メリダとおそろしの森のレビュー・感想・評価
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だんだんと男まさりヒロイン
子供のためと厳しく躾をする母と、それの反発してニューウェーブを起こそうとする娘。どこの世界でも共通する普遍的なテーマである。
おてんばが過ぎるヒロインを押さえつけようとするも、魔法にかけられてしまったあとでは、そのおてんばの強さに助けられもする。
最終的には双方妥協点を見つけて親子愛を再確認するわけだが、それまでの親子の上下関係的なものから、助け合う郵便関係的なものに移行したように思う。
確かに血が繋がってると思うからやたらに期待して反発したりするわけで、まるで友人のように最初から他人と思えばそこまで過度な期待もなく、互いの長所を認め合えるのかもしれない。
今ではすっかり強いヒロインが主流になったディズニーだけれど、これはまだ過渡期の作品か。とはいえ登場する男性陣がどれもこれも残念なキャラばかり。一足飛びに加速してる気がする。
『ラプンツェル』路線の期待ははずれた
女性版ロビンフッドを許可しないピクサー
決してつまらなくはない
つまらなくはないけど、傑作!という程でもない、普通に面白い作品。
ピクサーは全体的にレベルが高いのでピクサーにしては普通かなという感じ。
10年前の映画とは思えない程映像は綺麗!
ストーリーは面白いけど全体的に盛り上がりにかける部分があるのでちょっともったいないという印象。
なんか盛り上がらない
子どもがまだ小さい時に観て、
これだけはピクサーでつまらないなぁと思っていて
(続編は個人的につまらないのもあるけど)
一作目からダメだったのはこれだけ。
娘も大きくなったので一緒に観てみようと思ったけど、
やはりつまらなかった。
娘もガッカリしていた。
で、なんでかな?と思ったら、
やはり自分で蒔いた種を自分で刈り取るだけの話だからではないだろうか?
背景は素晴らしいし、森の奥や外側には楽しい世界が
広がってるはずなのに、終始城の周りの話。
テーマは反抗期の娘と母親の絆を中心とした
家族の話だから小さくまとまるのは
仕方ないのかもしれないけど、
ピクサーに期待してしてるのは大きな世界だから
そのギャップで楽しめなかったのかもしれない。
分かり合えない親子だけど、
母は強し、いつも娘のことを第一に考えてると言う事を
熊にする事で伝わりやすくしてるのは良かったと思う。
あとメリダがずっと魔女のせいっていうけど、
お前のせいだろ‼︎と思ってました。
あと、弟3人をもっと活躍させてほしかった。
大島優子さんに納得してないレビューも散見するけど、
僕はそこまで気にはならなかった。
レビューが低いのは声優のせい?
内容は悪くないです。
50点
ディズニーにハズレ無し
いまいち
ストーリーテリングが下手くそだな、と言うのが最初の感想。
まず、話の大きな土台になっているはずの、過去の王国の物語が作中でほとんど語られないのはどうなんだろうか?
自分が知らないだけで、海外の人には馴染みのある話だから、あえて詳しく語る必要が無いのかな、と思ってしまうくらい説明不足です。
おまけコンテンツで見る事が出来ますけど、これを作中でやらない判断は無いでしょう。
また、メリダと母親の関係もちょっと定型的過ぎて、親身になれなかったです。
何かもっと特徴的なエピソードが一つか二つ有れば良いと思うんですけど。
話の内容としては、慣例や伝統を重んじ過ぎて、娘の意思を汲まない母親と、わがままで自由を求める娘が喧嘩して仲直りする、というものですがキャラクターが両方とも立っていないため、全然のめり込めませんでした。
そう、キャラクターが全然立ってないんですよね。製作秘話を見て納得しましたが、北欧の世界観とか風景を再現する事に熱心で、登場人物には余り気が回ってないって事でしょう。
そのため、母親が娘を思うシーンとか、娘が母を思うシーンが出てきても、真実味が感じられませんでした。
母親が熊になる意味も、その呪いが解けるための行為もあんまり必然性が感じられず、だから結末を迎えても盛り上がりが無いです。
全体的に練りこみが足りず、非常に残念な出来と言わざるを得ません。
イラつく場面がたくさんあった
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