ドライヴのレビュー・感想・評価
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ありふれたLAの風景が全く違って見える
スタントマンと自動車修理業の傍ら強盗の逃がし屋も請負う寡黙な男"ドライバー"と刑務所にいる夫を息子と待つウェイトレスのアイリーン。二人はふとしたきっかけから言葉を交わすようになりやがて心を通わせるようになるが、出所してきた夫スタンダードが抱えてきた厄介事が静かな生活に少しずつ不協和音を響かせ始める。
先日再鑑賞したばかりの『ブルーサンダー』と同じくLAが舞台で、映り込む景色もかなりカブっているのに全然違った質感。スローモーションを効果的に使った緩急変幻自在の映像が裏稼業で静かに生きる人間の粗野な純情を鮮血で彩る。何もかもが血塗れに染まっていく世界でアイリーンはあくまで可憐で哀しげで途方も無く美しい。
一風変わった犯罪映画
ライアン・ゴズリング主演ってことで鑑賞。
1時間40分と映画としては普通の長さなのだが、前半と後半でかなり肌合いが変わる。というか最初から後半の雰囲気で描くつもりだったが前半が長くなっただけか?
孤独な男が淡々と仕事をこなす系かと思わせて、最後はなんだがバタバタしたクライム映画風に収束…。
独特な色彩感覚とあまりハリウッドで見たことのないテイストだと思ったら監督がデンマーク出身。ちょっと欧州的だと思ったのはそこか。カーアクション以外はスピード感のない演出でちょっと重く遅い。
それに主人公がウブなのかヘヴィなのか賢いのか馬鹿なのかよくわからぬキャラであった最後まで。
カンヌ監督賞ってのは過大評価では?という印象だなぁ。センスが感じられる小品ってとこが自分の評です。
ベイビードライバーを見てから見た
寡黙な男ドライバー(ゴズリング)は薄給の修理工以外に、映画のスタントマン、強盗の逃がし屋をやってきて、次は修理工場のシャノン(クランストン)からレーサーへの誘いも受けるほどだった。冒頭の逃しシーンは『ベイビードライバー』とも共通点がある。
人妻アイリーン(マリガン)とは息子共々のお付き合い。完全にプラトニックラブだ。その夫スタンダードが質屋の強盗をやらなければならなくなって、逃がし屋を買って出るが、運悪くスタンダードは店主に銃殺される。もう一人の女が100万ドルもの大金を盗んできたにもかかわらず、ニュースでは実害がないと発表されていた。なぜだ・・・と、不審に思ったドライバー。その金はマフィアが隠したもので、彼らはマフィアからも狙われることになるのだ。
カーチェイスばかりなのかと思っていたら、ドライバーは次々と敵を倒していく。最後にはレースの出資もすると言ってたバーニー。彼が黒幕だったのだ。刺し違えてバーニーを殺し、アイリーンとも別れ一人旅を続けておしまい。金はバーニーの死体の横に置いて行ったというのが渋いラストシーン。
タクシードライバーのデ・ニーロを彷彿させます。 男はやっぱり沈黙が...
タクシードライバーのデ・ニーロを彷彿させます。
男はやっぱり沈黙がステキ。
キャリー・マリガンがミシェル・ウィリアムズに似すぎっ。
ただただカッコ良い
観たのは何年前でしょうか…忘れましたが、この映画を観てライアン・ゴズリングをカッコイイと思いました。
『きみに読む物語』と同じ人だと思わず、『ドライヴ』で初めて観た、と勘違いしましたが、アクションの方が合ってる気がしました。
静と動のコントラスト
NWレフン祭その1。
ゴズ君がK(『ブレードランナー2049』)よりよっぽど寡黙で感情を表に出さないので、まさかのレプリカント説が頭をよぎる。名前すら明かされていないようだしね。ただおかげでゴズ君の男前度が倍増している。
セリフ等のない静かなシーンとぶっ込まれるバイオレンスシーンとのメリハリが鮮やかで、やはりエレベーターのシーンが素晴らしい。
難を言えばもう少しカーチェイスとかドライビングテクニックを活かすようなところが欲しかったか。
本筋とは関係ないが『ヘルボーイ』ではあんなに可愛かったパールマンがチンピラクソオヤジに…。
評価分かれるんだろうな
自分は大好きな作品でブルーレイでたまに観ます。
ストーリーは普通ですが、映像、音、ファッションが懐かしい感じながら今風ななんとも表現が難しい良さがあります。ハマる人はハマる、所謂カルト作品でしょうか。
ゴスが、エロい。時が止まる。
カーアクションや殺し合いのシーンなどはグロさもありスピーディーなのに対し、こと恋愛シーンはことごとくスロー。美しい時間。
ゴスとキャリーマリガンが会話するシーン。
おっそいのよ、ラリーが。遅いというか、じっくりなのよ。
「〇〇?」って聞いたら、目を合わせ、微笑み、はにかみ、ふんふんした表情見せ、やっと「〇〇。」って返す、みたいな。笑笑
その時間が、ん〜〜〜いいね!ってなっちゃう。もどかしさ、照れ、見てるこっちが謎にニヤけてしまう時間。恋愛始まりそうな、始まったばかりの、緊張、照れ、あの空気感が耐えられないけど良い、ね。
冒頭ゴスの運転シーン、見ちゃうね〜〜惹きつけられちゃうね〜。
あの表情、運転してる人の、というか集中してる人の表情ってなんで見てる方も集中して惹きつけられるんだろう。だからスポーツとか真剣勝負とか、人は見ちゃうのかもしれないね。人の集中してる姿って見てる人にもいい効果がありそう。
キャリー・マリガンすごい可愛いね。なんとも言えない可愛さ。小型犬のような。
整備工場に息子と訪ねにきて、「帰りは送ってやりな」という上司の頼みに、ゴス、まーたじっと見つめる時間あって、微笑み、やっと「いいよ」と返す、みたいな。やめろよ〜〜〜それ〜〜。その間めっちゃにやけるのよ。早く答え言って!笑。(嘘、もっとそれ見せて)
エレベーターキスはもう伝説。スロー演出正解です。
時止まります。ありがとう。とてもいい。
物語的に、恋仲が早めに「いい感じ」になるということは、別れやトラブルが必ず起こるので...この二人はくっつかないんだろうな、と思うけど
くっついてほしかったな〜二人のラブラブ見たかったぜ〜
だからこそ、あのエレベーターキスにすべて詰め込んであるんだろな。
ちょっとDriveゴスはかなりいいので、またすぐ見ると思います
グロ耐性がない私にはキツい
そのシーンは突然やってくるものだから、回避のしようがない(しかもやたらと多い)
R15の中でもグロさが高めだったらしく、まあ…舐めてかかった私が悪いんだけども…(笑)
オスカー目当てで観たもののキャリマリとライアンがめちゃくちゃかっこいい&かわいかった。
ドライヴなわりにそんなにドライヴしないけど、お洒落オブお洒落。台詞の少ない中で言葉なしに語るのがよかった。キスシーンとかね。
物足りない。
主人公の設定が生かせてない。
夜に強盗のドライバーをやっているらしいが、
そこには全く焦点が置かれない。
犯罪を犯しているのでもっとスリリングのストーリーになるのかと思ったが違った。
犯罪に対する主人公の価値観も描かれず。
いろいろとツッコミどころがあります。
新感覚の「ハードボイルドキャラ」
監督のインタビューで、このドライバーは「口数が少なくて、友達がいなくても気にしない一匹狼」というキャラで、「そういう奴が恋に落ちると、トラブルが舞い込んでくるってお話だよ~」みたいなことを言っていた。このドライバーを、ライアン・ゴスリングが好演。『グッド・フェローズ』なみのグラフィックな殺しも後半出てきて、ハードボイルドなのだが、対してライアン・ゴスリングとキャリー・マリガンのロマンスがコテコテに甘く、私の感覚では中途半端なイメージだけど、新感覚の「ハードボイルドキャラ」なのかと納得した。
ん?ん?ハテナが多い…。なんでマスクかぶった?なんでわざわざ刺され...
ん?ん?ハテナが多い…。なんでマスクかぶった?なんでわざわざ刺された?
まーでもライアンゴスリングがひたすらかっこいい!彼女もかわいい!PVかなんかだと思えばいいのかな!
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