マレフィセントのレビュー・感想・評価
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期待通りでがっかり
■キャラクター性やシナリオを重視した感想です。ネタバレなし。
まず劇場で予告を見ていまいち面白くなさそうだなあという第一印象でした。
マレフィセントの本当の物語という謳い文句からして、「どうせ本当はいい人でや悪事を働くのには相応のワケがあった!て話でしょ?」と括ってしまいたくなる。
しかし自分は生粋のディズニー信者でして、ディズニー映画は大抵はそういう「どうせ」が頭につくある意味での期待を良い意味で裏切ってくれる。そこに痺れる憧れる!という気持ちがあった為食わず嫌いはいかんと観賞に至りました。
その結果、全ては期待通りでした。悪い意味で。
まずよかった所を書きますが、予算の潤沢さを伺わせる映像美、綺麗だし作中に出てくる妖精もかわいらしかったです。
アンジーも綺麗でかっこいいし、雰囲気は良かったなと思います。
個人的にあのとがった頬骨はなんでわざわざ映像加工してまでやるのかわからないですが…変だ!
(アニメ作品を意識したならばいっそアゴも伸ばしてほしい笑)
よかった所と言ってるのに微妙な感想が入ってくるあたりでお察しですが、あとの感想はいいこと言ってません。
・もういっそ面白くなってくるくらい想定のド真ん中を貫いてくる、意外性も深みもなにもないストーリー。
劇場予告版と本編冒頭10分ちょっと見ればきっとラストまでの流れと結末が把握想像できます。そしてそれで合ってます。
「こういうのみんな好きだろ?」という意識が働きすぎかつ見え透いていてただただつまらん。
上映中に早く帰りたいと思ったのは本当に久しぶりでした。
また、この作品はとにかくキャラを大事に描かない。
心理描写が少ないという話以前に、まずその描写する心理がしっかりしていないと感じました。
各キャラ「こういう場面ではこういう反応が鉄板」という反応を映し、円滑に王道な物語を進める為のコマのような印象。
釈然としない行動を取りまくり、人としての心の一貫性を感じられるキャラが見事に一人も居ないです。
そのキャラが実際に物を考えているんだと感じさせる・画面の中で人が生きてると思える作品に私は入れ込みますが、
そういう物とは程遠く、ものすごく残念でした。
酷評ですが、心底面白くない!という映画は逆にナンセンス的な面白さを感じたり、でなくとも面白くなかったことを勉強できたんだからいいじゃないか。私はと思うのですが。
正直今回の映画は総評としてはそんなにひどくなかったんです。
無難さに微妙さを混ぜ込んだ感じでマイナス過ぎるでもないので、ひっかかる凹凸が皆無に等しくただただつまらない。
おかげで自分の好みに反する内容のひどさが浮き彫りになりとにかく苦い気持ちになりました。
予告を見て映像で気になったり、女優さん俳優さんに目当ての方がいる人は一定水準以上は満たしている映像美も伴い、見て楽しいかもしれないです。
ただ私のこの文章になにかシンパシーを感じるような、タイプの近しい人に関しては まあほんとにおすすめしないです。笑
全ての人間を肯定したい!
殺人事件や自死、卑しい政治家や経済人が溢れている世の中。
そういうニュースを見ると、悲しくて、寂しくて、情けなくて、悔しい気持ちになる。
人間は、人を傷つけたり、ズルをしたり、汚いことをするために、生まれてきたわけじゃないのに、本当は優しくて、美しい存在だと思う。
意地悪な人。ずるい人。人を傷つける人。
そんな人たちなんか、大嫌いだ。
そういう人たちを見ると許せなくなる。
でも、この映画は教えてくれる。
「どんな人でも本当は温かくて、優しくて、美しいのだ。」と。
意地悪になったり、人を傷つけたりしてしまうのは、人間やその人が悪い存在だからではなく、苦しいことや悲しいことや、許せないことや悲惨なことがいけないのではないのだろうか?
本当は、優しくて、温かくて、美しい人間。
それを壊したり、変えてしまうのは、人間の心自身が悪いのでなく、そのような負の要素が、「人間の美しさ」を「人間の悲しさ」にしてしまうのではないか?
だから、世界から、悲しいことや苦し過ぎること、酷すぎることが減って欲しいと思った。
悪い人間は、その人がいけないのでなくて、その人の純粋な心を破壊してしまう、様々な要因になると思う。
だから、人間は本当は、優しくて、温かくて、素晴らしい存在だと思いたい。
マレフィセントは、そんな風に、人間を肯定できる視点をくれる魔法をかけてくれる。
優しくて、温かい、真実の愛を教えてくれて、
ありがとう!マレフィセント!!
あ、ディズニーの話ですよ
『愛人の生んだ子、会うてみたら意外に可愛~』ってイメージ。
ホントは色々、違うんだけど
この映画のアンジェリーナ・ジョリーは『正妻でしかも姐系』なんですよね~(* ̄∇ ̄*)
対立する組を女手一つで、ぶっ潰す気丈な姐さんも、無心な笑顔で懐に飛び込んでくる子供にゃ弱い!
年始なんかに愛人と一緒に本宅に挨拶に来るその子に会えるのを密かな楽しみにしてたりして……
ストーリー展開は「あれ?何処かで観たことある!」って感じで
(まあ、童話ですけど……)
よく考えたら『アナ雪』でした。
あのディズニーが二匹目のドジョウでもないでしょうから、これが『ネズミ大国の今年のテーマ』なんでしょうかね~?
上映時間も短めでストーリーに大きな起伏もなく、疲れた心にちょうどいい娯楽映画です。
私なんか時間さえ合えば『吹替え版』で観たい!と思ったくらいです。
今、仕事が忙しいんだよ~ォ( ´△`)
マレフィセント、カッコイイ
こんなに感動する話だったっけ?眠れる森の美女って。オーロラがあんまり可愛くなかったけど、マレフィセントのレザースーツがカッコ良かったからOK。アナ雪より断然面白い。ストーリーもキャストも演出もアクションもエンディングソングも!
真実の愛
非常に面白かった。 ネタバレになるので割愛するが、作品のテーマが興味深くこれが今求められている愛の形なのかと。 古典を新たな解釈で描くならこれ位の変更はあって然るべきだと思います。そうじゃなければ、今さら眠れる森の美女を映画化する意味はありませんよね。
綺麗なストーリーゆえ・・・
ディズニーの永遠のテーマでもあるだろう「善悪」と「真実の愛」を前面に押し出した映画です。
善の対は果たして悪なのか、否、本人達は両者とも善だと思っているのですね。
とても良い話だと思います。
特に、マレフィセントがステファンの実娘に対して愛情を深めていく過程の演技力は素晴らしいですし、涙が止まりませんでした。
ただ、「真実の愛のキス」という「慈悲」を設けているところはやはりディズニーであると感じました。
僕的にはその「慈悲」がなく、マレフィセントが後悔の念に苛まれるといったストーリーの方が面白いかなと感じました。
眠りから目覚めてからのシーンも少し残念で、翼が元どおりに生えたときは皆が心の中でツッコんだはずです。
全体的にやはり綺麗なストーリーにまとめてあるのは流石ですが、綺麗さゆえの・・・というところがあり星3つです。
別の物語
見終わった今もずっと
"once upon a dream"が
頭の中で流れています。
だけど、好きな作品に出会った時の
いつまでもその世界の中にいるような
感覚があまりないのが不思議…。
映画館ではあんなに感動したのに。
なぜオーロラに
"真実の愛"の呪いをかけたのか、
その意味を理解してくると
泣いてしまいました。
最高で悲しい仕返しですね。
アニメーションで描かれた物語に、
+実はこうだったんですと
裏物語を明かしていくような
内容なんだろうと思っていたので
アニメーションとズレていくところから
少し戸惑ってしまいました。
私は、もっとアニメーションに
沿っていてほしかったなぁ…。
でも もちろん
アンジーをはじめ 他のキャストさんの
演技も素晴らしかったし、
世界観がとても美しく表現されていて
さすがディズニー!という映画でした^^
マレフィセントの存在感が抜群
「眠れる森の美女」とストーリーはまったく別物ですが、ファンタジーの世界が美しく息づいていました。
思っていた以上に楽しめました。
アンジェリーナ・ジョリー演じる邪悪な妖精・マレフィセントの存在感が抜群。
複雑な感情が丁寧に描かれ泣けました。けっこう大泣きしました。
母娘共演も良かったです。やはり特別な雰囲気、お話の上でも大事な場面でした。
脚本はリンダ・ウールヴァートン、流石の安定感です。
いつも悪には厳しいめですが、今回はひねりが欲しかったかも、そこだけがちょっとモヤモヤします。
シェークスピア悲劇みたいで見ごたえはありましたけど。
美術、衣装、メイクの全てが素晴らしく、ファンタジーの世界を作りあげていました。
マレフィセントは完璧でした。カラス男の微妙に変な髪形とメイクが、カラスっぽくてとても感心しました。
真実の愛を求めて
ディズニーアニメーション「眠れる森の美女」をベースにして、アンジェリーナ・ジョリー主演で実写リメイクした本作品は、我々が知っている物語とは一味も二味も違う。
オリジナルでも史上最強の悪役と言われる邪悪な妖精マレフィセントの視点で描かれる本作品のテーマは「真実の愛」。
平和な王国で純粋で心優しい妖精だったマレフィセントが人間の男性と恋をし、そこに「真実の愛」があると信じていたのに手酷く裏切られ、そのことに端を発した愛憎劇が、ダーク・ファンタジーを織り交ぜながらドラマチックに展開していく。
この天国から地獄に突き落とされた妖精を、アンジェリーナ・ジョリーが感情豊かに表現していく。
彼女を裏切り傷付けた男は、その功により隣国の王になるのだが、彼女はその男に対して復讐する為、彼の生まれたばかりの娘に呪いを掛ける。
このリメイク版がオリジナルと際立って違うのは、ここからの展開。
呪いを掛けた加害者であるマレフィセント、その被害者であるオーロラ姫との不思議な関係。
この関係性の進展と変化こそが、この作品の「肝」だと思う。
その場がパッと明るくなるような天真爛漫な美少女オーロラ姫をエル・ファニングが魅力一杯に演じている。
この作品の魅力の大半は、タイプの違うこの二人の美人女優、アンジェリーナ・ジョリーとエル・ファニングの演技のハーモニーにある。
そして「アバター」、「アリス・イン・ワンダーランド」、「オズはじまりの戦い」のプロダクション・デザイナーだったロバート・ストロング監督が作り出す本作品の世界観は、これらの作品同様、ファンタジーロマン溢れるものとなっている。
アンジェリーナ・ジョリーは女優業を控えて、監督業に力を入れたいとのことだが、素敵な作品にはどんどん出て、我々にその魅力を披露して欲しい!
魔女が泥臭い
魔法使えばもっといろいろスムーズだと思いました。
意外と魔女がコソコソ行動したり人間をぶん殴ったり、泥臭ささが良かった。
魔女がとにかくいい人。
王様役のコプリーがこの映画を強引に引き締めた印象。
まあ、いいんでないかな。
おすすめです
おすすめですよ。
非常によかったです。
やはり、悪いのは人間の欲望ですよね。
やっぱりハッピーエンドがいいです。
戦闘シーンは少し激しすぎますけどね。
簡単に人が死にすぎです。迫力出すには仕方ないのかもしれませんが。。。
予告編で
予告編だけでで見るかどうかを決定した。
アンジー、邪悪な魔法使いそれだけでOKです。
アニメの魔法使いを誰が演じるの?アンジーでしょ。
そっくりじゃないですか。最高です。
ストーリーはもう少しと思うけど、まぁそれも許す。
ただ年寄りのほうの妖精があの憎たらしい人が演じているので
そればかり気になってしまった。
よかった
原作のアニメはイマイチ覚えてなかったけど、全く新しい物語として観ました。
すごく切なくて悪にも二面性があるものだと改めて感じました。自分に呪いを掛けたのはマレフィセントなのにオーロラはそれでもマレフィセントの味方でいてくれた、やっぱり愛情を感じていたから。
アンジーはとてもキレイで美しかった!声もとてもナチュラルで素敵でした。この役にぴったりでした(^^)
映画館の少し後ろに座ってしかも目の調子よくなかったので細かい所が見えなくて悔しかった
あと、妖精たちはどうしてもハリーポッターを思い出してしまうものだった。
感動
まさか「マレフィセント」観て泣けると思わんかった!オーロラ姫の成長に泣き。マレフィセントの優しさに泣き。感動しまくりやったぞ!俺は「アナと雪の女王」よりいい映画だと思う(>_<)Disney好きなら観た方がええよっ!!
キャスティングの勝利
ディズニーの映画なので話の奥深さは最初から期待してません。
その割には、期待してたより話も面白かったです。特に前半、マレフィセントが復讐鬼と化すまでの展開、オーロラを見守るマレフィセントの心境の変化は、見ていて強くマレフィセントに感情移入できるものでした。
クライマックスの展開は、それで良いのか?とツッコミを入れたくなる点があったことは否めないけど、なんせアンジェリーナ・ジョリーが超かっこよく、エル・ファニングは超可愛かったので許す。
結局、この2人をキャスティングした時点でこの映画の成功は約束されていたのかな。
マレフィセントの飛翔シーンや戦闘シーンはとても迫力があって良いです。
全く別のストーリー。
さすがディズニー。映像が美しい。アンジー美しい。男性でも楽しめる迫力!
しかし、ストーリーが原作と違いすぎて、、、。
ディズニーアニメでは描かれなかったお話。
って感じではなく、全く別のストーリー。
こんな話があってもいいよね?って思える人には、十分楽しめる映画だと思います!
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