フライトナイト 恐怖の夜のレビュー・感想・評価
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女性の描き分けがもうひとつ…
コリン・ファレル以のキャストが馴染み薄く、キャラの描き分けももうひとつ弱いので、特に女性のキャラが区別つきにくかったです。
イリュージョニストの存在もストーリーに必要なかったかな…
と思いました。
ティーン向けホラーアクションだが、意外とキャストが豪華
展開は定番なので、特筆すべきものはないが、キャストが意外と豪華。
主演のアントン、
無駄にセクシー&ワイルドな吸血鬼はコリン・ファレル、
主人公の母親をトニ・コレット、
主人公の親友を「キック・アス」の悪役(ギャングの息子でやられ役)、
主人公の恋人をイモージェン・プーツ(「ファーザー」の介護人)。
吸血鬼を倒したらみんな生き返るとか、ご都合主義だったりするが、カーチェイスでの戦闘とかなかなか楽しめるし、
吸血=SEXのメタファーという「吸血鬼映画の定説」を踏襲しつつ、
さらに主人公の母親と吸血鬼がイイ仲になりそう&母親に男が近づくのに嫉妬する息子、という構図も、現代的で面白いと思う。
都合のよい道具が出てくるが
話は単調。バンパイアと戦って勝つ。
見ているのが苦痛というほどではないが、先が読める流れ。
にしてもそれまでのバンパイア化した犠牲者をもとに戻す道具や昼間なのに光をほぼ使わず戦う等、悪い意味で予想外だった。
個人的にはガールフレンドが唯一の救いだったので、ハッピーエンドになってよかったが。
バンパイア化した親友は哀れ・・・。
セクシー・コリンファレル
コリンファレルがセクシーに見えた。
近頃では『聖なる鹿殺し』や『ロブスター』のコリンファレルしか観てなかったので、やたらセクシーでした。
古典的ホラー映画というか王道感があってかなり面白かったです。
ただ題名に付いてる~恐怖の夜~は余計です。スッキリ楽しい吸血鬼映画なので。
……と、鑑賞後リメイク作品だと知り、なるほど!と納得。
原作がカルト的人気を博した…ほう。 これはリメイクなんですね。リメ...
原作がカルト的人気を博した…ほう。
これはリメイクなんですね。リメイクから見てしまった、、方がよかったのかな…?
なんかヘンにコミカルで面白いといえば面白いけど。終盤でとんでもない飛び道具出してきよるので、そこは爆笑していいよね!笑
カルト作のオリジナルと比較して
オリジナル版は1985年。当時では既に吸血鬼や狼男等の往年のホラーキャラクターは古株扱いどころか時代遅れなイメージであり、それに新機軸のエッセンスを加えた作品が登場している。例えば「狼男アメリカン」や「ハウリング」、「バタリアン」等のぶっ飛んだ80年代らしい作品が数多く製作された年代である。その中の1つが「フライトナイト」だった。オタクが美女と恋仲になるという設定だが、せっかく出来た彼女を隣人の大人の男に取られ、挙句の果てにはそいつはヴァンパイアだったという奇想天外な物語で、コメディ色強めの個性的なカルト作品だった。
本作はオリジナル版の踏襲はしっかりとわきまえており、忠実過ぎる事も、妥当に行き過ぎる事もない、安定した作品だ。全てにおいて「適度」が当てはまる。それが良くも悪くもあるのだが、オリジナル版の様な風格の作品には到底ならないだろう。カルト作品と呼ばれる部類の作品などは、狙って作ろうと思っても作れない、「偶然」出来たものであるからだ。「悪魔のいけにえ」シリーズがパート2を除いてひどい扱いを受けているのは知っての通りである。本作は下手な事をして玉砕するよりかはという思想のもと、無難な路線に進路を変えたのだろう。それは幾分かは好転している様で、展開もスピーディーであり、トントン拍子で楽しめる。前半はサスペンス要素の多い流れであるが、後半はカーアクションありのアクション満載の物語であり、飽きること無く鑑賞する事が出来た。オチもやや無理があるが、主張する所は主張する様な展開で、オリジナル版との違いとして明確に描いている。CM出身の監督であり、短い中で表現をする事に注力するテレビCMで鍛えられたのだろう。今後に注目である。
哀れクリストファー
アントン・イェルチン演じる主人公チャーリーの隣家に吸血鬼が越してくるというだけの、パッとするところのなにひとつない凡庸な映画だが、若き怪優クリストファー・ミンツ・プラッセが出演しているので彼のファンなら必見。相変わらず非モテのナードを演じさせたら右に出る者はいない彼が、本作では哀れ吸血鬼と化して、かつての友人に襲いかかる。
とはいえこの脚本におけるクリストファー・ミンツ・プラッセの役所はあまりに不遇であり、私のように心ある鑑賞者であれば涙なしには観られないはずだ。
非モテから一転、リア充へと変貌したかつての友に見捨てられ吸血鬼の餌食となったばかりか、最後にはその友の手に掛かって抹殺、挙句の果てにみずからを殺した男は綺麗な彼女とまるで何事もなかったかのようにメイクラブしてるのだから、まったくやりきれない。市場経済の原理とはかくも恐ろしいものなのである。
意外におもしろかった。けっこうお勧めです。
あまり評判がよろしくないようなので、つまらないのか?と思っていましたが、意外におもしろかった。
B級ホラーなので、あまり高い点数はつけられないけど、点数以上におもしろかった気がします。
元の作品は、古すぎてあまり覚えていないけれど、コメディータッチで、さわやかな感じのする不思議なホラーだった。
今回のリメイク版は、コメディータッチが薄くなり、普通のB級ホラーになっていました。
でも、筋立てはほとんど同じだし、多少ふざけたところも残していました。
よかったのは前と違ってCG映像で驚かすシーンがたくさん入っているところ。
今ではあたり前だから、単体で見るとダメということになるのだろうけど、私はそこがけっこう気に入ったし、リメイクの意義なのではないかと思いました。
あと、インチキヴァンパイアハンター役の人がニコラス・ケイジにそっくりだったけど、できれば本人に出てほしかった。
ニコラス・ケイジ本人だったら、まさにぴったりのはまり役で、もっと笑えたかも?
隣は何をする人ぞ?
1985年の同名作のリメイク。
オリジナルは以前見て、かなり気に入った。低予算ゆえユニークなアイデアも光っていた。
さて、リメイクの結果は…
悪くはなかった。
愛着あるのは当然オリジナル版だが(あのチープなホラー・コメディの雰囲気が堪らん)、これはこれで楽しめた。
現代風とでも言うべきか(?)、変わっている所も。
まず、ヴァンパイアのジェリーの性格。オリジナルでは紳士的だったが、コリン・ファレルのジェリーはワイルド&セクシー。最初から怪しそうに見えるのはちょっとマイナスかな。(ジェリーの同居人も今回は登場しない)
主人公チャーリーが助けを求めるピーター・ヴィンセントは大きく変わった。ただの怪奇番組のホストでしかもジイサンだったのに対し、怪奇ショーの派手なエンターテイナーに。ピーター・ヴィンセントはジイサンのままの方が良かったなぁ。あの頼りなさそうな感じが(笑)
この作品、頼りなさそうな一般人がヴァンパイアと闘うのが面白い。
そこが笑えたり、ハラハラしたりする。
リメイクの本作も、しっかり受け継いでいたと思う。
ただ…
劇場公開時は3Dだったが、別に3Dでやる意味は無い。
面白かった!
リメイク前のがとても好きだったので、けっこう厳しい目線になっていたところ、主人公に彼女がいてふざけるなと思ったけど、情けない過去があったりでなかなかの好人物であることが判明するあたりとても『フライトナイト』らしくてよかった。でも元からそんな話だったかもしれない。
ヒロインもとても魅力的だったし、マジシャンもよかったし、何より『スーパーバッド』『キックアス』の童貞のあいつが出ていてとてもよかった。
最後の対決もとてもよかった。
あんまりフライト(恐怖)じゃナイト
とっくに明けましたが、明けましておめでとうございます。
2012年もヨロシクです。
うーむ、新年最初に観た映画が本作というのは幸先が良いんだか悪いんだか。
重さや湿っ気が無いのでサクッと観られるが、その分ストーリーも人物描写も大味。
携帯からの投稿だと1024字が限度なので書きたい事が書き切れず、
泣く泣く文章を削る事が多い自分だが、
今回のレビューは新年の挨拶を書く余裕があったぜ!(笑)。
さてさて、
一番の不満は人物描写。
主人公がかつての親友に大した躊躇もなく斧を振り落としたり、
なぜヒロインが冴えない主人公を好きになったのかが全く描かれなかったり、
吸血鬼研究家のヴィンセントも重要な過去をサックリ説明しちゃったり、
キャラの魅力をイマイチ引き出し切れてない感じだ。
主人公の母親とヒロインが吸血鬼に惹かれる描写もほぼ無いので、
その辺りのサスペンスが生じないのも残念。
ラストの展開もなんだか強引だしね。
オリジナルは殆ど覚えてないが、あんなご都合展開ではなかった気がする。
そんな主人公らを差し置いて、
コリン・ファレル演じる隣の吸血鬼・ジェリーさんがいろいろ型破りで楽しい。
本編でも笑いの種になってたが、
そもそも恐怖のヴァンパイアの名前が“ジェリー”じゃちょっとねえ。
せめて“ディエゴ”だよねえ。え、違う? ああそう。
タンクトップで筋骨隆々。
表の顔は深夜工事の作業員。
官能的というより野性的な魅力。
なんか妙にアメリカナイズされた吸血鬼だ。
欧風の優雅な吸血鬼のイメージとのギャップが可笑しい
(無論これは狙いだろうね)
行動も奇抜だ。
まずこの人、自分の正体を隠す気があんまり無い。相手をビビらせて楽しんでいる。
きっと、長い長い人生の良い退屈しのぎなのかも。
それと吸血鬼には“招かれないと家に入れない”というルールがあるのだが、
型破りなジェリーさんは「招待されないなら入り口を無くせばいいのさ!」と家を爆破。
なんだね、そのマッチョな一休さんみたいなトンチは……。
後半は派手なアクションも多いし、そこそこ楽しめるB級ホラーだと思いますが、
高い3D料金を払ってまで観る気は、ちょっと起きないか。
もし3Dで観てたらもうちょい評価下げてたかも……。
ド派手なアクションホラーを期待せず、
温(ぬる)めの青春アクションホラーコメディくらいの映画と心構えして観るべし。
<2012/1/7鑑賞>
豪腕のバンパイア
オリジナルより湿度が低くカラッとしたホラー、迫力はありました。オレ様で豪腕のバンパイアは、なかなかの見ものでした。
もうちょっとイマドキのオタクっぽいアイテム攻撃で面白がらせてくれても良かったようにも思いました。でも地味になっちゃうかな、3Dだとやっぱり派手で映えるのが大事なんだろうな。
オリジナルの人情家の老バンパイアキラー(ロディ・マクドウォール)がキュートで大好きだったので、イケメン・イリュージョニストは残念ながら馴染めませんでした。
主役のアントン・イェルチン、「誰かが私にキスをした」に引き続き、ちょっと役に恵まれなかった気がします。他の登場人物が濃くて、ちょっと霞みがちだったかも。でも最後はみせてくれました。
友人エドを演じたクリストファー・ミンツ=プラッセ、なんか雰囲気があって注目しちゃいます。
怖いっていうより笑える
ストーリーについては語るようなところがあまりにも見当たらないフツーなB級ホラー映画
本当にそこらへんににあるどうでもいい映画って感じでした
まあコリン・ファレルの悪役ぶりと女優のかわいさを楽しむ映画だと思いました
1000円以上出すのは少々もったいないかな
まあホラー映画ってよりコメディ路線のホラーかな
またクライマックスに行くまでの道のりが長く途中で飽きることもしばしば
3D効果は血が飛んでくるだけ
鑑賞はレンタルで十分だと思います
あれ、ホラーなのに…(笑)
ひねりのまったくないこのストーリーは、始まりから「彼が バンパイアです。 狙われるので、気をつけて」となり、いろんな人々を巻き込んで 大問題に…なってるはずなのに、周り(ご近所)があまり騒いでないのは なんで?と不思議。
男子なのに 透明感があって人気のアントン・イェルチンが ナヨ系だけどバンパイアに立ち向かいます。 ちょい不釣り合い・ホットなガールフレンドの イモージェン・プーツもピンポイントで活躍。 シングルマザーの底力を見せてくれる トニ・コレットがアントンの母親を好演。 そして 一応触れておきましょう、バンパイアのコリン・ファレル。 ・・・終始 楽しそうでしたよ、死なないので。
「B級」と 一言で片付けてしまうかどうか、悩む作品。 『マチェーテ』ほど あからさまではありませんが、わざとらしいシーンが多々あり エンタメ重視でいくなら、まあ演出の範囲と 納得。 「真面目に撮りました」と言い張るなら 蹴落とします、恐らく。 あれ、ホラーなのに… 怖くない(苦笑)やっぱり B…?? まぁムリにとは言いませんが、ヒマ潰しに観ていただいて 皆さんの感想も聞いてみたいです。 ストーリーで -0.5の 3.0評価。
P.S. アントンは、そろそろ“チャーリー”に改名しないといけないかも(『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』のチャーリー役 ← 顔と名前が 定着しすぎ、笑)
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