宇宙人ポールのレビュー・感想・評価
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期待しすぎた
コメディだけどあんまり笑えない。
エイリアンSFネタがわからないと色々ピンとこない。
あらゆるシーンの繋ぎが雑すぎて、映画の流れに乗れない。
こういうネタ入れようか、こういうギャグ入れようか、で結果ストーリーが散漫になってる印象。
何より登場人物が多い割にみんなキャラが中途半端で行動全てに納得感がなさすぎ。
予告編で期待してただけに残念。
ショーンオブザデッドやホットファズのクオリティを期待するとちょっとハズレです。
愛すべきアメリカンムービー
とてもアメリカらしい、爽快感マックスのハートフルSFコメディでした。特に終盤付近の全力疾走と言ったらもう思い出すだけで笑いが止まらない(笑)
何と言っても登場人物が全員が面白いほどに吹っ飛んでるのがいい。まず宇宙人ポールは愛すべき宇宙人といった感じ、吹っ切れ感とフレンドリーな態度は見ていて爽快。それに染まっていくSFオタク男子二人と内向的な女子もナイスなキャラ。特にクリステンウィグさん演じる内向的な女子の変貌っぷりは見ているこっちも度肝を抜かれます(笑)。
その親父さんは娘を心配する一番まともそうに見えるキャラのはずなのに、なんかだんだんしつこく追い掛け回すサイコパス扱いされちゃってなんかかわいそうだが笑える。
宇宙人ポールを追う三人の警察官(?)とその女上司もどこかネジが吹っ飛んだキャラ。そのうちSFオタク部下二人はお約束キャラの様で、ただ単に昇進を狙いたかったのかただ単に宇宙人が欲しかったのかはわかりませんが追い掛け回す様子はまるで狂人というのか変人というのか。
あと他のSF映画ネタをふんだんに盛り込んでいるのもにやりとしてしまいます。スピルバーグ映画はもちろんのことほかの某有名SF映画のネタが満載。最後なんてほぼまんまじゃないか!と突っ込んでしまいます。
それからSF好きにはうれしいサプライズゲストも登場、ここまで来るとまさに至れり尽くせり。
しかし最後には心温まる展開。宇宙人ポールと人間たちの友情を感じ思わずほっこり。この辺アメリカ映画らしい、いいラストでした。
SF映画好きはもちろんコメディ映画としても十分に楽しめる一作だと思います。個人的にはほんとに面白いと思える映画でした。
ほんわか気分になれるロードムービー・・・
おたく二人が主人公で、特殊な映画かと思いきや、SF映画への愛があふれる映画だった。ビッグな二人のカメオ出演もうれしい。イギリス人二人が主人公だから、彼らもアメリカではある種エイリアンなのだ。だから、これはイギリス人から見たアメリカ観なのかなと思う。ポールのキャラも、特異な能力も持っているが、メチャ明るくて、楽しい。神秘性はなし。攻撃的な宇宙人を描く映画も多いが、こんな宇宙人だったら、ぜひお友だちになりたいと思った。
オタク映画にとどまらない面白さ。
オタクによるオタクのための「オタク映画」。
と思わせておいて、これがなかなかシッカリと作られているコメディ作品です。
すっかりアメリカ文化に感化されてしまった宇宙人ポールのキャラクターに
目が行きがちなんですけど、ポールに振り回される主人公をはじめとする
登場人物達のドラマもシッカリと描かれていて、しかもコメディ作品にも
関わらず、泣きどころもあるという。
作中にふんだんに盛り込まれている映画ネタや宇宙人ネタに
着いていけるようなオタクな方はもちろん、
そういうネタがあまり判らない人でも、十分に楽しめる作品だと思います。
本当は満点を付けたいんですけど、
下ネタとゲイネタが多過ぎたので0.5点減点で(笑)
楽しさ、おかしさ、アイデア、満足度、満点!
楽しさ満点、おかしさ満点の映画。
宇宙人が出るけど、SF色は濃くなく、SFが苦手な人でも気軽に見れる。
中盤からポールを狙う“黒服の男”からの逃走劇、そして「未知との遭遇」ばりの壮大な(?)ラストへと繋がるが、全編小ネタ満載、笑えるロードムービー仕立てになっている。
とにかくポールのキャラが最高!
見た目は宇宙人の代表例のような姿なのだが、性格は陽気なアメリカ人。ジョークや下ネタ、恋バナや哲学話までする。
超能力も持っているが、何だかノリのイイ“人間”に思えてくるのが面白い所。
日常の中に非日常が自然に溶け込んでいる様は、「ドラえもん」や「うる星やつら」に近い。
SF小ネタはニヤリ。
「未知との遭遇」「E.T.」「スター・ウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」…その他マニアックなネタがてんこ盛り。マニアック過ぎて全部分からないほど。
スピルバーグの声の出演や、エイリアンの“天敵”の登場もナイス演出。
大掛かりでなくともユニークなアイデアさえあればSFは撮れる。
日本でもこういうSF映画作れないのかな?
映画って楽しい
本作のポイントは7、80年代の特にスピルバーグ作品のオマージュをたっぷり詰め込んだ作品であるということ。
「未知との遭遇」「E・T」「ベスト・キッド」等々…挙げたら相当な数の作品が散りばめられている本作ですが、それらを分かる人ならそれだけで充分楽しめるはずですし、昔の映画は知らないという人でも3人の珍道中を見るだけで愉快になると思います。ラストに出てくるボスキャラがまたニクいキャスティングですね。宇宙人側から見れば最強の敵かもしれないですね。笑えました。この辺りの旧作は観ていて欲しいあたりですが…。それと「未知との遭遇」は出来れば観ておいたほうがいいかな。そのほうがより本作を楽しめると思いますよ。
ポールのキャラがイイ!!
いやー楽しめる内容でした!!宇宙人って人によってはイメージが違うけど、こんな宇宙人だったらいいなっていう思いにさせてくれました。
最近、宇宙人が地球を侵略する映画が多かったので、逆にこんなイメージの宇宙人だったら?っていうのが新鮮で、見てみようって思わせる良い作品でもあると思います。
ストーリーは簡単だけど、むしろそれがいいっていうのがこの映画、小ネタもよく、ポールと2人の宇宙人オタクのやりとりには親近感もわき、オタク達のキャラとポールのキャラ相性が非常によかったと思います。
ポールには人間のような優しさ、ユーモアもあり、話している人達を盛り上げる、この映画の中では、それが一番印象にのこりました。
この映画は人を楽しく、元気をくれる、という見た人にそんな印象を残してくれるいい映画だったと思います。
私の場合、こんな映画を見た事はなかったので、余計に面白かったです。
こんなエイリアンなら大歓迎!
素直に楽しめて笑える、人間的エイリアンコメディとでも言おうか
ストーリーはそんなに深くはないが、
科学とは、神とは、となんとなく考える部分もあり、
ポールを取り巻く人間関係の交錯する様子、
主役のオタク二人も非常にいい存在感で大変面白い
超能力は使えるし、文明も頭脳も人間とはかけ離れて進化しているのに、
どこか人間を思わせる感情だったり、内面的な魅力に引き付けられて、
SFものを見ているにも関わらずヒューマンドラマのようなほっこりした気持ちになれた。笑いのセンスも素晴らしくてそこらへんの半端なコメディよりは遥かに笑って楽しめた 少々下品なところもあるがそれもアメリカ的で好き
タイトルやジャケットから漂うB級感はすごいが、そのハードルの低さからか
非常に満足いく後味のよい内容の映画になっている
ポール最高 ♪♪
小ネタ満載で、ツボる方は大笑い。ツボらなくても、楽しい2時間弱!
ほのぼの楽しめるロードームービー、鑑賞後にこにこして劇場を後にしたのも久しぶり。
上映館がすくないのが残念なくらい、誰でも楽しめる映画です。
観る人を選ばないコメディ
祝日の渋谷シネクイントは混んでいましたし、半券特典がある館内のカフェも笑顔の行列が出来ていました。ネタの理解度は人其々で良し、こういうシンプルでハッピーなコメディに観客が入るのは、とても良いことだと思います。僕も帰りに想定外の買い物をしてしまいました。
案外ほのぼの、とっても楽しかったです。
始終ニヤニヤ、それに案外ほのぼの。映画ファンへのサービス満点です。とっても楽しかったです。
ポールが特殊な存在なのかと思ってたら、世慣れてて妙に自然で面白い。外国人のオタク二人の方がバタバタしてるし、オートキャンプ場親娘は浮世離れしてるし。
下品ワード繰り出しつつ、いいトシして恋愛模様も友情も照れちゃうくらい純。なかなか良かったです。
いつに間にかクライブとグレアムのオタク作家コンビを応援してました、スタンディングオベーションしそうになっちゃったもの。
キャスティングは隅々までこれでもかとやってくれてます、嬉しくなります。暴走女ルースを演じたクリステン・ウィグ、微妙な雰囲気が最近お気に入りです。
ポールはまた現れるような気がするんだけど。でかい繭から陽気に出てきたりして欲しいです、ちっこいUFO型宇宙人達とお友達方面でもいいですが、いつかまた。
SF映画愛の小ギャグ満載
「ショーン・オブ・ザ・デッド」ではゾンビ映画・愛
「ホット・ファズ」では刑事ドラマ・愛
そして今回は、SF映画・愛♪とやってくれたね今回もw
SFヲタク二人組がUFOスポット巡りの旅の最中
突如、宇宙人ポールと出会っての珍道中。
ロズウェル、エリア51、スピルバーグ映画、
その他のSF映画と、これでもかと小ネタ満載の
ロードムービーコメディに仕上がっております♪
内容は結構ざっくりしたインディーズくさい小品なんだけど、
細かいディティールやこだわりには豪華さを感じる小気味よさ。
主演のコンビ(サイモン・ペッグ)&(ニック・フロスト)
私生活から仲良しなこの二人が、演技も雰囲気も無理なく
自然に溶け込んでるのが観ている方も入りやすく良い所。
(この二人“タンタン”でも仲良く双子の刑事さんやってます)
宇宙人ポールの声は(セス・ローゲン)
ここんとこ、彼の作品によく遭遇するせいかすっかり
馴染みのある声。下ネタが流暢な低い声が特徴。
グレイの姿でプレデターのマネとかしておちゃめだけどw
ポール自体は、ちょっと年長の仙人っぽいキャラで
ヒーリングを発揮する時の気合いの入れ方が微笑ましいw
(オヤジが一拍しながらいっちょやったるか!という感じ)
60年前から地球に来ているせいか、のっけから
地球生活の溶け込み具合がフランクすぎるがw
その辺はロズウェル事件の裏付けから、スピルバーグが
カメオ出演するに至まで、しっくりクスクスw
途中から旅に参加するガチガチのキリスト信者女性
(クリステン・ウィグ)彼女の登場シーンで着てた
キリストvsダーウィンのTシャツがウケる。
アメリカ人曰く宇宙人の発表をなかなかしないのは
宗教観が崩れるというのがひとつの理由らしいけど
そこにやんわり触れているトコはある意味今作の肝♪
SFファンとしては夢じゃないと主張したいトコw
宇宙人を追いかける黒スーツ男(ジェイソン・ベイトマン)
ちょっとトボケたコンビ捜査官(ビル・ヘイダー)と
(ジョー・ロー・トゥルーグリオ)もなんだかんだ
やっぱりヲタクで解説してくれたりw
あと宇宙人を追跡する捜査官のボス“ビッグ・ガイ”に
エイリアンの敵と言えば…のあのお方w
60歳超えても鉄の女健在ですwww
Gleeのスー先生が出てたのもちょっと嬉しかったかな。
小ネタの細かさや単調な逃走劇のわりに飽きない完成度。
オマージュ作品については誰かと話したくなるし、
映画ファンでもそうでなくても楽しめる。
やはりこの主演二人のセンスやバランスは絶妙w
今年初映画で、くすくす笑いがいっぱい。
事前情報はほとんど無しで見ました。
サイモン・ペッグとニック・フロストといえば、「タンタンの冒険~」コンビ。
サイモンは「Mi:4」にも出演していて、その存在感は、コメディタッチだった。
それに、セス・ローゲン。
「50/50」の気の良い親友役の人。
コメディ3人衆のそろい踏みだったのね。
「コミコン」とSF名所見学に、イギリスからやって来たオタク2人。
その二人が、ゲイに間違われながら、宇宙人ポールと遭遇し、逃避行。
序盤、笑いのネタはあるものの、私は、おもしろいのだけど、あはは~と笑うまではいかなかった。
会場内では、笑いのツボにはまった方がいらっしゃったけれど。
だけど、ポールと出会ってからは、クスクス、アハ~と、笑いがいっぱい。
ポールは、初対面でありながらも、横柄で、上から目線で、下ネタ大好きで、自分のやりたいように、二人を巻き込んでいく。
見なれた容姿にも好感。
そんな少々憎たらしいキャラながらも、憎めないストーリーは、さすが。
そこかしこに見覚えのあるシーンが登場。
「E.T.」「未知との遭遇」「メン・イン・ブラック」などなど。
エージェントの服装。
ルークっぽい服装の少年。
デビルズタワーっぽい山。
それも楽しい。
エージェントの上司が、終盤まで声でしか登場しなくて、一体誰なんだろう??とず~っと気になっていた。
最後の最後に登場してくれたら、なんと!あのお方ではないか。
う~ん、さすが!
嬉しいね~。
こんな宇宙人なら、出会ってみたいわ。
年末年始、私の寝ぼけた頭に、活を入れるのにふさわしい、楽しい作品だった。
若干、期待しすぎたかも
ずっと楽しみにしていた映画。なかなか予定が合わずに行けなかっただけに、観に行く日には物凄い期待感で一杯だった。だけど、そのせいかも知れないが、少し肩透かしを喰らった感じ。
正直、予想してたよりも全体的におとなしい印象を受けた。その代り小ネタがてんこ盛りです。割と一瞬しか映らないので見逃しがちですが、過去のSF系の映画のパロディが次々と出て来ます。
ただそこがマイナス面でも有りますね。過去の映画に詳しく無い人には全く分からないネタですから。(ビッグガイがまさかあのお方とはww)
まぁ、それでも過去の映画を知らない人でもそれなりに楽しめるようにはなってます。ただ、本当にこの映画を楽しみたいなら、過去のSF映画(特にエイリアン系)を一通り見ておく事をお勧めしますね。
ポール、俺の家にも寄ってくれ!!
誰もが知ってる宇宙人の姿は、実は自分がモデルだと言ってはばからない陽気で口が達者なエイリアン。宇宙人を保管しているのではないかという噂で有名になったエリア51から逃げ出してきたというから、それだけでSFファンの心をくすぐる。
「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」「E.T.」「スター・トレック」など、70年代後半から80年代のSFXを駆使したSF映画に対するオマージュとパロディが満載で、メチャクチャ笑える。
「E.T.」のアイデアがどこから来たか(もちろんパロディ)とかジョークはもちろん楽しいし、スピルバーグの飛び入りまである。
だが映画ファンにとってもっと楽しいのは、
故郷に帰りたいポールの目的地ってひょっとしたら、とか
ポールを追いかける組織のボス(女性の声)があの人だったらなど、
映画ファンの期待を裏切らず、「そらみろ」「やっぱり」とニンマリさせられる。
また、飛んでいく母船のケツがいつまでたっても出てこないシーンには、声をあげて笑ってしまった。
とにかく、ルーカスやスピルバーグが好きな者にとっては、痒いところに手が届く映画なのだ。ただし、痒いところを掻いてくれるのではなく、くすぐりっぱなしなのである。
「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」もコメディでありながら切り口が鋭く面白かったが、今回もサイモン・ペッグとニック・フロストによる豊富なアイデアには舌を巻く。
「たまには冒険が必要だ」メッセージもしっかりしている。
カウボーイ(米国人)&エイリアンズ(英国人と宇宙人)
オープニングからしばらく頭の中で、
スティングの『イングリッシュマン・イン・ニューヨーク』が流れ続けて困った。
まあ映画に忠実に言えば『イングリッシュマン・イン・LAのコミコン』なんだが、
「オー、アイム・ア・エイリアン(あたしゃよそ者)」なんて歌詞もあるし(笑)。
とてつもなくどーでもいい話はさておき。
アメリカを訪れたSFオタクのイギリス人コンビが、
エリア51から脱走したフランク過ぎる宇宙人と共に
政府から逃げ回る羽目になる、ロードムービー風味のSFコメディ。
ところで主演のサイモン・ペッグ&ニック・フロストは本作の脚本も担当している。
最近この2人はホントに大活躍ですねえ。嬉しい。
抱腹絶倒とまではいかないものの、
パロディに風刺にあるあるネタにと多彩な笑いが盛り込まれている本作。
やっぱり笑えるのは、タイトルにもなっている宇宙人のポールだ。
マリファナ吸うわ、スラング連発だわ、サブカルにやたら詳しいわ、
見た目と特殊な力を無視すればもうチャキチャキのアメリカっ子ではございませんか。
けれど、だんだん宇宙人ポールも他のキャラもみな同列に見えてくるのが面白い。
大人げないオタク2人、
キリスト教原理主義者(あとで理性崩壊)、
気に入らないとすぐケンカを売る野郎ども、
銃を撃ちまくるおとぼけ捜査官、
つまり、みんなイカれた連中に見える(笑)。
まあ他方から見れば誰だってヘンな連中ってことでしょう。
「なんで仏教徒がクリスマスやハロウィンを祝ってるんだ? 訳分かんねえぜ!」
「ニホンジンは腐った豆や生魚を喜んで食うらしいぞ! ホーリー・○ット!」
みたいな。
未知の文化を頭ごなしに否定するんじゃなく、
「ま、そういう人種もいるわな」くらいの広い心で構えましょうって事かしら。
あと個人的に一番ツボだったギャグは、
ポールを執拗に追う黒幕“ビッグ・ガイ”の正体!(爆)
劇場で危うく声を上げて笑いそうになってしまった。
まさか、あの人類が誇る対宇宙人戦のリーサルウェポンが登場するとは。
怖がる訳だわ。素手でも超強いし(爆)。
人を選ぶだろうお下品なギャグも多いが、風刺が利いてて、
気持ち良く笑えて、しかも最後の方はちょっぴり泣ける、
素敵に良く出来たSFコメディです。
ところでポールがスピルバーグから電話を受けてた場所って……
『インディ・ジョーンズ』のあの場所だよね。
<2011/12/24鑑賞>
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