ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのレビュー・感想・評価
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40点→70点
《2021.4月22日時点》
映画評価:70点
いよいよ新劇場版四部作が完結するという事で、
映画館に行く前の[復習]として再視聴しました。
なんとなく理解できるし、
なんとなしにしか理解できない。
起承転結の『転』にあたる
壮絶な変化。
ここから先は感想というか、考察になります。
ネタバレを含む可能性がありますので、
作品を見てからご覧下さい。
《破》のラストシーンで
初号機とシンジの覚醒により
サードインパクトを引き起こすトリガーとなる
覚醒が起こる条件は不明だし
何故発生したのかは知るよしもないが、
ゼーレの筋書き通りという事。
つまり、能動的に引き起こす事が出来る。
それをシンジも元ネルフのメンバーも利用されていたと推測できる。
ミサトやリツコ、他のヴィレのメンバーの
シンジに対する態度は過剰演出だ。
恐らくその態度がヒントになるはず
ヴィレのメンバーはシンジがトリガーになる条件がわからないから、搭乗させたくない。
でも危険因子だから解放する事もできない。
勿論、愛着があるから抹消も躊躇する。
シンジのせいじゃないと分かっていても、
恨まずには、憎まずにはいられないという様子。
それらの態度が
この14年間の経緯を物語っている。
それって凄い事だと思う。
一切説明等せず、態度で伝えてきた。
推測でしかないが、
サードインパクト後に世界の人口のほとんどは消滅し、その原因をミサトやカジがゲンドウに問いかけるも蚊帳のそと(説明なし)
にもかかわらず更にゼーレの指示を従わせようとする事から、ゲンドウに不信を抱いたメンバーたちが
反ネルフを立ち上げたのだろう。
その後はネルフが行おうとする
予定を崩すべく闘ってきたのだ。
その憎むべきサードインパクトを起こした男ゲンドウの息子。その息子が何かしらの原因でインパクトを起こすトリガーとなっている。
そりゃあ14年間も闘ってきたら
あの態度にもなるんだろう。
戦の最中でカジやトウジがどうなったのかまでは
わからないが。。。
次に第一使徒である渚カヲルとの出会いだ。
何故、カヲルはシンジに固執するのか?
何故、カヲルはネルフにいたのか。。
ここまで見てきた推測でしかないが、
ゲンドウの目的はユイの復活であり、
その目的のためにゼーレを利用している。
ゼーレ側もそれを知りつつ、
ゲンドウを利用する事で予定調和を創造してきたのではないだろうか?
ゲンドウとゼーレを繋ぐマネージャー役として
第一使徒であるカヲルが表向き協力している。
そのカヲルも別の目的があるのだとしたら?
それがシンジに関係している。
いやリリス(ユイ)に関係しているのでは?
ユイは第二使徒だったのではないだろうか?
彼女を犠牲として作られたエヴァンゲリオンという名の人造人間。その操縦権があるのは
ユイに血縁のある者だけなのだとしたら?
シンジは息子、レイはコピー
アスカは不明だけど
マリはユイの姉妹や同級生だった可能性がある
エヴァンゲリオンに乗った人間は
成長が止まる。ずっと14歳の姿をしている。
これが明かされている事から
マリはユイと元々縁があるのかも?
それらの思惑がギチギチに絡み合って
この世界を歪めているのではないか。
今一度、人類補完計画について考える必要があるのかもしれない。
何度も何度も繰り返し続ける
何かしらの因果があるのかもしれない。
正直、伏線と謎だらけだが
最後に最高の仕上がりになりそうな気がしてきました。劇場に行くのが楽しみです。
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《2014.9月5日時点》
映画評価:40点
なんじゃこりゃーーーっ!!!!
せっかく破で褒めたばかりなのに
出たよ!観衆を置いていくスタイル
映像は最新作だけあって凄く綺麗なんだけど、今までの雰囲気と違うし、登場人物や環境が変わりすぎて口ポカーンだわっ
ここからは個人的な解釈になるけど
おそらく破の最後に起きた初号機の覚醒の影響でサードインパクト起きて、14年経ってなんだろうけど
それにしても説明少ない
あんまり作中に説明されるのも好きではないけど、こんだけ変化あるなら説明しろ(笑)
俺は難解だろうと、ぶっ飛んでいようと、そのストーリーに意味があれば良いとは思う
でも結局、このストーリーを何故創る必要があったのかが全く判らないで終わった事にイライラを覚える、最終作では判るのだろうか
きっと判らない、
判ってもわざわざ創らなくてもいいと判断しうる作品なのだとしたら、おとなしくAirを分かりやすくリメイクしてくれた方が良いと思う
吉と出るか、凶と出るか、楽しみにしときます
【2015.12.6記入】
もっと狂ってるかと
こういうの大好物です
TV版を観賞
ヱヴァンゲリヲンは新劇場版しか観たことがありません。
はっきり言って訳がわかりませんでした。前二作(特に序)をきれいさっぱりぶち壊し、終始ひたすら「?」でした。
今作を観る前に重要であろう発言はしっかり覚えていたので、アスカが案外元気だとかの基本的な話の対応はできた。しかしまぁそれでもさっぱりなと頃だらけ。
しかもそれすべてネタバレに繋がるので何も話せない。
まさにQな映画。
悪い部分も悪いと言い切れず、しっかりと良いところに関連付けられているのでどっち付かずな風に感じた(これによって星半分↓)。
しかし、こういう訳のわからないし謎のまま終わるのは個人的にはかなりの大好物だ。
なので不完全燃焼だからこその満足感と次回作への期待感はとても高かった。
よくも悪くもエヴァ
初めて見たアニメみたい
前作までと違って今作はまったくの新展開で、新劇場版の中では一番楽しめました。よく意味がわからない部分もありますが、そもそもそういうシリーズなので満足です。マクガフィンみたいなものだと、演出重視なんだと消化して楽しんでます。次回作が待ち遠しいです!!
新しいエヴァ
唖然。鑑賞後は呆然?
この映画だけでは
続編次第の映画
世界が広がる
さっぱりわからない
にわかエヴァファンには無理な本物エヴァ
はっきり言ってあのテレビシリーズの先がわからないおもしろいエヴァンゲリオンです
ただテレビシリーズ、劇場版を網羅しエヴァについての予備知識(ヱヴァンゲリヲンQについてではない)が完璧でないと、エヴァ初心者のにわかさんがわかるレベルではありません
これが間違いなく本物のエヴァンゲリオン品質です
これはかなりエヴァ本来のファンに配慮しており、流行好きだけのにわかさん達はわからないレベルです
ちゃんとエヴァについてほぼすべてを理解していると、にわかさんや初心者さんより百倍楽しめる映画です
序がクズで破がマシならこれはおもしろい本物エヴァです
失敗作ばかりだったので(破は一般的には成功。でもエヴァ本来のおもしろさはあまりない)
だからこれはかなり珍しい続編ごとに品質が復活です
Qはわからない人は終始まったくわからないはずです
わかる人はおもしろくてしかたない作品という、観る人を完全に選ぶタイプの作品です
破は観客を選びませんがエヴァ本来のおもしろさが半減している町のレストランです
序は焼き直し失敗作の駄作ハンバーガーです
Qは一見さん完全お断りの高級店ですが、素晴らしい新作料理を提供しています
常に予想の斜め上を行く作品
序、破、ときて急かとおもったらQでこの時点で予想の斜め上
しかも内容は斜めはるか上を行っている
さすがエヴァ、劇場を出た観客のぽかんとした顔が忘れられない
何を見たのか誰もわからない
破が比較的分かりやすい展開でQでどうまとめるのかと思ったら
逆に風呂敷を広げて伏線の回収どころか伏線を張った
Qはクエスチョンの意味もあるのだろうか
作品は観客に疑問を投げかけ、それを観客はあれこれ考察する。
新たな設定の登場
前作との矛盾、
ループ、非ループ説
メタ発言
何のメタファーなのか
考察することこそがこの作品の醍醐味になっている。
もし観客の望むような分かりやすい単純な物語にすれば
エヴァンゲリオンはここまで社会現象にならなかっただろう
謎があってこそエヴァンゲリオンであると思う。
早く合体して欲しい。
今回のはTVスペシャルで放映するのが妥当と思えるような「番外編」としてしか私の目には映りませんでした。
だからこそ短編の特撮を併映として流したのかもしれませんが
(風の谷のナウシカは好きですがこちらの巨神兵には全く興味をそそられませんでした)
もっとも次作に連なる内容にはなりそうなのでまた期待していますが
映像的に優れていたとしても内容は面白くなかったです。
劇中のピアノの連弾のシーンが最もつまらないと感じたのですが
一緒に観に行った10代の女性はそのシーンが一番よかったと言っていたので、キャラクターに対する愛着や思い入れの差かなと思います。
個人的には365歩のマーチと虎の子よ〜♪という真希波の台詞が良かったです。
●映画としてみるとどうしても物足りなかったので1.0点
最初から??がとまらない展開
アニメはチラっとしか見たことありません。映画は、序はDVD何回か、破は劇場で1回見ただけです。
ちゃんと話を理解しないまま、次へ次へと見ています。分かっていないくせに、続きが気になってしまっているのです。
それで今回。
前回から10年後(だったかな?)という設定についていけず、髪型が変わったミサトやリツコにも違和感を感じ、始まってからしばらくは『ヽ(゚◇。)ノ?』状態。
本編とは別の話をしているんじゃないかと。夢オチor似てるけど別の人といつ判明するのだろうと思って観てました。笑
渚カヲルようやく出てきた。
シンジとの絡む感じ、BOYS LOVEを思わせる感じがけっこうあった気がする。(私は、そちらの方はよく分かりませんが。)
レイが完全な脇役だった。前作のレイは好きだったなぁ…。そういえば、加持さんってどうなったのだろう??出てこなかったし。アスカは相変わらず、かっこいい。マリもちょっと目立ってきたかな。
やっぱりエヴァはややこしい。
??状態で見たものだから、やっぱり??しか残らなかった。
でも、画・音楽はキレイだった。そこは、毎回すごいなぁと思う。
そういう部分とエヴァの世界観(よく分かっていないけど)と次回への期待をこめて…4.0。
あと、同時上映の巨神兵はすごかった。ジブリ、エヴァの感じで見るのは、全然違う。かなりの迫力だった。
「気持ち悪い作品」です。「自意識過剰監督」の「売名作品」です
映画館で見ましたが、一言で言って「気持ち悪い」です。「気持ち悪い」というのは、いろいろな意味があって…
まず映像的に「グロい」です。「ショッキング映像の乱発」で印象付けしようとする作者側の「意図」が見え見えです。ホラー系でないかぎり、映画作品では「最低レベルの表現手法」です。それに作品自体の独自の表現手法が相まって「気持ち悪さ」を一層引き立てています。視聴中に「脳」が「吐きそうになった」といえば、わかりやすいでしょうか。
二つ目は「内容の難解さ」。この作品が「初エヴァ」の人は、まず理解不能でしょう。エヴァファンだとしても、この作品の筋書きをキチンと説明できる人がどれだけいるのやら?と思うくらい難解です。初エヴァの人の中でどれだけの人が、この作品で新たなエヴァファン(内容面で)になるのだろうか?甚だ疑問です。
監督の「俺の世界観を見せ付けてやる」的な「過剰な自意識」を強く感じるし、また「解る人、エヴァファンのみ見ればいい」みたいな、「過去のエヴァ人気」の上に「あぐらをかいている」様を見るようでもあります。
作品を見終わった後に、作品の内容や登場人物についてではなく、「これ作ったのは誰だ?」という所に、視聴者の関心が行くよう「過剰に狙って」作られた感が否めなく、監督の売名心、虚栄心が非常に強く伝わってきます。
作者や監督の名声は当然ながら「作品を通して伝わる」ものですが、この作品の監督はその「作品を通して」って事を、どうも勘違いしているようです。
本来監督とは「よりよい作品にするために作品自体に謙虚に貢献すること」で名声を得るものでしょうが、ここでは単に「エヴァという題材を利用して売名する」という感じを否めません。ですから「エヴァを見た」というより「監督自身を見せられた」って感じであり、作品世界より監督の自己主張が前面に出ています。
過去のエヴァ作品は、形而上学や弁証法などの哲学的なキーワード、そして宗教、社会学、はたまた人類の起源に通じるような問題を提起し、それを現代アニメの求心力(ロボット系、萌え系、恋愛系など)にうまく合致させたという、それ以前までのアニメでは想像すらできなかった「新たな境地」を開拓した感がありましたが、
この作品はそんなエヴァにとって、正直言って「エヴァの落ち目」になる作品ではないだでしょうか。「エヴァはもう既に過去の作品だ」と思わせるような作品にしか思えてなりませんでした。
ただ、ひとつ高評価をするならば、「映像クオリティー」は逸品物。作画、構図、バランス、動きなど、すべての要素がズバ抜けてます。アニメにもジャンルがあるので一概には言えませんが、このレベルの作画が出来るのは、世界でもこのエヴァスタッフ達だけではないだろうか?そう思えるくらいすごい。ここは十分に一見の価値があります。
ほぼ全般通してCGですが、だからといって他が真似出来るようなレベルでは決してありません。ですからこの作品については、「映像のクオリティー」と、「エヴァ作品としての評価」とを、しっかり分別して評価すべきでしょう。
総評として…ここまでの映像クオリティーを実現できる手腕があるのだから、監督が売名や虚栄心にとらわれず「謙虚な気持ち」で臨みさえすれば、それはすごい作品になったであろうという点で、非常に残念な作品。
映像クオリティーの件もあって、評価は「星二つ」。
製作者に感謝
2009年の『スター・トレック』以来、映画館に足を運びました。非難の数々は、逆ステマ?と思える程、良かった。
テレビで2週続けて前作を観たのがキッカケでしたが、本作くらいのダークさがちょうど良いと感じた。世の中があんな状態なんだし。
自分の中に『中二っぽさ』が残るのを否めないリアル中年ですが、前2作は映画館で観るのは正直、恥ずかしい。
今作の流れからの物語展開なら、是非とも続きを観たいですし、登場するキャラクター達に、下半身の悶えの処理をお願いしようとは思わないので、大人風味で今後ともよろしくお願いします。
とても素晴らしい素材を、もっと幅広い世代に向けて解放してほしいとの思いからレビューしました。
また、実写であったなら更にリアルに感じられるシーンも幾つかあり、同じ製作者による実写映画も今後期待したいです。
映画館を出た後、現実世界のクリアでシャープで3D音響な感じが(当たり前)、現実も映画に負けず劣らずすごいじゃんと思ってしまいました (・・。)ゞ
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