黄色い星の子供たち 劇場公開日 2011年7月23日
解説 ナチス占領下のパリ。11歳の少年ジョーは、ユダヤ人であることを示す黄色い星を胸につけることに嫌悪感を抱きながらも、家族とのささやかな幸せが続くことを信じていた。しかし1942年7月16日、パリでユダヤ人の一斉検挙が始まってしまう。フランス政府がナチスに協力し、1万3000人のユダヤ人を競技場に収容した事件を、当時の経験者の証言をもとに映画化。監督は元ジャーナリストのローズ・ボッシュ。「オーケストラ!」のメラニー・ロラン、「レオン」のジャン・レノが出演。
2010年製作/125分/G/フランス・ドイツ・ハンガリー合作 原題:La Rafle 配給:アルバトロス・フィルム
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2016年2月10日
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鑑賞方法:DVD/BD
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ナチスドイツ下のユダヤ作品は、数多く観ている。 だからといって、慣れる事はない。覚悟をして映画に挑む。 しかし、この作品はあまり心を打たれなかった。 フランス目線の美しい映画、に描かれているように感じたからだ。 確かにフランス映画である。 メラニーロランは美しい。心も美しく描かれている。 しかし、あれだけの占領下で彼女のような者がいれば、すぐに拘束、若しくは射殺されていただろう。 その他違和感を持つ部分が、いくつもあった。 確かにフランス市民は、数多くのユダヤ人を助けている。 しかし、あれだけ堂々と主張出来る時代ではなかったはず。 ユダヤ人なら尚更。 最も違和感を感じたのは、ジャンレノ演じたユダヤ人医師の太った体型。 あの情勢で、あの体型?と思ったのは私だけだろうか。
2015年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
2015/10/07、DVDで鑑賞。 タイトルからするともっと子供が物語の全面に出てくるのかと思ったが、大人目線の話だった。むしろ主役はメラニー・ロランが演じる看護婦のアネットですね。ユゴ・ルヴェルデ演じるジョー・ヴァイスマンという子役が子役の中では物語に加わってきますが、中心にいるとは言えない。 それは良しとしてこの映画の題材のヴェル・ディヴ事件、フランス政府は割と最近まで責任を認めていなかったそうですね。ナチスの命令とはいえ手を下したのは全部フランスの警官。いくら敵対していた政権が行ったこととはいえ、後の政府が国として責任を認めないというのはないですね。この映画では二人(三人かな?)子供が生き残ったことになっていますが、実際には子供の生存者はいなかったそうです。 こういう映画にあまりジャン・レノは出してほしくなかった。収容所生活しているユダヤ人にしてはなんかゴツすぎて嘘っぽく見えちゃうんですよね。なんかリアリティが無くなるというか。客寄せかな?と思ってしまう。 競輪場に集められた時、トイレが足りないのか衆人の前で女性が小便をしていたけど、衛生的に考えてそれはあったのかな?ああいう風に人を過密に収容するときは伝染病には一番注意を払うだろうし。と、こんな風に設定を疑ってしまうようになっちゃう。
2014年8月2日
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鑑賞方法:DVD/BD
わずか、数十年前の出来事。 ユダヤ人には、忘れる事が出来ないだろう。 だから、尚更、今、何故、パレスチナで、ナチのような振る舞いをするんだろう? 制作にも関わっている、メラニー・ロランが素敵^^
2013年10月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
どんな時代にも子供はいました。もちろん、戦争、虐殺の時代にも。 詳しい話を聞かされない子供たちは、大人に翻弄されるしかないんです。守るべきこどもたち、愛されるべきこどもたちが守られない、愛されない。生き抜くしかない。 知っておきたい事実です。
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