サヴァイヴィング ライフ 夢は第二の人生

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サヴァイヴィング ライフ 夢は第二の人生

解説

シュルレアリスムの巨匠ヤン・シュバンクマイエルが、前作「ルナシー」以来5年ぶりに手がけた長編。うだつのあがらない中年サラリーマン、エフジェンの楽しみは寝ることくらい。ある日、夢の中でエフジェニエという若く美しい女性と出会うが、そこに息子が現れて気まずい思いをしてしまう。夢の内容が気になるエフジェンは精神分析医のカウンセリングを受け、さらには自分の意思で夢の世界に入っていく方法を見つけるが……。

2010年製作/108分/R18+/チェコ
原題:Prezít svuj zivot
配給:ディーライツ
劇場公開日:2011年8月27日

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映画レビュー

4.0自由な映像表現

2012年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 写真アニメみたいな動画と、普通の動画がごちゃまぜで、冒頭で、お金がないのと時間を持たせるためにこうしたというような言い訳をしていた。本当にそうなのかもしれないが、それが非常にいいリズムになっていてアニメの閉塞感のようなものがなく、風通しがよかった。

 内容も現実と夢がごちゃまぜになったような話で、とんでもない変な映像がたっぷり見れ、全体的にとてもふざけていた。

 人によっては適当だと怒る場合もあるかもしれないが、表現と内容がとても合っていて、現実の妻との生活の閉塞感を夢の世界で解放される、しかし解放されきれるわけでもない、というような感じがとてもよかった。

 現実は厳しい、せめて夢の世界では自由を求めたい、しかし求めきれるものでもない、なんて感じが表現も含めてとても表れていたんじゃないかな。

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吉泉知彦

5.0泣けた

2011年8月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

この監督の作品って、変態的で、エロティック、暴力的、グロテスク、ブラックジョーク満載な感じの作風で、以前から大好きでした。

80歳近いというのに全く衰えることなく、今回の作品でもスクリーンから出てくるパワーに圧倒されてしまいました。

今回の作品で最後の最後のシーンでは泣いてしまいました。
いままでこの監督の作品で泣いたことなんてなかったんですけどね。
とてもせつなく哀しいシーンです。

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こあらっち

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