「前半の陳腐さは・・・・」マレフィセント 映画イノッチさんの映画レビュー(感想・評価)
前半の陳腐さは・・・・
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映画館で観た時は、あまり感じなかった前半部分の陳腐さは
吹き替え版のTVで観るともう半端なかった
特にステファン王の情けないこと‼
自分の保身や出世のために愛するマレフィセントの羽を切り落としておきながら
仕返しされたことで復讐に命をかける
男の惨めな嫉妬を見せられて、ムカムカ感が半端ない
更に思いつくままに家臣・職人をこき使い、妻が病気でもスルーする最低なボス
しかもイケメンとも思えない
16年ぶりに戻ってきた娘との再会もそっけなく、
さらに奇跡的に目覚めた娘にもほぼ無反応な対応
誰のための復讐だったのかさえも観客は分からなくなる
ご飯もまともに作れない3匹の役立たずの妖精達だけれど、
オーロラを素敵な女性に成長させた魔力は超優れもの
だって、彼女らの力で、あの憎しみに取り憑かれたマレフィセントの心に
「愛」を目覚めさせるような純粋な娘に育ったんだから
真実の愛の相手が、若い王子ではなく、育ての母親だったという
後半部分の設定は So Good !
それと、美しい魅惑の世界も Very Good !
ほぼ『アバター』の世界観そのものだと思ったら、やはり同じ監督だった
ところで、茨の森って、
人間が立ち入れないという設定だったと思ったのだけれど違っていたのかな?
フィリップは迷い込むし、2度目の侵略時には王の軍団が来ていたし・・・
マレフィセントの子ども時代を演じたジョリーの実娘ヴィヴィアンは
なんだか AI っぽく、アレだったせいもあってか
余計にブレントン・スウェイツのイケメンさが際だった
ディズニー映画に、実は暗に小児●愛的な物を示しているとの分析があるのだけれど
確かにこの主人公も16才 そして初キス (うううむ)と唸ってしまった
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