ミッドナイト・イン・パリ

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劇場公開日:

ミッドナイト・イン・パリ

解説・あらすじ

「アニー・ホール」「それでも恋するバルセロナ」のウッディ・アレン監督・脚本によるラブコメディ。ハリウッドで売れっ子の脚本家ギルは、婚約者イネズと彼女の両親とともにパリに遊びに来ていた。パリの魔力に魅了され、小説を書くためにパリへの引越しを決意するギルだったが、イネズは無関心。2人の心は離ればなれになり……。キャストはギルにオーウェン・ウィルソン、イネズにレイチェル・マクアダムスのほか、マリオン・コティヤール、仏大統領夫人としても知られるイタリア出身の歌手カーラ・ブルーニら豪華スターが顔をそろえる。第84回アカデミー賞では、アレン自身3度目となる脚本賞を受賞した。

2011年製作/94分/G/スペイン・アメリカ合作
原題または英題:Midnight in Paris
配給:ロングライド
劇場公開日:2012年5月26日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第84回 アカデミー賞(2012年)

受賞

脚本賞 ウッディ・アレン

ノミネート

作品賞  
監督賞 ウッディ・アレン
美術賞  

第69回 ゴールデングローブ賞(2012年)

受賞

最優秀脚本賞 ウッディ・アレン

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) オーウェン・ウィルソン
最優秀監督賞 ウッディ・アレン
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映画評論

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(C)2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravier Productions, Inc.

映画レビュー

4.0スッとする映画

2016年6月15日
iPhoneアプリから投稿

価値観が同じって大事
無理に合わせるのはお互いにとって意味のない苦行でしかない。価値観が会う人と過ごせばいい。

単純なことを教えてくれた。

アメリカ親子は「こうあるべき」でがんじがらめで
窮屈そうだ。

素敵な街並みを愛でること、有名じゃないが洒落たもの、古いけど素敵なもの、こういうことを好きになるセンスが人生に潤いを与えてくれることをそれとなく教えてくれる。

・先人たちは皆 死んだ。人は死ぬ。
・最高の女を抱いたことは?
彼女を抱く時真の情熱を感じ、その瞬間は死の恐怖を忘れる。真実の愛は一時死を遠ざける。
・「現在」って不満なものなんだ。それが人生だから。

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momokichi

3.5いつの時代も「昔は良かった」と言われている

2018年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

行き詰まったハリウッドの脚本家が小説家に転身しようとしている。芸術の都、パリならばインスピレーションが得られるだろうと、引っ越しを提案するが、婚約者からは嫌がられる。そんなある日、夜中に主人公はタイムスリップして、彼が黄金時代と称する1920年代の世界に迷い込む。

過去を美化する傾向は、多かれ少なかれ誰にでもあるものだと思う。「昔はよかった」という言説は、いつの時代も聞かれるもので、この主人公も友人にそんな考えは「黄金主義思考」だとバカにされている。

しかし、その黄金時代に行ってみれば、その時代の人々も19世紀のベル・エポックの時代は素晴らしかったと言っている。おそらくベル・エポックの時代の人間も、さらに昔を良かったと言っているに違いない。

それを知った主人公は、「黄金主義思考」を捨てようやく現実で前向きな選択をすることができるようになる。「昔は良かった」とぼやき始めたら、戒めのために見返したい映画だ。

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杉本穂高

2.51920年代のパリ体験

2025年6月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公のギルはアメリカからフィアンセの両親の出張旅行にくっついて来たコバンザメ男。飲み過ぎて疲れたと言いながら、街をひとりでブラブラ。12時過ぎると黄色い車体のプジョーのクラシックカーに乗ったパリピに都合よく拉致されて、1920年代にタイムスリップ。
ギルはマンネリ映画の脚本家。
ウディ·アレンの妄想実現映画なんだろうね。
ウンチクはそのくらいでいいから、
ヨアソビしてないで小説書けよ💢

戦場のピアニストのエイドリアン·ブロディのダリはちょっと面白かった。
芸術家のグルーピーの女にマリオン·コンティヤール。あげくに馬車でベル・エポックへさらに遡る。
最後は骨董屋のレア・セドゥ。
レイチェル·マクアダムスはなんだかなぁ~だった。
2011年のアカデミー賞脚本賞作品。
あげるとしたら脚本賞だね。

1920年代のパリにはアメリカから芸術家や芸能人が集まって来て、パリが輝いていた時代なのは分かったけど、90分ちょっとの映画なのに、3時間ぐらいに感じた😩これだけたくさんの豪華な主役級の俳優たちが出てるのにねぇ。

【ジョセフィン・ベーカー】
ギルの目がとろ~んとしてしまうセクシーダンサー。セントルイス生まれ。
演じたのはソニア·ローラン。ルワンダ生まれの2000年のミス·フランス。

【ジューナ·バーンズ】
夜の遊園地でギルと踊るシーンがほんのちょっとだけ。ニューヨーク出身の レズビアンのモダニズム作家。セントルイス出身のT・S・エリオットによって紹介された。

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カールⅢ世

4.0偉人たちが時代を作ったロスト・ジェネレーションに憧れても、21世紀に生きる幸せ

2025年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

驚く

斬新

ドキドキ

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Gustav