ドライヴのレビュー・感想・評価
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泣きたくなるような美しい夜景の下で
筆記体の題字の印象通り、とても私的な感じの作品だと思いました。
一人で観るのがしっくりくる気がしましたが、誰かと語りたくもなりました。男の事、男が愛した女の事。
この男、どこからきたものか。研ぎ澄まされた冷酷と少年のような素朴さ。世慣れたようで、自分の気持ちに戸惑い後手にまわっていくようにもみえます。
そして若い人妻の儚げな美しさ。瑞々しい演技の中にドキッとするような老成した表情をみせるキャリー・マリガンはぴったりでした。
不思議なことに、空からの美しい夜景が一番心に残っています。緊張感がふと緩むからか、切ない孤独感がつのるからか、泣きたくなる美しさでした。劇場に足を運んだご褒美なら、甲斐があったというものです。
レザボアドッグズを思い出した
結構評判がよいようで、公開スクリーンの少なさも手伝ってか、平日昼間の映画館は結構高い年齢の映画ファンを中心に7割近い入り。
映画ファンはおもしろい作品をよく知っている。
物語は単純で、凄腕のカードライバーが闇組織に絡む金の運び屋を請け負ったことで、血なまぐさい話に巻き込まれていくというもの。
主演のライアン・ゴズリングの表情がいい。
巻き込まれながら、不承不承、人殺しをしていくのだが、手際よくそれを淡々とこなすのだ。圧倒的な強さと共に。
同時に、アパートの同じ階に住む若い母親に不器用な恋愛感情を持つ姿もいい。
全編ハードボイルドタッチながら、淡くそして、ひたむきな恋心を秘めて生きる男をライアン・ゴズリングが自然に演じている。
サスペンスフルではあるが、ひねった話ではない。
殺し合い描写も結構陰惨なのだが、カラッとした感じがする。
舞台がロサンゼルスだからかな。
スプラッターかよ
静から動はいいけどスプラッターは求めてない。「マチェーテ」はその気で観てるから血が散乱してもかまわないが、この作品の血はバランスをくずしている。キャッチコピーに「この愛のためなら、誰でも殺せる」とあるが、顔がグチャグチャになるまで踏みつけるのはエグすぎる殺し方。おそらく主人公の内面の狂気や悪魔が表にちょこっと出てきたのだろう。彼はこの町に来る前にも何かあって、この事件によって次の街へ行って、また狂気や悪魔がちょこっと顔を出すのだろう。
車窓を流れる光景に男の心情を語らせた傑作
手書き風のフォントによるオープニング・クレジット。しかもフォントの色はピンクだ。アクション映画にピンクだ。この時点で、ハリウッド作品でありながらヨーロッパ映画の顔を持つ作品ということが分かる。
ライアン・コズリングとキャリー・マリガンをはじめとしたキャスティングも、ヨーロッパ的なムードを持つ俳優で固められている。
ただし舞台はロスアンゼルス、70年代のシェビー・ノバや最新のマスタングGTなどホットな車が逃走劇を演じる。
冒頭の強盗を逃がすシーンが素晴らしい。
強盗とは、何があっても5分は待つという契約だ。
強盗が仕事を始めると同時に、リズミックな音楽にタイムリミットの5分が刻々と迫る時計の音が重なる。スティーヴ・マックイーンの「栄光のル・マン」のスタート・シーン以来の緊張感を味わった。
ダッシュボードに取り付けた3連メーター、ラジオの野球中継、警察無線を傍受するトランシーバー、それらが渾然となって決して爆走するだけではない静なる逃走劇を完璧にフォローし、これ以上望めないほどの緊張感が充満する。
これまでのカーアクション映画にはなかったタイプの逃走シーンだ。素晴らしいとしか言いようがない。
名もなく家族もいない寡黙な“ドライバー”。爪楊枝をくわえたライアン・ゴズリングが冷静な判断力を持つ用心棒的な雰囲気で、近頃とんと見なくなった物言わず頼れる男を演じて魅せる。
彼が心を許し、初めて家族を持ったような時間を得るのが、同じフロアに住むアイリーンと、その幼い息子との交流だ。
アイリーンと二人きりで夜の街をドライブするあいだ、さして会話もないが、二人の気持ちが近づいていく様子がよく分かる。ここはキャリー・マリガンが演技面でリードした形だ。
このアイリーンの夫・スタンダードが出所してきたことから、新たな展開を迎え、いよいよ本筋に入っていく。
スタンダードの不始末からマフィアに狙われてしまったアイリーン親子を、“ドライバー”は身を呈して守る決意をする。
プラトニックな愛を貫き、愛する女性のためなら何も厭わないという男の信念は古風だが、その一途さが彼の内なるエネルギーを解き放ち、狂気とバイオレンスを炸裂させる。失うもののない男の怖さが映像を支配する。
愛する女でさえ恐れる狂気。それでも構わない。男は女を守りたかっただけなのだ。ただ、敵に回した相手が悪かっただけなのだ。
ひたすら走り回るだけのカーアクション映画は多いが、3連メーターを取り付けたダッシュボードの向こうを流れる光景に男の心情を語らせた傑作。
ニコラス・ウィンディング・レフンという監督、お初だが、ラストの影の使い方といい、その手腕にしたたかなものを感じる。
ほんとうに痛みの伴うヴァイオレンス、そしてクライム・ストーリー。
男は車の修理工、そしてパートタイムでハリウッドのスタント・ドライバーをしている。だが裏では、強盗犯逃走専門のドライバー、「逃がし屋」。ある日同じアパート住む母と子と知り合う。束の間の幸福な日々。だが刑務所に入っていた彼女の夫が出所して、事態が一変する。更生しようとする夫に、再び強盗をさせようとする組織、そのいざこざに「逃がし屋」の男が巻き込まれて……。
無粋で全編にわたって緊張感に縛られる映画だが、いい場面はいくつもある。
例えば、前半の主人公とヒロインがスーパーで初めての出会って、彼女のアパートに行くまでの場面。頑な主人公の心が解れていくようすが、ヴァイオレンスが主題のこの映画のなかでは、ちょっとした場面だが、実に微笑ましい。逆に、組織の殺し屋がモーテルにいた男を襲撃する場面(ここはペキンパーの「ゲッタウェイ」でスティーブ・マックイーンとアリ・マッグローがホテルを脱出する場面を、すこしばかりだが彷彿とさせる)。逆襲する男の怒りと非情さが圧倒的な迫力で、スクリーンを覆い尽くす。また別の殺し屋と、エレベーターで鉢合わせになった場面。2人のキスシーン(ここ映画唯一のラヴシーンといっていい)を長いスローで観せたあと、男が殺し屋を踏み殺すシーンが連続する。男の暴力性に唖然とするヒロインと、その秘密を知られてしまった男の関係が、まるで砂の城が一気に崩れ落ちてしまった描写は魅せてくれる。
魅せてくれるわけは、台詞で登場人物の心境や場面の状況を語らせず、表情でそれを表現しているから。編集や場面の繋ぎのリズムは、おそらく北野武のそれに大きな影響を受けている、といっていいだろう。前半の暫く続く静かで幸せな場面も、後半の圧倒的にヴァイオレンスが支配する場面も、そんなリズムが支配しているから、観ている側は、北野の映画が好きならば、感情移入もし易い。
この映画には、北野の一連の作品や「GONIN」(1995)の石井隆からの多大なる影響が観て取れるし、彼らの映画を観ていれば、そんな目新しさも感じないかもしれないが、そこは登場人物たちの性格設定と、それと何よりロスアンゼルスという街の魅力に惹かれるからだろう。
とくにライアン・ゴズリング演じる男、名無しの「ドライバー」は、柔和な顔つきからは想像できないタフでエキセントリックな役柄を熱演している。ちょうど舞台設定が酷似しているウォルター・ヒル監督の「ザ・ドライバー」(1978)のライアン・オニール(こちらも偶然だが「ライアン」だ)を彷彿とさせるが、こちらはもっと感情で動く性格をしているので、感情移入がしやすい。またヒロインのアイリーンを演じたキャリー・マリガン。こちらも童顔だが、タフな性格を有する役柄。特に、出所してきた夫と「ドライバー」の間で揺れる女心を表情だけで演じることに成功している。そういえば、彼女と「ドライバー」のセックスシーンがないのも、この映画の清いところ。大抵の映画では、ここのところが済し崩し的に、観客にサービスされるところだけれど、それが無いのは、監督の見識だろう。
脇役もGJ。ロン・パールマンとアルバート・ブルックスははまり役。二人の、いつも苦虫を噛み潰した表情も秀逸。
そしてスクリーンに映し出されるロサンゼルスの夜の妖しさ。夜の場面が多いが、そんなストリートの暗く澱んだ雰囲気も思わせぶりである。だが、終盤でパールマンが追い詰められる海岸の場面が、一番、ロスアンゼルスっぽい。なぜなら、こういうロスアンゼルスを舞台にしたクライム・ストーリーには必ず海岸が、しかも夜の海岸がキーになることが多い。レイモンド・チャンドラー原作、ロバート・アルトマン監督「ロング・グッドバイ」(1973)もそうだった。
最高のバイオレンス映画
お話も役者も車も音楽もなにもかも好みだし、素晴らしいのだが、表現に対する志の高さも素晴らしい。言葉に頼らず映像で示し、その映像での表現がまたすばらしくかっこいい。
何もかも絶賛したいんだけど、ヒロインの人妻が超かわいかったし、もしかしたらお前童貞じゃねえの?という疑惑もあるほど女には初心な主人公も最高だった。
カーアクションが、メタルギアソリッドのようなスリルというのもとても斬新だった。
久々の書き込みです
久々の書き込みです。この映画気になりまくっていましたので3月31日公開初日の初回上映に参じました。
…これは本当にぶっ飛びましたね!いつもより饒舌になった自分は同行した相棒と永らくこの作品について話しました。
個人的にはむか~しのデニーロ出演作をなぜか思い出しました。といいますのも、モーテルのくだりで振り返ったライアンゴスリングのあの表情に戦慄して、「あ~この役者、このさきも信頼できるすばらしい役者人生を歩むだろうな!」と確信したからです。
監督も本当に独特な世界観を醸し出していてグググッとその世界に引きずり込まれて、あっというまに作品は終わります。
この映画は絶対にDVDで観てはいけませんよ、絶対に劇場で観ることをお勧めします!
僕はリアルタイムでこの作品を劇場で観れたということに感謝しています。
バランスの綱引き。
ライアン・ゴズリングが抜群に格好いい!もうこの映画、それに尽きるんじゃないでしょうか。
寡黙な主人公(ゴズリング)は、裏稼業にも手を染める、多方面に秀でた“ドライバー”。
多くを語らぬ、感情を表に出さぬ、独白もなし。
淡々とした無駄のない所作。
覇気がない訳じゃないし、人との干渉を嫌う訳でもない。ただ、独特、個性的、無口。
この男は一体何を思うのか、どう行動するのか?
そういった機微をつぶさにナイーヴに表現するゴズリングの演技力。
映像的にもカットバックを多様した発端と結果の巧みな見せ方。
ゴズリングの視線の先に注視させるカメラワークの妙味。
全ての要素が寡黙であり且つ饒舌。…なんですが!
ただ!ただですね。
静から動へ転じる際への暴力描写がかなり極端過ぎませんかね?という。
無駄にエグいバイオレンスというか。
話のトーンとしては通常パートと暴力パートが同じ色彩ではあるんで、タランティーノチックな笑える血生臭さでもないし、かといって日常と非日常の折り合いの付け方が余りにもバランス取れてなさ過ぎるというか。
どうにも珍妙な映画に仕上がってしまったなあ、と。
そして、この血みどろ加減を“男の美学”みたいに祭り上げられても「ええ?」となりませんか?
んで、だからってこのバランスが楽しめなかったという訳でもないし。
んーと。何でしょうか。
この監督さんの映画、本格的に楽しめるまでには暫く腰を据えて付き合ってくしかなさそうだなあ、と感じました。
自分的には、そんなスタンスですかね。
シンプルさが良いね!
昼間はスタントマン。
夜はその天才的な運転テクニックで、強盗犯の逃亡をたすけるドライバー。
寡黙で孤独な彼が、より凶悪な事件に巻き込まれていくサスペンスなんだけど、素晴らしくシンプルでイイね!!
正直言っちゃえば、ストーリーは読める。突然の暴力シーン以外には驚く部分はないし、オイラの大好きなドンデン返しもない。
登場人物も最小限にまで抑えてあって、サッパリしすぎなくらい無駄がないんだ。
しかし何故だ?その、奇をてらうことのないストレートさクラシックさが、面白かったぞ!!
序盤のカーチェイスシーンの、凝りすぎず潔いドライバー視線の映像とか、流れる70〜80年代っぽいポップスが、なんだかノスタルジック。
また、その中に彼自身の孤独や刹那的なモノを感じたりもした。
彼が生まれて初めて恋をした人妻ってのもコレまた言葉少なな女性で、この2人が静かに過ごす時間が美しくて痛々しかった。
過去や因縁を表すシーンを除くと本当にセリフが少なくて、それでも伝わってくるモノが多かったな。
そして、その「事件」に巻き込まれてから彼の目的はただひとつだったから、以降ただひたすら、ひとり闘う彼の姿を描く!
いいじゃな〜い!好きだなこういうの!
いや違うか…「こういうの」でスベったら、見ててイラつくほど最悪だろうから「好きだなこの映画」に訂正するわ〜!
ただ、ひとつだけお願い。
殺人シーンは、出来れば銃などの武器を使って「一思いに」やって頂けませんかね…?
台詞を切り詰めて観客の想像力に訴えかける、男の美学を描いた作品。
タイトルから、派手なカーアクションを期待するムキには、地味に思えるでしょう。もちろん本業がカースタントに、裏稼業が「運び屋」とくれば、誰だって「トランスポーター」シリーズを想像してしまいます。
だけど車が飛んだりしないし、クラッシュする車の量もは控えめ気味。
本作の感じは、フランス映画のバードボイルドへのオマージュがたっぷりで、通好みの作品といえます。寡黙な主人公をヒーローに押し立てて、その背中で男の美学を語るのです。主人公の優しさは、木枯らし紋次郎に似て、身返りを求めずヒロインから去って行くところはかっこいい!だから、主人公には名前も明かさず、孤独なキャラが似合っています。演じたライアンによると、当初はもう少しセリフのある役だったというが、ニコラス監督と相談するうち寡黙なキャラになっていったのだとか。
監督が切り取るロサンゼルスの街のあやしい魅力を切り取った映像に、ライアンがよくマッチしていて、作品の世界観を完璧に作り上げていました。
主人公は、昼はスタントマン、夜はドライバーとして強盗の逃がし屋という二つの顔を持つというのが本作の要。この二重性には意味が込められているようです。ライアンがいうには「自分の中にオオカミ男のような面を持っていて、それが出てしまうことを常に恐れ、人から距離を置いて生活している。しかし、ついにアイリーンの目の前で、冷酷で残虐なオオカミ男の面が出てしまうんだ」と分析しています。
普段は寡黙で優しくアイリーンに接するけれども、向かってくる敵には容赦しない。そんな突如として放たれる容赦ない暴力性を織り交ぜる緩急のリズム付け方は、すごく通好みの展開だと感じました。
そんな主人公が惹かれていく人妻アイリーンへの淡い恋心は、終盤にふたりの強い絆を感じました。そのシンボルが主人公が着ている背中にサソリが刺しゅうされた白いジャケット。ライアンがこだわったのはヒーローのマントだったそうで、さすがにマントを羽織って乗車は無理なので、ジャケットになったそうです。返り血を浴びて、紅く染まっても決して脱ごうとしなかったのは、ジャケットの色には、ヒロインとなるアイリーンにとって彼が白馬の騎士であるという意味が込められたそうなのです。
その白馬の騎士を待ち焦がれる可憐なアイリーンがまたいいんですね。マリガン演じるヒロインのいかにも幸薄げなところが抜群に魅力的なんです。『17歳の肖像』で注目を浴びて以来、彼女は最近役に恵まれていて、『SHAME -シェイム-』の妹シシー役でも、本作とはまた違った幸薄さを感じさせてくれますから、ぜひ見比べて下さい。見比べるときっと彼女の演技力の凄さを感じるでしょう。
ところで主人公が放つ暴力シーンは、かなりのスプラッターな表現なので、血を見るのが苦手な人は注意が必要です。
台詞を切り詰めて観客の想像力に訴えかける、ムダのない演出と編集。独特の照明に映し出される過激な暴力表現。そして男女の秘めた思いの交差。決してハッピーエンドに終わらないところは、男の美学を雄弁に語りかけてくる作品でした。
ただ30万ドルも主人公に投資しておきながら、主人公を抹殺しようとする投資家の心理がちょっと理解できませんでしたね。そして、100万ドルもの大金をネコババされたマフィア組織が、結局ラストまで登場しないのもハリウッド映画らしくない設定でした。「ワイルド・スピード シリーズ」ならもう冒頭から派手にドンパチするのが相場のところ。本作は主人公の身の回りの人物だけでドラマを組み立てているところが、評価が分かれることになるでしょうね。
思いがけず涙腺が…。
今年の劇場20本目は一足お先に試写会で。この手に弱いんですよね。ラスト若干ですが涙腺が緩んでしまいました。コピーにあるクライム・サスペンスというよりもフィルムノワール×ハードボイルド、且つ監督デンマーク出身、脚本イラン出身の為か所謂ハリウッドものと一味違う印象です。 R15なりの暴力シーンもありますが其々短く、80年代ポップスを思わせる音楽とともに淡々とラストへ向かいます。もちろん主役二人の関係が軸になっていますが、少ない台詞と表情で一度きりのキスシーンからの疾走…。
ちなみに2011カンヌ監督賞受賞作です。★4.0 http://coco.to/4034
役者、ストーリー、音楽、条件そろってます。
単調な音楽のように 静かにストーリーが流れるところ、不意にガツンと頭を叩かれるような衝撃。 そこからどんどん ぐるぐる渦巻いて、行きつく先は…。
甘いマスクに厚い胸板、今年もっともセクシーな男に選ばれた ライアン・ゴズリングと 透明感の中に芯の強さを感じさせる とってもキュートなキャリー・マリガン。 セリフの少ない作品は、役者の腕(演技)の見せどころ。 それを踏まえてみると、良いキャスティングだと思いました。 二人の独特の間と空気、この幸せな時間が永遠につづいてほしいと願ってしまう 心地よい前半から ある出来事をきっかけに“生き残り戦”へと変わる 後半シーン。 「そ、そこまでやるんですか…」と引いてしまう部分も、ちょっと期待(応援)してしまう報復シーンも 興味深い演出でした。 主人公(ライアン)の子供とテレビを見る場面は『フォレスト・ガンプ』を思わせる ちょっとマヌケな笑顔も 可愛かった(笑)
『ドライヴ』にも 何通りものドライヴ(運転)の仕方があって、その撮影方法も 車好きにはうれしいかも。 プレビューにもあるファイトシーンは 目を覆いたくなるほど激しく、(よっぽど映画が好きじゃない限り)デートには不向きです。 個人的には ストーリー展開の意外性と ライアン&キャリーの演技を堪能できた満足感、また音楽が作品とマッチしていて良かったので 4.5評価。 …しかし イタリアン・マフィアって怖いゎ。。
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