トライアングルのレビュー・感想・評価
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結末はかなり予定調和。
息子の話に繋がるんだろうな。後40分
あと、47分。
後はどうやって終わるか?
それだけの映画。
B級法螺ーな話。
人をあやめる事を肯定する映画。
後、20分も見せられらのか?
愛のないAIにすら、相手にされなくなった。
愛のないAIに見放されているんだから、余程の映画だね。
後、19分。
最後は 全員死んで元に戻るんじゃない。
それで何が言いたいの?
フライング・ダッチマンの家庭内暴力のお話のようだ。
回りくどい。あと、15分。
分かった。あたり!!!
アメリカ人を小馬鹿にしたイギリスとオーストラリア映画。
同じシーンの繰り返しが多く退屈
同じシーンの繰り返しが多く退屈。ループものならもう少し飽きさせない工夫が欲しい。
主人公もずっとウジウジしてて微妙。意外と強かったのはビックリした。
【ギリシャ神話、シーシュボスの岩を想起させるワンシチュエーション・ループ・スリラー&ミステリー。ストーリーテリングも秀逸であり、今作を劇場で観たら、4.5を付けるだろうなあ、と思った作品でもある。】
■ヨットセーリングに行ったジェスらは、嵐に襲われ大海原へ投げ出されてしまう。
命からがら助かった5人の前に、突然豪華客船が現れる。
人の姿が見えない船内を調べていると突然、覆面をした謎の人物が現れ、彼らは次々に命を奪われていく。
そして、”ほぼ同じシチュエーション”で惨劇は繰り返される。
その意味を知るのは、只一人なのである。
◆感想
・結論から申し上げると、今作は、大変に怖くも面白きワンシチュエーション・ループ・スリラー&ミステリーである。
・序盤にヨット・ハーバーに現れたジェスは、消耗仕切っており明らかにオカシイ。
そして、仲間から”息子さんは?”と聞かれると、学校に行ったと答えるのである。土曜日なのに・・。
・ヨットに乗ったジェスたちは、大嵐に会うが客船に会い”助かるが”、その客船には誰も居ない。そして、彼らは次々に謎の人物から銃撃されて行く。
ー 尋常でない緊迫感である。客船内の廊下や誰もいないディナー会場のシーン等は「シャイニング」を想起させる。-
<今作の感想をネタバレなしで記載するのは、私のレビュースタイルでは無理である。
只、言える事は劇中でも台詞に出る”ギリシャ神話で、神々に嘘を付いたために、大岩を何度も巨大な岩を山頂まで上げる様に命じられた無間地獄に陥ったシーシュボスの岩”が根底にある事である。
ストーリーテリングも秀逸であり、今作を劇場で観たら、4.5を付けるだろうなあ、と思った作品でもある。>
ループもの良作 80点
ループする事に死体が増えるなど、ループものでは珍しい描写があり新鮮だった。
法則性が見えてきた頃にまた新しい展開を用意するなどの工夫が良い。
何度悔い改めても息子へのDVを繰り返してしまう母というモチーフをループものに繋げた脚本は見事。
タイトルなし(ネタバレ)
自己完結型のパラドクス。
繰り返しによって積み重なった死体やペンダントやカモメにぞっとした。
でも本人がループするなら記憶はひきつがれるのでは?最初の主人公が船の記憶を持たないことが謎。そして最後の主人公がボート乗り場へ引き返してしまうことも謎。さらには横転事故で怪我ひとつない違和感。
でも1対1の自分ではなく3フェーズ重なっているところが新鮮で面白かった。
ループ
序盤までは、単なるサイコスリラーものかと思ってた。客船に乗って、ジェス(ジョージ)以外はみんな殺されたところで30数分しか経ってない。もう終わりかよ!とビデオ早回しの準備をした途端、またもや転覆したボートがやってくるではないか!
6人のメンバーは、ジェスと彼女に興味を持つ男グレッグ(ドーマン)。そして共通の友人夫婦ダウニー(ヘンリー・ニクソン)とサリー(カーパー)。そしてサリーの友人ヘザー(エマ・ラング)とグレッグと同居するヴィクター(リアム・ヘムズワース)だ。ジェスには自閉症の息子がいて、ヨットにも連れてくるはずだったが、精神的にまいってるジェスは「学校に・・・」と虚ろな表情で答えるのみ。悪夢を見たりとか、そんな彼女を励まして、恋人にしたいと目論むグレッグ。しかし発展はしない。
誰もいない客船にたどり着いた面々。もしかして行方不明になったヘザーもいるんじゃないかと期待もよせてみる。とにかく船内を探索する彼らだったが、客室“237”に入ると、そこの壁の鏡には“劇場へ行け”という血で描かれた文字が。この“237”。ジェスの自宅の住所も237だったので、何かあるかと勘繰ってしまうが、何もない。そのうちヴィクターが後頭部に怪我をしながらジェスの首を絞め、反撃した彼女によってヴィクターは絶命。劇場へ行くと、グレッグが「ジェスに撃たれた」と言いながら死んでしまい、銃を乱射する殺人鬼によってダウニーとサリーも死んでしまう。そして殺人鬼と対決するジェス。何とか最後には船から突き落とすことに成功するが・・・そこに現れたのは彼らの転覆したボートだった。
同じことの繰り返し。すぐに思い起こしたのは手塚治虫の火の鳥「異形編」の八百比丘尼の物語だ。自分を殺しにくる自分を殺すまではいいが、また同じことの繰り返し。前にも見たことある風景というのがキーワードになってるし、どうやって抜け出すのか?という点でわくわくさせられるのだ。息子の写真が入ったペンダントを落とすと、そこには同じペンダントがいっぱい落ちていたりして、これが1回目ではないことは確か。さらにサリーを助けようと追いかけていったところにサリーの死体が数十体あったところはビックリさせられたぞ!一時的にジェスが3人になる場面があったけど、観ている側も混乱してしまいそうになるが、もう一度観てみたくなる。
なんとか覆面を被って、全員を殺せという暗示のもと、新たに現れた自分に突き落とされるジェスだったが、なんとか陸地に漂着して助かったのだ。なんとか自宅へとたどり着いたジェス。しかしそこにはもう一人の自分が!!!しかもそれはヨットセーリングに出かける前の風景。息子を虐待してる分身に腹を立て、そいつを殺してしまった。大きなバッグに死体を詰めるジェス。それがオープニングの光景に重なるところが面白い。こんなところでもループが・・・二重ループになっているストーリーに興奮してしまった。そして、車にぶつかってきた鳥を棄てようとすると、そこには同じ鳥の死骸がいっぱい・・・あれれ、これもこんなに繰り返してたんだ!!そして運転するジェスはむずがる息子に注意を取られ、正面衝突の事故へと発展。散乱する車の部品。そしてそこには息子とジェスの死体が・・・あぁ、これで終わったんだ。と思いきや、死体は先ほど自宅で殺したはずの分身のジェスだった!そうか、そうして、また、同じことを延々と繰り返さなきゃいかんのね・・・考えると、客船では毎度数回しか繰り返さなかったのかもしれんな。
良作です!
確かに評判通り良く出来た作品でした。
少しネタバレになってしまいますが、こういったループ物で自分自身にここまで深く関わっていく作品って少ないんじゃないでしょうか?
繰り返される事で積み上がっていく死体といい、割りと珍しい気がしましたが、お話はとても巧く出来ていますし、ラストではいろんな意味で納得させられました。
観て損の無い良作だと思います。
最初から最後まで鬱
ループが始まる物語半分くらいまで、主人公はなんか変だし大きな見せ場はないし正直退屈でキツかった。ループが始まってから一気に進むけど、ずっと鬱展開すぎて救いがない。テーマ的に映画にするほどでもないのではないかと思った。テレビの短編ドラマくらいでいいかな。世にも奇妙な物語でやったらちょうど良さそう。
ループものの傑作!!
小ループと大ループの合わせ技で、とても完成度の高いプロットだと思います。主人公はタンクトップ&ショーパン姿で、ホラーの基本も抑えてありました。死体置き場と鳩捨て場のシーンが好きです。死神さん(運転手)が何か呑気でした。
死なないループ
ミステリーのループものと思ったら、結構ホラー色の強い内容でした。
主人公が困惑しつつ、理解して殺す側に変化していく様は、多少気持ちの移行が早すぎるような気はするものの、二時間におさめるにはかなり上手くまとめたなあと思いました。
(殺さなきゃまた来る!という発想にすぐいくのはまあご愛嬌と‥)
複雑なようで大筋がシンプルなのも良いかなと。
一点気になったのは血文字、GO TO THEATERのGOの後の意味付けがあるかなと期待したら無かったぽいこと。
ラスト終わらせ方も良い。家に帰って終わりと思わせつつ、またループがはじまる。
我々が観てたのも一周めではなかった、とグダらずうまい落とし方でした。
ループ地獄
なんとなく有り得そうで、ものすごく怖かった。「ドラえもんだらけ」ってタイムパラドックスの話ちょっと思い出した。
増えて行くペンダント、死体の山……
もし自分が主人公だったらと想像したらゾッとする。ループを終わらせるには、きっと死ぬしかないと思うから。
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