ミッション:8ミニッツのレビュー・感想・評価
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斬新さはないけど、こういう系にしては珍しく、後味が良い。ツッコミど...
斬新さはないけど、こういう系にしては珍しく、後味が良い。ツッコミどころも無いし、秀作でございました。
悪くはないが
オールユーニードイズキル(トムクルーズ)の
ループ系でだんだんスキルアップし世界を助けちゃうところはパクりかなと思う。
でもそーゆーストーリー嫌いじゃないから最後まで見ちゃった。まあまあです。
出鱈目は良いが、主人公の行動をもう少し慎重に扱えばもっと良いと思う...
出鱈目は良いが、主人公の行動をもう少し慎重に扱えばもっと良いと思うが。残り30分の映画?
同じ仮想空間なのだから、3回もあれば学習すると思えたが。
いいテンポなので暇つぶしには最適な映画かも
本作は当初はタイムスリップものではないが、それに近い効果を生むような設定がなされ、やがて本当にタイムスリップやパラレルワールドものに転化していくところが面白い。
何度も何度も同じ過去を繰り返すうちに、少しずつ未来が変化していく趣向は『バタフライ・エフェクト』に近いだろうか。
ただ、半死状態の人間の記憶を辿るだけという当初の話が、記憶の中で他人に働きかけると、他人の反応が徐々に変化したり、その場にいない人間とも連絡が取れるなど、理屈無視のところが緊迫感を奪っている。
プロジェクトの責任者の学者や実行役の女性も、ちょっと違うのではないという雰囲気が漂うし、彼らの被験体に対する態度も非人間的すぎる。さらに主人公とヒロインの関係が急速に接近していくのは説得力が乏しいし、主人公が簡単に爆発物を発見してしまうのもおかしい…とツッコミどころ満載ではある。
それはさておき、そうしたご都合主義が逆にいいテンポを生んで、ラストまで何とはなしに引きずられて見てしまう。暇つぶしには最適な映画だと思う。
中弛みしないテンポで全体的にまとまりがある
テンポが良く中弛みしない。話としても冗長なところがなくコンパクトにまとまっている。
物語の筋は、国家が運用する過去を再現できる仮想プログラムの中で、列車爆破テロ事件に巻き込まれたひとりの男の「最後の8分間」を主人公が繰り返すというもの。8分間の繰り返しの中で、列車爆破テロ事件の犯人を特定して次なるテロを防ぐという公安上の任務(ミッション)を主人公は担っている。
その繰り返しの中で描かれるのは、任務遂行の様子だけでなく、物語に巻き込まれる他の登場人物の在り方が変化していく様子までと幅広い。
それをコンパクトにまとめられている点が高く評価できると思う。
乗客のスマイルが印象的
思い返すと味がある作品。戻る時間は8分間という言うスピード感が優れている。
前半は何が起きているの観客に想像させる。何となくわかってくると、爆発物や犯人を主人公と一緒に捜しミステリータッチ。犯人が逮捕されると、欲が出る。爆発物が分かっているので、事故自体を防ぎたい。観客のひっかかりを解決するようにおまけのタイムリープで乗客の生命を救う。この間、主人公の身の上が徐々に明らかになっていく展開。やっぱりね、の現実の厳しさ。
そんなこんなもあるが、ラストの幸福感は、10年たってもなお9.11からの回復を願うスタッフの気持ちか?
ただね、主人公に乗りうつられた宿主教師の精神がどうなったのか? 気になってしまう。
構成の妙
…だけでは終わらない。ループもののヴァリエーションなんだけど、さらに一捻り加えてある。「改変できた」かのように終わるけど、実は8分過ぎてからは全て彼の想像の中のままで、死後の世界もしくは死ぬ前の走馬灯なんじゃないかとも思う。もしくは並行世界に移ったとかね。
まあでもスッキリきれいにまとまってた
酷な任務
ジェイクギレンホール扮するコルタースティーブンス大尉は、列車の中で自分の顔を見てびっくりしたところで列車が爆発した。指示をされ、爆発犯人を捜せと言われた。実験なのか催眠術なのか分からないが、コルターは8分と言う制限の中で調べようとした。何度も同じシチュエーションで犯人捜しをするが、何故こうなっているのかは分からないまま自分が亡くなっている事を知った。
不思議な設定で飲み込めるまで数分かかったけど、なかなか面白かったよ。死ぬ寸前まで激務にさいなまれるなんて酷な任務だね。
面白い
アマプラで有料でしたが見てきました。
予告でもチラ見せしてましたが8分間だけやり直しの効く世界に行けるお話。
話としてはすごく面白かった!!ただ最後のあれはちょっとなぁ・・・・。映画通ほどダマされるって何?どうゆうこと?ってなった。
エンディングが不満ではあるが
8分間をループし、爆弾テロ犯を探すストーリー。時間が限られているせいか、緊迫感があっておもしろい。自分が脚本家なら、ここで終わりにするなぁと、エンディングに不満は残ったけれど、楽しめる作品だった。
8分のうちにテロ犯を探し出せ!
・何が起きているのか
・自分は誰なのか
・何故ココにいるのか
最初は観ているこちらも謎だらけ
・何故8分間なのか
・何のミッションを遂行しているのか
・何故自分なのか
だんだん見えてくる現実と自身の置かれた状況。この辺から妙な気持ち悪さを感じつつ(主人公が気の毒に思えてきたり)。
もっとハラハラさせる感じかと思ったけど「8分」のうちに一つのトピックが完結するので、この辺は割と淡々と展開していく印象。その分、ループする8分をいかにバリエーション持たせて展開させるか、なかなか飽きずに観れた。けど、どこに帰着させるのかと思いきや… 最後はちょっと拍子抜け、というかモヤッと。
死んだ人間の記憶にアクセスするのだが記憶なのだから好き勝手に体を動...
死んだ人間の記憶にアクセスするのだが記憶なのだから好き勝手に体を動かすことも視線を変えることも不可能なはずである。主人公は不可能を可能にしていると言える。
つまりアクセスした乗客の記憶にないことをイメージングしている想像の産物で真相にたどり着けるはずはない。と、愚にもつかないことを考え出すと楽しめない。
そういうことは考えないことにして主人公と一緒に無限ループを繰り返すうちにわかる大尉の死や爆破テロ犯人などヒロインとの恋が芽生える過程などハラハラドキドキ展開。
博士が言った「私に電話してこようとしても無駄だ、電話に出たとしても私とは別人だ」これはおそらく大多数の人もそう思ったように私もそうだろうと思った。しかし、ラストに現実世界に干渉し未来を変えてしまった。これはどう解釈したら良いんだろう。視聴者をあっと言わせたかった、博士を少し下げておきたい、大尉が救われるハッピーエンドにしたい、など考えさせられた。無限に広がるパラレルワールドの一つとしてこういうのも良いじゃないかというのが結論。
非常に楽しめました。
私には合わなかったかな。
意外と高評価が多くて驚き。
『映画好きほど、騙される。』というキャッチコピーだったらしいが、騙される要素にあまり衝撃を感じなかった。
最も残念だったのが、背景事情やプロジェクトのメカニズムに関して殆ど説明がなかったこと。主人公の居るカプセル(意識内空間)の閉塞感があまりに強く、逆に、プロジェクトメンバーの背景に関しては殆ど情報が無かった。登場人物の人柄についてあまり認識することができなかった。
列車から降りて救われようとするシーンは印象的だった。なんとかして救われようとする深層心理のあらわれだったのかもしれない。
主人公が感じた「何がどうなっているんだ?」という感覚は強く共感できたが、それが解明されるまでの時間が長くもどかしかった。テロがあるというのは分かっていたが現時点の時刻もわからず、どこまで自体が逼迫しているのかわからない。数度の転送を繰り返して犯人を突き止め、確保までできた。確保したのも道路上だったようで街中というわけでも無い。あそこまで説明を長引かせた意図がよく理解できない。
主人公の意識にも不可解さを感じた。冒頭では拒絶さえして見せた女性に対し、徐々に愛情が芽生えていく。また、軍人ということは(意識の程度を推し量るのは無粋かもしれないが)国のために魂を捧げる覚悟を持つということでは無いのだろうか。プロジェクトのシステムを説明された上でも、「じゃあ自分は死んでいるのか」ということに固執して任務を受け入れようとしない主人公の意思を理解できなかった。
また、最後の8分間が終わらなかった(パラレルワールドで生き続けている?)こともよく理解できなかった。どういうことだ?記憶の世界の筈なのに(それも他人の)、生命活動が停止されても続いている。記憶の中の女性隊員にメールを送る。それは記憶であって決して実在しない筈なのではなかったのか?どうして急にパラレルワールドに迷い込んでしまったのだ?過去を知らない他人と愛を育んでいくのたろうか?自分でなくなった自分で?どうしてそこまて彼女を愛したのか?被害者の記憶に影響を受けたのか?想像はできても情報は与えられない。果たしてどう受け止めて良いのかわからない。
とにかく、私にとっては終始「???」な映画だったのだ。ふわふわした空想世界の話を聞いているようだった。いや、映画とはそういうものかもしれないが。好みの問題なのだろう。
他人に紹介はしてもおすすめはしないかもしれない。
まず何より、「事件を解くために8分間を繰り返す映画」だという情報を鑑賞前に得ていてはいけない作品だと思った。絶対に教えたくない。
【ストーリー】
列車の中で目覚めた軍人の主人公。向かいに座る女性は知り合いのように話しかけてくるが、覚えがない。わけがわからない中、突然爆発が起こり目が覚める。
目覚めたのはカプセルの中。小さなモニター越しに指示を出す女性。わけがわからず取り乱す。
謎のトランプの映像が流れ、女性のことを思い出す。空軍の軍人だ。トランプ映像は記憶を取り戻すプロセスらしい。
『8分間の間に列車を爆破した犯人を見つけろ』
何の為の任務なのか、何の訓練なのか、何もかも不明なまま、また列車に戻され、爆弾を探す。
繰り返される8分間。共に列車に乗ったらしい女性クリスティーナを救おうとするが失敗。犯人だと思い追い詰めたがまったく別の人間で失敗。カプセルと8分間を何度も行き来する。
幾度の転送を繰り返され混乱し、説明を求める主人公に、博士は現在進行されているプロジェクトについて明かす。
既に戦死していた主人公。列車事故で死んだ人間の脳に残った「8分間」の記憶に主人公の意識を転送し、次のテロを防ぐために犯人を突き止めるという任務。
主人公は自分が死んだという事実を受け入れられないが、プロジェクトの責任者である(?)博士は強引に転送を繰り返す。
主人公は任務に尽力し、遂に犯人を突き止める。犯人が逮捕されたことでテロは防止されプロジェクトは成功。
引き換えにもう一度8分間に戻って乗客を救い安楽死を要望する主人公だが、博士は「記憶を削除して安楽死させるな」と…。
しかし女性隊員は主人公の働きをもう十分だと感じ、最後の転送を行って、そっと生命維持装置のスイッチを切る。
主人公は転送された記憶の中で最後の8分間を過ごす。犯人を捉えて爆破を防ぎ、クリスティーナとのキスで8分間が終わる。
…しかしどうしたことか、記憶は終わらなかった。
それどころかクリスティーナと共に列車を降り、コーヒーを飲みに行こうと手を取るのだ。
そして、記憶の世界の女性隊員のもとにメールが届く。
『きっと、うまくいく。』
生命維持装置
グッドウィン(ファーミガ)に毎回映像で起こされ、犯人が見つからなければ再度8分のミッションを受けることを繰り返す。コルターは爆破被害者の1人、教師のショーンという人物にシンクロされ、その日の朝に起きた爆破列車の捜査をするのだ。毎回、座席の前にはクリスティーナ(モナハン)という女性に話しかけられ、やがて2人は恋仲に・・・
コルター・スティーヴンス大尉はアフガンのヘリパイロットであったが、実は2週間前に心肺停止状態になっていた。彼の脳だけを頼りに、記憶捜査という画期的なプログラムの実験台にされていたのだ。2回目のミッションで爆弾をみつけ、それが携帯電話でスイッチが入るものだとわかった。3回目以降は真剣に犯人探し。ミッションが終了するたびに父親に連絡を取りたいと訴えるコルターだったが、聞き入れてもらえない。そしてついにテロ犯人を見つけ、デレクという名前とバンのナンバーを告げ、その後に捜査員が犯人を確保してめでたしめでたし。
しかし、自分が死んでいることも理解して、もう一度だけミッションをやってくれ、その8分間が終わったら生命維持装置を切ってくれとグッドウィンに頼む。コルターはすでに画期的プログラムの重要なブレインとなっていたので、上司には許可されないのだが、グッドウィンはクビになること覚悟で生命維持装置を切るのだった。
記憶の中での出来事なので、乗客全員を助けたところで、もうすでに爆破事故は起こり、全員死んでいて無駄なのだが、コルターはどうしてもクリスティーナを助けたい一心で賭けに出たのだ。結果、見事タイムスリップした形で、爆破テロを阻止!ショーンとしてクリスティーナと一緒に幸せな恋を始めるのだった。
最後はそんな奇跡を見せなくてもよかったのに。意識の中だけで幸せになれば、すんなり終われるのになぁ~という感じ。
タイトルなし
死んでるんだろうなーって序盤で気づいて淡々と見てたけど、死んでることに気づいてからが面白かった。バーチャル世界でも8分に一回死ぬ任務を延々繰り返すなんて、地獄だよねー。
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