マレフィセントのレビュー・感想・評価
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ツンデレフェアリーゴッドマザー
オーロラの成長を見守るマレフィセントが可愛らしい。木々の間から黒づくめのイカついルックスで眼光鋭くガン見しているところなど、もはやコメディ。カラス君もナイスなパートナーです。
物足りなかったのはステファンの掘り下げで、野心に囚われたのは単に男(人間?)の習性なのでみたいな説明だったし、マレフィセントが彼に惚れたのもそこまで納得できない(それ故に敵対してからは愛憎劇もない)感じ。
他方、フィリップはオーロラとの初対面の態度が感じよいし、キスはためらうし、やはりまだ真実の愛のキスには到達していないというのも納得感がある。
あとは、意外とマレフィセントが肉弾戦メインなのが面白かった。眠らせる魔法が使えるのにわざわざ眠らせた王子をおとりにして杖で殴るし、鉄が弱点だから接近戦は避けたほうがいいのに突進して腹パンしたりします笑
でもアンジーなのでアクションもキマりまくりです!
THE・ポリコレ映画
悪役に後から深みをもたせて実はいいヤツだったんですと言われても後付感しか感じません。
大昔からいる悪役使って女性の地位向上しようとしかしてないのでもはや気持ち悪かったです。
悪役から悪の美徳を奪い去る最悪な映画でした。
眠れる森の美女とはまた違ったダークファンタジー
眠れる森の美女を観てからマレフィセントを鑑賞!
思いのほか私は眠れる森の美女のイラストや音楽やストーリーやキャラクターが好きになったので、今作は厄介原作厨のような感想になってしまいました…!ご注意を!
好きだったところは、マレフィセントの人間くささと、妖精達のビジュアルのダークファンタジー感!
眠れる森の美女の中で、オーロラ姫を呪ったバックボーンまでが描かれていなかったので、マレフィセントの核心に触れていくのは「あぁなるほど!」と思ったりもした。
ただ、眠れる森の美女大好き民としては、「王様のキャラクターもオーロラ姫も、3人の妖精のキャラクターも全然違う!!」と、ちょっと悲しかった…。あとフィリップ王子の扱いが酷すぎる…!マレフィセントが魅力的にうつるドラマづくりのために、いろんな人が犠牲になってしまった気がした…。
ストーリーや舞台が新たになるのは違和感ないんだけど、愛着をもってみていたキャラクターたちがあんな扱いになってしまったので「これはあの眠れる森の美女とは別の物語だから…!!!」と自分に言い聞かせながら観る必要があった。笑
特に、3人の妖精が、あまりにも酷いからマレフィセントが育児するみたいなあの展開、ちょっと失礼すぎ〜!!
マレフィセントは、眠れる森の美女の不気味さと妖艶さがあってこその魅力だなと思ってしまいました…。
オーロラ姫への愛が芽生えて、呪いを解こうとしたけど「昔の自分の呪い強過ぎて解けーん!」ってなってるマレフィセントは人間臭くてまぁそれはそれでよかったんだけど、マレフィセントからのキスでオーロラ姫が眠りからあっけなく覚めるのは、なんか違くない!?
可愛い動物たちも歌も踊りもなくて、あくまでもダークファンタジーで、それはそれでいいんだけど、ディズニーで求めてはいないなぁと思ってしまいました!
オーロラ姫の数奇な運命は誰が作ったのか。
ヴィランに焦点を当てた作品。
浅はかな欲にまみれた人間の愚かしさがよくわかる。それでも、オーロラのように愛されていることが実感できれば、強く生きれるのでしょう。
とても良い改変でした。アンジーが制作総指揮に入ってるからこその、出来でしょう。
無駄がなくコンパクトに的確に主題を突き詰めて纏まっている。
かけるべきところに予算をかけ、しっかりと練られた脚本であれば、1時間半でこれだけ完成度の高いものが観れる。嬉しい作品。
面白かったけどこういうのが観たかったんじゃない
俺が観たかったのはマレフィセントが善人だった場合のIFストーリーじゃなくて、マレフィセント様が如何にしてパーティに呼ばれなかったとかいうクソみたいな理由でなんの罪もない子供に死の呪いをかける自らの快不快のみがこの世の全てな最強最悪の悪のカリスマになったかの物語なんですよね… ディアヴァルは好きです
パート2あるんかい
【良かった点】
・飛行するマレフィセントの爽快感
・おとぎ話に「疲れた」おとなが観ていられる「おとぎ話」
【悪かった点】
・マレフィセントの敵役であるステファン王の描写を増やしてもよかったのでは?
(男性的に権力に毒される様を描いてもよっかった。マレフィセントとの対比として)
本作は「眠れる森の美女」をおとな用にリメイクというより、アニメやディズニーが甘ったるすぎるのか?
「真実の愛」をテーマに恋愛色はそこそこに女性の嫉妬と母性を描く。
昼ドラほどドロドロしていないが、溶けかけのビターチョコレートのような本作は
なんかホッとできる作品。
アンジェリーナジョリーの役作りに俳優魂を感じる。
恐ろしく男を見る目がないマレフィセント
もう気の毒でしかない。
最初に出て来た少年の風貌が あんまりパッとしなくて
ふーむ
と思ったら、こいつが最も悪いやつやん、最高ヴィラン決定です。
小者だし 狡いし 欲深いし 恩知らずだし
合コンで女漁りして結婚し子育てもろくに手伝わずに浮気する昨今たまにいるらしい男 以下。
マレフィセントがその分 めっちゃ男前。
あいつマジで最後の最後まで
クソ野郎でしたね。
出だしのファンタジー映像が素晴らしいし
ここまで 魅力的なヴィランに描くストーリー設定は圧巻。
2があるようなので 見たいと思います。
「眠れる森の美女」とは違うもうひとつの真実の愛の物語。 マレフィセ...
「眠れる森の美女」とは違うもうひとつの真実の愛の物語。
マレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーがよかった。
人間へ怒り憎む姿、オーロラを見守る姿、様々な表情が観れてマレフィセントの魅力が満載。愛する人間に裏切られてしまうマレフィセントが切ないです。
そんなマレフィセントがラストにはハッピーエンドになったのがディズニーらしく素敵だなって思いました。
ポリコレ極まる駄作
「眠れる森の美女」のスピンオフ実写という位置付けなのに冒頭で「これが本当の出来事です」とオーロラ姫に言わせてしまう。
これがもう本当に先人である原作者やアニメ映画を制作したスタッフたちへの敬意も何もない最低のクリエイターの精神。
こっちが本物であっちが偽物なんて二次創作でやっていいことじゃない。
本作では実写化を謳い、マレフィセントの代表的なシーン「well,well,well…」を広告に使い、「眠れる森の美女」の正当な実写化であることを仄めかしながらもその内容は大きく異なるのは非常にフェアではない。
収益のために使えるものは使うがリスペクトはしないなんてクリエイターとして下品とさえ感じる。
また、マレフィセントにスポットを当てている以上、マレフィセントというキャラクターの魅力を掘り下げる必要があるのだが、上記も通り、我々の知るマレフィセントはそこにはいない。
主役になったことでマレフィセントは善性の強いキャラクターとなり、恋人に裏切られたかわいそうな被害者となった。
一方でマレフィセントを相対的に持ち上げるために分かりやすいマイナス要素を付け足されたキャラクターたち。
ステファン王は出世欲が強く非道。
フィリップ王子は中身空っぽで役立たず。
3人の妖精たちはポンコツ。
徹頭徹尾、マレフィセントは優秀で優しい。他はクソ。例外はオーロラだけ。となっている。
本作のテーマであろう「真実の愛(母性)」を描くときも「王子様のキスでは呪いは解けないけど母性なら呪いを解ける」という相対性でしか表現できていない。
実にしょうもない描き方。
実の母である王妃も影が薄い。
最終的にオーロラは実の父親を殺した魔女と共にあることを選ぶ。
そこに葛藤は全く描かれることなく爽やかなオーロラの笑顔がある。
疎遠で良い印象が無かったかもしれないけど、肉親だろうに。
このオーロラは美しくない。
同様のポリコレの犠牲になった「アナと雪の女王」はキャッチーな楽曲によって何とか自立する人気作になったが、シナリオの歪さは共通している。
しかし、マレフィセントはそううまくはいかなかった。
アナと雪の女王と違って光る部分もなければ一本の映画としても優れている所が無いと個人的には思っている。
3回目の視聴♪
アンジーファンとしてはガリガリにやせ細って大丈夫!?と思ってしまいますが、役者魂だなぁと尊敬するとともに、この作品でも目で語る演技に魅了されました!!!
絶対に字幕をお勧めします♪
ストーリーとしてはところどころ無理くり感がありますが、他のディズニー映画にはない面白さが詰まっており、1回は観てみるべきかと!
私生活での母性愛も感じられて私としましたは大満足でした(→誰目線だよ!笑)
ツンデレヴィランの子育て奮闘記
マレフィセントのツンデレ具合を楽しむ映画です。
マレフィセントが人間を憎むようになった経緯と、オーロラ姫との交流によって愛情を取り戻していく様子が描かれています。
ステファン王子の裏切りにより、人間への憎悪を募らせ、いわゆる〝闇堕ち〟したとストーリー上ではなっていますが、悪人になり切れてません。
赤子のオーロラ姫の悪口を言ってる時の、マレフィセントの無理してる様子が、とても良いと思いました。
ビジュアル面も、アンジョリーナジョリーの頬骨の張りかたなどが、凄くヴィラン向きな顔をしているな、と思いました。
また、ステファン王の扱いについてですが、マレフィセントに情けをかけて、翼を奪うだけにとどめたのに、不幸な顛末にする必要はあったのかなぁ、と思いました。
ディズニー映画は観た後に、余韻が残るところが素晴らしいです。
珍しい設定
復讐に燃えた方が主人公という珍しい設定だなと思いながら観ました。そしてストーリーも予想通りに進み、最後は娘を救う為に死んでしまうのかと思ったけど、そうではなくハッピーエンドで嬉しかった。翼が切り取られても、保管されていてくっ付いて再び使えるとは思わなかった。
45点
映画評価:45点
新解釈版の『眠れる森の美女』
《マレフィセント》って、
実は悪い妖精じゃなかったんじゃないの?を軸に作成された映画なのかな?
原作を曖昧に記憶している人なら
この作品の方がよりリアリティがあるし、
なんか急に大人になって深い眠りについた
オーロラ姫を主人公に据え置くより
様々な点から深みが出る、何より共感ができる。
でもですね、
原作見た直後だと
色々こじつけた点も目立って見えてしまい
あんまり楽しめませんでした。
新解釈としてではなく、
原作とは別の世界線(パラレルワールド)として
捉えた方が個人的には楽しめたのかと思います。
マレフィセントがオーロラにかけた想い
とても感動するし、納得もいきます。
ただ、そのストーリーの埋め合わせの為に
オーロラの父親を悪役に切り替えたのが不満でした。
あんな親が糸車を燃やし尽くす訳がない。
あと吹替版で鑑賞される方は
オーロラ姫役を上戸彩さんが演じているのですが、
原作より天真爛漫で人間味あるオーロラと
上戸彩感が強すぎるのが相まって
全然オーロラ姫に見えてきません。
ですので平行世界での
マレフィセントと洋風上戸彩の物語として
観るつもりでいた方が良いかもしれません。
【2021.3.10鑑賞】
キャラ強し。
眠れる森の美女 の童話はあまりピンとこないのだが、
マレフィセントの強力なインパクトは今回はっきり残ったし、
ボスキャラとしての威厳もしっかり脳裏に焼きついた。
感動的なエピソード多く、これが真実なのかどうかは、
そもそも考えるだけ野暮だ。
真実の愛
眠れる森の美女をマレフィセントの視点で実写化。
「みなさんもよく知っている物語を、私がお話しましょう」
という語りから始まる。
人間の国と妖精の国。
人間の王は『欲』という悪い部分が芽生え
やがて取り返しのつかないくらい
妖精への憎悪が膨らむ。
妖精のマレフィセントも
人間に裏切られ復讐に燃えるけど
やがて逆に愛情が芽生える。
原作アニメを見ていなかったので、
予備知識はあまり無く見た。
アニメはマレフィセントが
ドラゴンになったり
最後に王子がキスしたり
なのかな?多分。
『王子を待つ』という時代ではないんだろうな。
改変部分は詳しくないけど予想外に面白かった。
マレフィセント目線の物語なので画面は
暗めなシーンが多い。
だけど最後、妖精の国が解放されたときは
一気に明るくなり鮮やかで綺麗だった。
とても印象に残った。
とても悲しく美しい物語。
眠れる森の美女のアナザーストーリー。
悪の妖精マレフィセントの物語。
とても切なくかわいそうなマレフィセント。
悪の主人公だが、思わず同情してしまう。
オーロラ姫の誕生パーティーで、
マレフィセントは、呪いをかける。
「16歳の誕生日、糸車の針によって、
永遠の眠りにつくだろう。
そして、その眠りから目覚めさせるのは、
真実の愛のキスだけ」
真実の愛のキスは、
ちょっと意外だけども納得の展開!
2作目にも期待大だわ!
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