田中さんはラジオ体操をしない

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田中さんはラジオ体操をしない

解説

アマチュアのシンガーソングライターとして活動している田中哲朗さんは、25年前、毎朝のラジオ体操を拒否したことから大手電機会社を解雇される。それから25年間、田中さんは毎朝会社の前で抗議の歌を歌い、たった1人で戦い続けていた。そんな田中さんの姿に興味を抱いたオーストラリアの女性監督マリー・デロフスキーが、田中さんに密着したドキュメンタリー。外国人から見た田中さんの姿を通し、現代の日本をユーモアたっぷりに映し出す。

2008年製作/75分/オーストラリア
原題または英題:Tanaka-san Will Not Do Callisthenics
配給:浦安ドキュメンタリーオフィス、スリーピン
劇場公開日:2011年7月2日

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映画レビュー

2.0ラジオ体操しなかったら…

2024年12月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

クビになった。
んで抗議の為にクビになった会社の前でギター片手に訴えてる…。
ここだけの情報だけだと「へんなオジサン」なのだが、その会社内では嫌がらせが横行し、皆が疑心暗鬼になり退職者が多くなったらしい。その会社は倒産寸前になっていて、田中さんが通ってた工場はロームに買い取られた。
経営状態が良好でもブラックなら人間性を消費して、職場環境がパワハラ、モラハラが横行するのはよく聞くが、田中さんの会社も指示に従わない田中さんに同調圧力がガンガンに掛かったのだろう事は想像できる。
とかく現代社会において、金と合理化は人間より優先される。
こんなことやっても何も変わらないと、顔を背けている内に労働者は様々な権利を失っている。自身の保身の為に他人を差し出し、果ては自身も差し出していくようでは先はないと思う

田中さんがやってる事は会社に対しては蟷螂の斧であり、田中さんを差し出した奴等にギターを鳴らした所で今さら何も響かないだろう。

最近ニュースを見るたびに思う。一昔前だって荒んでいた世の中だったがこれ程の格差は無かった。今は技術は発達したが人を大切に使う事は上手くならない。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)