劇場公開日 2014年7月5日

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「原作ファンは苦手かもしれない」マレフィセント リボルバー@熱中症さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0原作ファンは苦手かもしれない

2014年7月19日
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泣ける

興奮

こちらのレビューを読んで、正直あまり期待していませんでした
キャラをたたせるための映画だろうと思い、アナと雪の女王同様女性の自立がテーマの作品なんだろうと思ってました

しかし友達に誘われ、「まぁどうせ眠れる森の美女も見たことないし、見るだけ見るか」という気持ちで見に行ったらびっくり!
私のストライクど真ん中の作品!

レビューで読んだアンジーのかっこよさは想像を上回るものでした

実写映画自体久々に見たということもありますが、圧倒的映像美、という言葉がまさにぴったり

まず映像の美しさに飲まれ、マレフィセントの生い立ち、人生、オーロラ姫との出会い、愛憎
開始30分で完璧にマレフィセントに感情移入していました
眠れる森の美女を見たことがない分、純粋にマレフィセントの人生に浸れました

観賞後慌てて眠れる森の美女を借りてきて見たんですが、正直そっちはつまりませんでした
そもそも白馬の王子様がお姫様を迎えに来る、というシチュエーションが苦手なため、そもそもの話との相違点を比較することに徹しました
結構、原作との改変箇所が多かったです
ラストシーンは特に

そしてわかったのは、原作ファンにはこの作品はつまらないだろうな、ということ

原作のような、ディズニーをディズニーたらしめるザ・ラブロマンスはマレフィセントにはありません

どっちかというと育児系?

女性の自立、といえばそうなのかもしれませんが、まぁ現代社会のニーズに応えた作品だろうなと思います

女性は愛され、守られるべき存在、という認識が苦手な私は終始楽しめましたが、「これぞディズニー」といった作品が好きな方にはあまり勧められません

ウォルト・ディズニーさんは草場の陰でキレてるかもしれませんが、最近の流れで私はディズニーを好きになりました
こういう強い女性たちは大好きです

まぁ、好みの問題でしょうが、以上の文で少しでも参考になれればと思います

リボルバー@熱中症