ミッション:8ミニッツのレビュー・感想・評価
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俊英ジョーンズがハリウッド・デビュー作で切り開いた自らの可能性
ベン・リプリーが執筆したこの脚本は「ブラックリスト」にランクインするほどの高い評価を獲得した。だが、この奇想天外なSFストーリーを映像化できる才能は一握りだ。まずは主演のギレンホールの出演が決まった上で、彼の提案もあってダンカン・ジョーンズに白羽の矢が立ったのだという。
本作の魅力は、最小人数の登場人物の素晴らしさだ。ギレンホール、ミシェル・モナハン、それにもう一人のヒロインであるヴェラ・ファーミガも実に奥行きのある演技を見せてくれる。当のジョーンズ監督は、前作『月に囚われた男』とは全くかけ離れたジャンルに挑戦したくて本作を選んだそうだが、じっくり見ていくと、ものの見事に物語の構図やテーマ性が似ていることが分かってくる。とはいえ、これは娯楽性と作家性の両面を巧みにカバーした高品質の作品。ハリウッドデビューを果たしたジョーンズの持つ可能性を、国内外に大いに知らしめた快作と言っていいだろう。
主人公グズり映画NO1
「オモロいけど特別好きな人いないよね」
「熱狂的なファンとかカルト的な人気は全くないよね」ってイメージ!面白いよ!
せっかく面白いのにポスターやタイトルからどことなくB級臭さがするのがもったいない
タイトルもミッションの後はインポッシブル以外はつけちゃダメだよ
死んで繰り返す展開がゲームのように繰り返していくうちに「はい切符」「はいここで銃」みたいに攻略していくのが面白かった
8分である理由も脳みそがナンチャラカンチャラって一応理由があるのが良かったけど、あくまでシミュレーションなので
「助けたとこで、、、」
「捕まえたとこで、、、」
みたいなチグハグさがうまれてくるのがタイムリープものにない展開だった
その影響か主人公が終盤まで大分グズってた
どんな作品の主人公でも序盤で大分割り切るけど、終始グズってた
中盤すぎてもずっと「どういうこっちゃねん」って言ってた
やっぱり犯罪都市シカゴは危険がいっぱいですね
結末以外は完璧
10年前の公開時に観てハマった作品。定期的に観たくなるのに、中々サブスクで見かけなかった。ネトフリに来てたので鑑賞。
記憶世界をループするという設定が斬新で面白かった。タイムリープものと違って、どう頑張っても命を救えないが切ない。
現実パートではグッドヴィンが大尉と心を通わせ、最後のミッションを許可する流れは感動した。乗客の笑顔で締まるラストも後味がいい。
気になったのは、最後が蛇足っだったこと。
記憶世界から現実世界に干渉できちゃうのはやりすぎだし要らなかったなー。記憶世界で時が止まったまま、皆んなの笑顔で終わって欲しかった。
面白かった
量子力学がどうのって話から最後こうなるとは。
最後世界そのものを変えるエンドじゃなくても面白かったと思う。「アホ祭り」「お前が主役だ」とか「不審者はいませんか」「あなたです」のくだりが面白かった。
やり残したこと
きっと、うまくいく
・まず第一印象は、役者が大変だなってことw
合成とかそういう技術を使わなければ全て同じように演じるのは大変な苦労を重ねないとできないと思うから。
・最初の出だしが少し???だったけど、あとあとからその意味がわかってきたのと、最後のオチも前向きになれる希望的な意味が強い(と僕は解釈した)ので、よかった。
・実際将来このような装置が生まれたら、パラルルワールドみたいなものが無数にできてしまうだろう。でもやり遂げられなかった思いをその世界のその人物が達成できることに、意義があるのかなと考えてしまった。
あとヒロインはロングブーツ履いてた
とても好きなタイプの映画。 でも最後。パラレルワールドが生まれるん...
とても好きなタイプの映画。
でも最後。パラレルワールドが生まれるんじゃなくて、もうテロは起こってしまって実際には死んでしまっている人達をプログラムの中だけでも笑顔にして、スティーブンスは親父への言葉等やり残したことをやって眠りにつくって展開の方がビターエンドで好きだったなぁと思いました。
もう起こってしまってどうしようもならない、救いようが無い、でもその中で最後の最後まで足掻き続け、せめてもの救いとして描いたシーンであって欲しかった。
面白いアイデアを十分に活かし切っている
死後の脳神経に残された電気信号に、また別の人間(ほぼ死にかけの軍人)の意識を転送する。
それによりテロの死者の記憶から犯人を探る。
繰り返しの転送は、まるでタイムリープのようになる。
なかなかの面白アイデア。
タイムリープというこれまで使い尽くされた超常現象のアイデアを、如何に科学的(風)な論理をつけて設定に落とし込むか、色々練られたのだろうという感じ。
突っ込もうと思えば、死者の知り得ない情報は死者の脳神経に残ってるわけないだろ!と一蹴できてしまうが、、、
このアイデアから作り出せうる最大限の展開が詰まってるんじゃないかと思える完成度。
パラレルワールドに主人公の希望を託している感じがいい。
まるで死者が生き続けている世界。もうそれは天国じゃないかと。天国もまた一つのパラレルワールドなんですよねーと。
2024 47本目
ロードハウスが良かったのでジェイクの作品をとチョイス。昔観たがまったく忘れてました。
時間も短く、ストーリーも◯
何度も繰り返すが、飽きさせないでスリルを味わえる。犯人はチープだったけど
タイムループに分類していいか分からないが面白い!
テロの起こった時点にいた人間の意識の中に意識を転送する。過去に起こった出来事の事実は書き換えられないが、その時点で行動し犯人を見つけ出し、現在に戻った意識から犯人の情報を聞き出し今後のテロを防ごうというプログラムのお話。
単なるタイムループじゃない設定が面白い。
考え出すと矛盾やパラレルワールドについて疑問は色々あるものの、あっという間にエンディングという面白さだった。さて、犯人は見つけ出せたのか?主人公はどうなるのか?過去の出来事は変わらないのか?など興味は尽きない。
【”オール・ユー・ニード・イズ・キル、ジェイク・ギレンホールヴァージョン。”秀逸なプロットを基に、SFサスペンス要素+恋愛要素も加えた逸品。】
ー 乗客全員が死亡した列車に乗っていた男ショーンの意識に、軍の極秘任務として送り込まれたスティーヴンス大尉。(ジェイク・ギレンホール)
彼は、何度も爆破で死にながらも限られた8分の中で、爆破犯を突き止めようとするうちに、前の座席に座っていたショーンの恋人、美しい女性クリスティーナ(ミシェル・モナハン)に恋をして行く。-
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・所謂、タイムループ作品であるが、列車爆破の8分前を何度も繰り返すことで犯人を突き止めて行くスティーヴンス大尉の姿や、その中で前の座席に座っていた女性クリスティーナに恋をし、彼女を救おうとする姿が、ナカナカである。
・更に言えば、この仕組みを考えたラトレッジ博士(ジェフリー・ライト)の指示の元、戦地で負傷し、植物人間になっていたスティーヴンス大尉の意識をショーンに飛ばしていたグッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)が彼の懸命なる姿を見て絆され、彼の意志を聞き、望みを叶えて上げるシーンも良い。
・見事に爆破犯を捕らえたスティーヴンス大尉は、心残りであった喧嘩別れをしたままだった父に、ショーンの名を借りて電話するのである。
<ラストも爽快である。
ラトレッジ博士が考えた仕組みでは想定していなかった”意識を飛ばした人間が、新しい世界で生きる事が出来る。”と言う仕組みの元、スティーヴンス大尉はショーンとしてクリスティーナと、爆破対象だったシカゴの晴れ上がった街を歩くのである。
今作は、秀逸なプロットを基に、SFサスペンス要素+恋愛要素も加えた逸品なのである。>
ラストの奇跡、驚きました
懐かしい映画、再鑑賞
繰り返される8分間で列車爆破
事件の犯人を突き止めるお話です。
何度も画面の情報をくまなく
探したよ笑
タイムリープ物ではなく…
ある画期的な技術なんですが
実用化される未来が来るのかな。
副産物によってラストの奇跡、驚いたよ
冒頭シーン、ラストの伏線あるので
しっかり目を凝らして鑑賞して下さい
尊い8分間
監督すごいなあ、、
90分でコンパクトに綺麗に
コヴェナントを観たのでジェイク作品の中で好きな1つ
この作品をもう一度見返した訳ですがやはり好きだなあ
肉体が死んでも尚、拷問のように強制的に送り込まれ
ついに犯人を特定
全てを理解した主人公
この8分が終わったら延命を終わらせて欲しいと。
悲劇を何度も繰り返す中で世界線を変えたいと願う
どの8分よりも大切に尊い時間を過ごす
空軍にいた時は見ることのなかった民間人の笑顔
穏やかでやさしい空間、自分が命をかけて守ってきたもの
時が止まる瞬間の演出で涙が止まらなかった
そしてラストで判明するのが
大尉の身体は想像以上に絶望的だということ
生きている人間からすれば必要なプログラムであっても
対応してきたグットウィルは大尉への敬愛と尊厳から
延命を独断で終わらせる
その後、彼女がどういう処分を下されたかは
描かれていないけど
血の通った人間はこうでいないといけないと思う
ずっと後悔していた、父への謝罪
別の人間としての電話もグッときた
別次元でのグットウィルへのメッセージまでが本当にいい
SFとロマンみもあって、切なくて悲しくて
でも希望もある、ガタカを思い出した
SFマインドを満たす傑作中の傑作
冒頭から、無駄な描写の一切ない状況説明が始まる。
目覚めてすぐに自分が置かれた状況が理解できずに、困惑する青年を演じるジェイク・ギレンホールドの表現力が素晴らしい。
いわゆるタイムパラドックスものの亜流と言っていいだろうSFと、サスペンス、アクション、ロマンスの要素が絶妙にブレンドされていて、一気に最後まで見終わってしまう。
もう少し余韻を楽しみたいくらいに無駄の省かれた快作だ。
ラストは、少し謎めいて、続編の可能性さえほのめかす。
映画の要素としては、「突然気がついたら、他人の意識の中に入り込んでいた。」「8分間という限られた時間の中で連続爆破テロを防ぐ手掛かりを突き止めねばならない」「何度も繰り返されるシチュエーションが主人公の行動によって少しずつ変わっていく」
というコンセプトを受け継いだものになるだろう。
このコンセプトで、むしろ連続ドラマを制作して欲しい位だ。きっと『FRINGE』をしのぐ傑作となることだろう。
さほどヒットもせず、単発の映画として終わってしまうのが実にもったいない。
見ていない人は、とにかく頭を空っぽにして一度この映画を味わって欲しい。
90分で観られるSF良作
面白かった。
一般的なSF映画かと思いきや、人生や時間の大切さを教えてくれるテーマ性もあり、期待以上だった。
並行世界の設定は13年前の映画ということもあり、やや雑ではある気がしたが総じて楽しめる。約90分で観られるSF作品としての満足度はかなり高い。
ギレンホール ・・・ギレンホール・・・
着想が面白い。
米陸軍大尉スティーブンスをジェイク・ギレンホールが好演。
特急列車に乗り合わせる美しい女性クリスティーナをミシェル・モナハンが演じる。
ジェイク・ギレンホールが全て。ラストシーンに思考を巡らせられる。
ー Source Code
自宅での鑑賞
混乱
タイムリープものは面白いが、混乱するのも事実。
列車の中で話しかけられるところから始まり、コーヒーをこぼされ、切符を…そして大爆発!と毎回律儀にしかし微妙に違うことの繰り返し。
犯人を見つけるまでこれを繰り返すという、命がいくつあっても足らんよ〜!と言いたくなるが、命はもう無いのだから大丈夫、というわけか。
結局最後は…クリスティーナを助けたの?ん?
過去を変えてしまったら未来も変わるのでは?
テロは防げたとして、何か不都合はないのか?
都合よく行くものだろうか。
と、毎回混乱してわけがわからなくなる。
最後の列車の中のみんなの笑顔のシーンは良かったな。
爆発8分前を生き、爆発を防ぎ抜け!
走行中の列車が爆発してしまう。のだが爆発8分前に何回も戻り犯人を探し阻止せよ!というミッション。
ハッピーデスデイを見て面白かったのでこの映画もシュチュエーションが似ているということで鑑賞したのだが面白かった。
タイムリープを続ける主人公は一体なぜこのような身に置かれたのか?そして迎える運命とは??
こんなにホッコリできていい話とは思わなかった。是非見てほしい。
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