しまくりで最高に笑えた。本作が実話に基いているのが何より最高であり、痛快だ。
配慮のカケラもない発言に及ぶが、誰に対してもそうした態度を変えないところはまさに大物の風格。発言の内容ではなく、そうした態度を気に入ったとするところもまた、大物の器。
方向は真逆だが、二人ともノット・ノーマル、飛び抜けている。瑣末なことにとらわれず、本質を見抜き、勘所を射抜ける大物どうしだからこそ、ウマが合うのだろう。
二人が組んだら最強。間違いなし。
最強の映画だった!
家の男どもが見に行って、なんとパンフレットまで買ってきて、いいよーを連呼するので、かえって見る気が失せてました。忘れた頃に、あまり期待せず、見たところ、楽しくて面白くて、笑って少し涙が出て、最高の映画でした。フランスらしくて、フランス映画らしくないのがよかったのかな。
美術館、「耳」を巡る会話、手紙を口述筆記させる場面、誕生日パーティー後半、ヒゲで遊ぶところ、とても好きです。
繰り返し見る、私の宝物映画の1本になりました。
期待していたよりは…
世界中が笑って泣いた!その言葉に興味を惹かれ予告編では更に面白そうだな〜と思い、
ようやく見れた本作。
結論から言うともう一段階何か欲しかったな。って感じです。
時折パッと映る風景が素敵でした。
同じフランス映画で身体障害者の子供とそのお父さんがアイアンマンレースに出て走り切った「グレートデイズ」の方が泣けました。
この作品は、
「自分とは正反対の物が自分を完全にしてくれる」
そんな言葉を2人が体現してくれています。
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