華麗なるギャツビーのレビュー・感想・評価
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まさしくグレートなギャツビーでした
こんなに切ない話だったんですね。
豪華絢爛、とにかくド派手にやりたい放題やりまくって、最後はキナ臭い話で終了・・・みたいな映画だと思っていたのですが、こんなに切なくて物哀しい話だったとは・・・。
まあバズ・ラーマン監督お得意のパターンでしたので、物凄く驚いたと言うほどではないですが、ギャツビーがどうやって大富豪と呼ばれるまでに成り上がったのか、何故毎晩豪華絢爛なパーティーを催しているのか、その謎が物凄く真っ直ぐで純粋な理由だったので、予想以上にグッとストーリーに引き込まれてしまいました。
前半はトビー・マグワイアが演じた隣人ニックが飄々と物語を進めていく形だったので、正直何か眠くなりそうな映画だなと思いながら見ていたのですが、終わって見ればこの形だったからこそグッと感情移入できたのかなと思えましたよ。
ただ豪華なだけではなく、ただ哀しいだけでもない、そこにニックから見た尊敬、憧れの感情が入ってこその「華麗なるギャツビー」だったなと。
まあもう少し当時の時代背景が詳しく描かれていれば更に感情移入できた気はしましたが、これ以上長い映画になってしまうと相当ダレてしまうので、バランス的にはこの位が無難なところでしょう。
それにしても、ディカプリオは相当な嵌り役でしたね。
元ネタを見ていないからそう思えるだけかもしれませんが、私的にはこれだけ狂おしく純粋な愛を表現できるのは、ディカプリオ以外考えられないぐらい嵌っていたと思いました。
憎々しい恋敵を演じたジョエル・エドガートンも、素晴らしい存在感を見せてくれましたね。
惜しいのはデイジーを演じたキャリー・マリガンが、思いのほか上流階級の美女には見えなかったことか(好きな女優さんではあるのですが)。
むしろジョーダンを演じたエリザベス・デビッキの方が嵌り役に見えましたが、見せ場が少なかったのが何とも惜しまれます・・・。
レオ様のドヤ顔に拍手!
素晴らしい映像美でした。煌びやかなパーティシーンは、なんども見てしまいました。
旧作を先に見たので、デイジーに違和感がありました。もっと可憐な感じのイメージで。
最後に残ったやるせなさも、旧作のほうが強かったかな。
とはいえ、どんなシーンを切り取っても、美しい写真のようで、グッときました。
パーティで、レオ様が自分がギャツビーだと名乗るシーンのドヤ顔は、まさに金メダル。あれ以上のドヤ顔はみたことないかもー
切ない…
初めの方は話の展開にあまり理解できなかったが、ギャッツビーの正体がだんだんと明らかになっていくにつれて、人間味あふれる彼に心打たれた。華やかに見えつつ、すべては彼女のためだった…。はまり役だとおもう。
人の笑顔が美しくて、やさしくて、あたたかくて泣いたことはありますか...
人の笑顔が美しくて、やさしくて、あたたかくて泣いたことはありますか?Leonardo DiCaprioの完璧な笑顔に泣いちゃった。過去は変えられない。愛してる、友よ。
華麗なるギャツビー
華麗なるギャツビーは私の主観ですが傑作です。
一人の男の愛、そして人間の卑怯で臆病な面を映し出した作品かとおもいます。
L.ディカプリオの演技は莫大な富をもちながらも姿を表さない有名人。彼はこの作品の中でありとあらゆるものを手に入れていたが、唯一手にできないものがあった。そのどこか儚げながらも魅力溢れる後ろ姿は彼にしかできない演技であると思いました。
またT.マグワイアの第三者としての目線でみれるのも、おもしろかったと思います。彼だけがギャツビーの唯一の”友”と呼べる存在であり、彼だけがギャツビーを愛していたと思いました。
みんなでわいわいと見る映画ではありませんね。
男性がひとりで見たり、女性が男性の恋愛観の一つとしてみるのがオススメかとおもいます。
おとなの映画です。
絢爛豪華、でも期待外れ…
絢爛豪華な演出はバズ・ラーマン監督のお家芸。煌びやかさは超一流だけど、肝心のストーリーが期待外れ。主人公にもう少し謎めいた雰囲気が欲しかった。女心がいかに移ろいやすく、男心がなんと儚く脆いものか…。
本当に愛しているのは自分自身。
舞台はゴージャスで役者勢も美しく、素敵な映像でした。
内容については、切ないというよりも悲しい気持ちになりました。
ギャツビーも、デイジーも、トムも、皆1番愛していたのは自分自身なのだと感じました。
自分以外を愛して欲しくなかったギャツビー、自分は守られる場所にいたいデイジー、秘密を隠すために罪を着せるトム。
他人のためではなく、愛する自分のために。
そして2本の手では持ちきれぬ以上の欲に、自分を見失っているようにも感じました。
人間味ある作品でもありました。
ゴージャス!
予告が豪華だったので見ました。
私には縁のないお金持ちの人の話を見るのは楽しかったです。
豪邸や衣装や車を見るだけでも楽しい。
これを見た後にリメイク前の華麗なるギャツビーを見たのですが、こっちの方が断然いいです!!!
トビー・マグワイアの演技が良かったです。
デイジー・ブキャナンの少女のような無邪気さもぴったりでした。
ただ、罪をなすりつけたあげく死んでしまったラストは虚しかったです。
喧騒、喧騒、また喧騒
DVDレンタルで安く映画をみられる時代に、わざわざ劇場まで出かけて行って、より高いお金を払う意味とは?
……という問いへの答え方は人それぞれでしょう。いちはやく新作を見たいから、大きなスクリーン、いい音響で見たい、などなど。
21世紀版ギャツビー、そうした問いに強烈に答えてくれる映画であることは請け合いです!
何よりド派手な演出、映像、音楽の洪水に圧倒されました。
真っ暗な劇場に座り、巨大なスクリーン一杯に広がる色彩を眺めていると、飲み込まれるどころか押し流されてしまいそうです!
これが狂騒の20年代の映像的、またフィクション的表現なのでしょうか?
きな臭い国際情勢を尻目に、一次大戦がもたらした好景気に湧くアメリカ。豊かさのすぐ側には残酷な戦争の影が見え隠れしている、という時代を舞台にした映画です。
気を抜けば視界のはしに浮かんでくるような不安を、徹底的に蹴散らし、押さえつけるようなギャツビーの乱痴気騒ぎは、どこか時代の精神と繋がっている気もします。
完全無欠のビューティ、というタイプじゃなくて、スキのある可愛らしさのマリガンもデイジーに合っていたと思います!
シャツを見ていきなり涙がこぼれてしまうシーンがフェイバリット。
トムとのギャツビーの対決シーンは、原作を読んだときのイメージ的には、もっと暑くて息苦しい、茹だるような雰囲気でやってほしかったような気も?
DVDで見るときは、是非プロジェクターを持っている友達の家で笑
(3Dでやるって聞いて、あの原作のどこを3Dに?と思いましたが、観た後では納得です。観たのは2Dでしたが、3Dだったらあのシーンが飛び出してるんだろうなと、なんとなく考えられて楽しかったです笑)
好きです。
予告や上映時間からあまり気が進まないで鑑賞しました。
が、良い意味で期待を裏切られましたね。笑
確かに上映時間は長いですが、ムダなシーンはありません。
ギャツビーの性格、内に秘めているもの、周囲の人間、愛する人。
この映画ではギャツビーの生涯が描かれていて、全てのシーンでその生涯を知ることになります。
果たしてギャツビーの人生は良いものなのか…
ラストは本当に切ないです。
というか、全体を通してギャツビーはとても切なく悲しい人間ですね。
そんなギャツビーを完璧に演じたレオナルド,ディカプリオに改めて感心しました。
原作や、リメイク前の作品は観ていないのですが、観てみようと思います。
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