ミッション:8ミニッツのレビュー・感想・評価
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90分で観られるSF良作
面白かった。
一般的なSF映画かと思いきや、人生や時間の大切さを教えてくれるテーマ性もあり、期待以上だった。
並行世界の設定は13年前の映画ということもあり、やや雑ではある気がしたが総じて楽しめる。約90分で観られるSF作品としての満足度はかなり高い。
ギレンホール ・・・ギレンホール・・・
着想が面白い。
米陸軍大尉スティーブンスをジェイク・ギレンホールが好演。
特急列車に乗り合わせる美しい女性クリスティーナをミシェル・モナハンが演じる。
ジェイク・ギレンホールが全て。ラストシーンに思考を巡らせられる。
ー Source Code
自宅での鑑賞
混乱
タイムリープものは面白いが、混乱するのも事実。
列車の中で話しかけられるところから始まり、コーヒーをこぼされ、切符を…そして大爆発!と毎回律儀にしかし微妙に違うことの繰り返し。
犯人を見つけるまでこれを繰り返すという、命がいくつあっても足らんよ〜!と言いたくなるが、命はもう無いのだから大丈夫、というわけか。
結局最後は…クリスティーナを助けたの?ん?
過去を変えてしまったら未来も変わるのでは?
テロは防げたとして、何か不都合はないのか?
都合よく行くものだろうか。
と、毎回混乱してわけがわからなくなる。
最後の列車の中のみんなの笑顔のシーンは良かったな。
爆発8分前を生き、爆発を防ぎ抜け!
悪くはないが
オールユーニードイズキル(トムクルーズ)の
ループ系でだんだんスキルアップし世界を助けちゃうところはパクりかなと思う。
でもそーゆーストーリー嫌いじゃないから最後まで見ちゃった。まあまあです。
いいテンポなので暇つぶしには最適な映画かも
本作は当初はタイムスリップものではないが、それに近い効果を生むような設定がなされ、やがて本当にタイムスリップやパラレルワールドものに転化していくところが面白い。
何度も何度も同じ過去を繰り返すうちに、少しずつ未来が変化していく趣向は『バタフライ・エフェクト』に近いだろうか。
ただ、半死状態の人間の記憶を辿るだけという当初の話が、記憶の中で他人に働きかけると、他人の反応が徐々に変化したり、その場にいない人間とも連絡が取れるなど、理屈無視のところが緊迫感を奪っている。
プロジェクトの責任者の学者や実行役の女性も、ちょっと違うのではないという雰囲気が漂うし、彼らの被験体に対する態度も非人間的すぎる。さらに主人公とヒロインの関係が急速に接近していくのは説得力が乏しいし、主人公が簡単に爆発物を発見してしまうのもおかしい…とツッコミどころ満載ではある。
それはさておき、そうしたご都合主義が逆にいいテンポを生んで、ラストまで何とはなしに引きずられて見てしまう。暇つぶしには最適な映画だと思う。
中弛みしないテンポで全体的にまとまりがある
乗客のスマイルが印象的
思い返すと味がある作品。戻る時間は8分間という言うスピード感が優れている。
前半は何が起きているの観客に想像させる。何となくわかってくると、爆発物や犯人を主人公と一緒に捜しミステリータッチ。犯人が逮捕されると、欲が出る。爆発物が分かっているので、事故自体を防ぎたい。観客のひっかかりを解決するようにおまけのタイムリープで乗客の生命を救う。この間、主人公の身の上が徐々に明らかになっていく展開。やっぱりね、の現実の厳しさ。
そんなこんなもあるが、ラストの幸福感は、10年たってもなお9.11からの回復を願うスタッフの気持ちか?
ただね、主人公に乗りうつられた宿主教師の精神がどうなったのか? 気になってしまう。
構成の妙
…だけでは終わらない。ループもののヴァリエーションなんだけど、さらに一捻り加えてある。「改変できた」かのように終わるけど、実は8分過ぎてからは全て彼の想像の中のままで、死後の世界もしくは死ぬ前の走馬灯なんじゃないかとも思う。もしくは並行世界に移ったとかね。
まあでもスッキリきれいにまとまってた
酷な任務
面白い
8分のうちにテロ犯を探し出せ!
タイトルなし(ネタバレ)
死んだ人間の記憶にアクセスするのだが記憶なのだから好き勝手に体を動かすことも視線を変えることも不可能なはずである。主人公は不可能を可能にしていると言える。
つまりアクセスした乗客の記憶にないことをイメージングしている想像の産物で真相にたどり着けるはずはない。と、愚にもつかないことを考え出すと楽しめない。
そういうことは考えないことにして主人公と一緒に無限ループを繰り返すうちにわかる大尉の死や爆破テロ犯人などヒロインとの恋が芽生える過程などハラハラドキドキ展開。
博士が言った「私に電話してこようとしても無駄だ、電話に出たとしても私とは別人だ」これはおそらく大多数の人もそう思ったように私もそうだろうと思った。しかし、ラストに現実世界に干渉し未来を変えてしまった。これはどう解釈したら良いんだろう。視聴者をあっと言わせたかった、博士を少し下げておきたい、大尉が救われるハッピーエンドにしたい、など考えさせられた。無限に広がるパラレルワールドの一つとしてこういうのも良いじゃないかというのが結論。
非常に楽しめました。
私には合わなかったかな。
意外と高評価が多くて驚き。
『映画好きほど、騙される。』というキャッチコピーだったらしいが、騙される要素にあまり衝撃を感じなかった。
最も残念だったのが、背景事情やプロジェクトのメカニズムに関して殆ど説明がなかったこと。主人公の居るカプセル(意識内空間)の閉塞感があまりに強く、逆に、プロジェクトメンバーの背景に関しては殆ど情報が無かった。登場人物の人柄についてあまり認識することができなかった。
列車から降りて救われようとするシーンは印象的だった。なんとかして救われようとする深層心理のあらわれだったのかもしれない。
主人公が感じた「何がどうなっているんだ?」という感覚は強く共感できたが、それが解明されるまでの時間が長くもどかしかった。テロがあるというのは分かっていたが現時点の時刻もわからず、どこまで自体が逼迫しているのかわからない。数度の転送を繰り返して犯人を突き止め、確保までできた。確保したのも道路上だったようで街中というわけでも無い。あそこまで説明を長引かせた意図がよく理解できない。
主人公の意識にも不可解さを感じた。冒頭では拒絶さえして見せた女性に対し、徐々に愛情が芽生えていく。また、軍人ということは(意識の程度を推し量るのは無粋かもしれないが)国のために魂を捧げる覚悟を持つということでは無いのだろうか。プロジェクトのシステムを説明された上でも、「じゃあ自分は死んでいるのか」ということに固執して任務を受け入れようとしない主人公の意思を理解できなかった。
また、最後の8分間が終わらなかった(パラレルワールドで生き続けている?)こともよく理解できなかった。どういうことだ?記憶の世界の筈なのに(それも他人の)、生命活動が停止されても続いている。記憶の中の女性隊員にメールを送る。それは記憶であって決して実在しない筈なのではなかったのか?どうして急にパラレルワールドに迷い込んでしまったのだ?過去を知らない他人と愛を育んでいくのたろうか?自分でなくなった自分で?どうしてそこまて彼女を愛したのか?被害者の記憶に影響を受けたのか?想像はできても情報は与えられない。果たしてどう受け止めて良いのかわからない。
とにかく、私にとっては終始「???」な映画だったのだ。ふわふわした空想世界の話を聞いているようだった。いや、映画とはそういうものかもしれないが。好みの問題なのだろう。
他人に紹介はしてもおすすめはしないかもしれない。
まず何より、「事件を解くために8分間を繰り返す映画」だという情報を鑑賞前に得ていてはいけない作品だと思った。絶対に教えたくない。
【ストーリー】
列車の中で目覚めた軍人の主人公。向かいに座る女性は知り合いのように話しかけてくるが、覚えがない。わけがわからない中、突然爆発が起こり目が覚める。
目覚めたのはカプセルの中。小さなモニター越しに指示を出す女性。わけがわからず取り乱す。
謎のトランプの映像が流れ、女性のことを思い出す。空軍の軍人だ。トランプ映像は記憶を取り戻すプロセスらしい。
『8分間の間に列車を爆破した犯人を見つけろ』
何の為の任務なのか、何の訓練なのか、何もかも不明なまま、また列車に戻され、爆弾を探す。
繰り返される8分間。共に列車に乗ったらしい女性クリスティーナを救おうとするが失敗。犯人だと思い追い詰めたがまったく別の人間で失敗。カプセルと8分間を何度も行き来する。
幾度の転送を繰り返され混乱し、説明を求める主人公に、博士は現在進行されているプロジェクトについて明かす。
既に戦死していた主人公。列車事故で死んだ人間の脳に残った「8分間」の記憶に主人公の意識を転送し、次のテロを防ぐために犯人を突き止めるという任務。
主人公は自分が死んだという事実を受け入れられないが、プロジェクトの責任者である(?)博士は強引に転送を繰り返す。
主人公は任務に尽力し、遂に犯人を突き止める。犯人が逮捕されたことでテロは防止されプロジェクトは成功。
引き換えにもう一度8分間に戻って乗客を救い安楽死を要望する主人公だが、博士は「記憶を削除して安楽死させるな」と…。
しかし女性隊員は主人公の働きをもう十分だと感じ、最後の転送を行って、そっと生命維持装置のスイッチを切る。
主人公は転送された記憶の中で最後の8分間を過ごす。犯人を捉えて爆破を防ぎ、クリスティーナとのキスで8分間が終わる。
…しかしどうしたことか、記憶は終わらなかった。
それどころかクリスティーナと共に列車を降り、コーヒーを飲みに行こうと手を取るのだ。
そして、記憶の世界の女性隊員のもとにメールが届く。
『きっと、うまくいく。』
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