鍵泥棒のメソッドのレビュー・感想・評価
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ムロツヨシ発見! 若い!
木造アパート二階で電灯のコードでクビ吊りに失敗した元・劇団員の男。入場券?入浴券?
構成員は見ていた。コンドウ(山崎賢一郎)の完璧な仕事。
アイスホッケーのパックのように銭湯の洗い場をスベってゆくせっけん。
モーグルのジャンプ並みに高く浮き上がる裸身。
温泉でハシャギ過ぎ、思い切り滑って腰椎を圧迫骨折してしまったハタチの女が、内緒ですよ、誰にも言っちゃダメですよと教えてくれたとき浮かんだ脳内イメージはまさにこんな感じだった。
脱衣場のロッカーの鍵だったのか~
几帳面な殺し屋がダメな劇団員に演技指導する。メソッド。
こぶつきのキャバレーホステス、アヤコ(森口遥子)の心変わり
工藤→岩城社長→レア物、ヴィンテージ物
見つけた物
エリッククラプトンのギブソンレスポールスタンダード59年製
ストラトキャスター
ガレのランプ
パウル・グレーの天使
胸キュンと盗難防止サイレン。
映画は映像と音とプロットがいい塩加減で混ぜ合わさったリゾットのようなものだ。
広末涼子の魔性の女イメージが几帳面メガネOLのイメージとかけ離れ過ぎていて、個人的にちょっと入り込みずらかった。
主演3人の演技が光る!
コメディ、サスペンス、ラブとたくさんの要素を盛り込んだ本作。
個人的に一番良かった点はやっぱり役者陣です。演技上手いですねー。特に主演の三人。いろんな役を演じられている中1つに縛られることなくいろいろな役を演じられるのはシンプルに凄いの一言です。これからも活躍が楽しみです。
他にはいろんな方も書かれていますが伏線がしっかりあり所々びっくりさせられるところもあるので終盤は飽きません。日本アカデミー賞の脚本賞を獲得したのも納得です。
ここからは少し気になったところを書いていくので苦手な方はご注意ください。
正直1時間を過ぎたあたりで少しだれている感じはありました。コメディでもなくサスペンスでもない宙ぶらりんな感じだったからですかね。
それと主人公の桜井にあんまり愛着が湧かなかったんです。クライマックスでもそんなに凄いことやってませんからね。
でも、脚本に文句はないし是非見て欲しい映画です。
内田けんじさんの次の作品にも期待しています。
まるで半沢直樹、でも違うベクトルの面白さ
悪くない、
この3人が主演で面白くないわけがない
幸せとは
始まりは、なんの場面!?ってびっくりからスタート。半沢直樹で共演している2人が出ている作品。コメディで検索して見たので最初は「コメディではないよな?」と思っていたけど、最後まで見るとコメディでした😂面白かったです。香川さんが無理やり若いかっこしているのが静かに受けたし、堺雅人のだらしなさに少しイライラしたりしながら、最後まで引き込まれました。
地味に面白い作品
■ストーリー
貧乏な役者(堺雅人)が、銭湯で転んで気絶した男(香川照之)のロッカーのカギ(銭湯の)を自分のカギとすり替えてしまう。
荷物が入れ替わったことで香川は堺と勘違いされてしまい、さらに香川が頭を打って記憶を失ったことで、そのままなし崩し的に入れ替わってしまう。
でもその香川は実は殺し屋で・・・というお話
■キャラクター、キャスト
主な登場人物は堺、香川に加え、父親のために結婚を急ぐ女(広末涼子)と、ヤクザっぽい人(名前忘れた)
堺、香川は言うまでもなく素晴らしい演技力、そして相変わらず美しくも可愛い広末。あと名前忘れた人も悪くない。
しいて言うならば、堺雅人の主人公だと思うのだが、香川が完全に食ってしまっていた感があったかもしれません。
なんか主人公のキャラが薄いというか、堺雅人がまだ遠慮しているのかな?演技力は抜群ですが。
■音楽、演出
とくに語ることはない。地味です。
映画の性質上、あんまり主張されても困るというのもありますが
■総評
半沢直樹のキャストで君の名はを実写化という夢のような作品 笑
脚本は面白いが派手さはまったくない。地味な作品。
だがキャストの魅力がすさまじい。
これならテレビドラマでやってほしいが、こういうのは数字が取れないんでしょうか。
今ならキャストの力で数字が取れそうなので連ドラ化しても面白いかもしれません。
脚本こそが映画の生命なのだと再確認した気分です。
いや、驚きました。
脚本が素晴らしく、俳優陣も心から楽しみながら演じている映画に、ほんと久しぶりに出会った気持ちがしています。
プロットを聞いた時点では、
「頭を打って記憶を失った男と、彼になりすまそうとした売れない役者……」
という話でして、
「あ、またよくある人格入れ替わり系か」
と思って興味をそそられなかったのですが。
いやいやなんの。
脚本は、真に驚くべき展開を見せ、この一見ありえない話に十分以上のリアリティーを与え、かつて観たこともなかった世界へと、観客をグイグイ連れて行ってくれます。
演者の人数がごく少数でギャラも抑え気味、スタジオにもお金は掛かっていないと思いますが、その分、脚本で勝負というわけでしょう。
これだけ素晴らしい脚本を与えられた香川照之の怪演の凄味も冴えに冴え、堺雅人の演技も抜群で、そしてこんなに美しい広末涼子を再認識できたのも驚きでした。
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