今作の主人公は、ナナこと 高橋七美(吉高由里子) です(タカハシと呼ばれることが多いキャラです)。もう一人の主人公は、アーティストの佐野元春さんと名前が似ている 矢野元晴(生田斗真) です。ほぼ皆、彼を ヤノ と呼びますが、親友のタケからは モト と呼ばれています。
そして、ナナという女性が もう一人 登場します。それは、矢野が忘れられない先輩の 山本奈々(小松彩夏) です。
今作(前編)は、明るいテイストで綺麗で美しい映画に仕上がっています。
小学館フラワーコミックス全16巻のうち、8巻までの高校生編を 前編 として区切って製作されました。9巻から16巻のラストまでは 後編 で、「邦画初の前後編2部作連続公開」とパンフレットに載っていました。
後編がなくても、意外と 1本の映画 として纏まっていたように感じました。全体的に カメラワークも 演技も良かったです。特に吉高由里子さんに魅せられました。
~~~ 余談 二人のナナ ~~~
ナナという名の女子が二人登場する作品と言えば、伝説の漫画『NANA』(著者:矢沢あい)があります。実写映画化されて なかなか盛り上がりをみせたのですが、続編『NANA2』で(監督は もともと2部作として考えていた と円盤の特典映像で語っていましたが)キャスティングが変更されたり 楽曲も前作を越えられず、より暗い方向へ展開する内容も実写化されると生々しくて、映画として大成功とは言いがたいものがありました。原作漫画を忠実になぞったテレビアニメも、コンプライアンス的に放送できなくなったため(ドロドロ&ヤク漬けで、個人的にエンタメとして刺激的で好きですが)途中で打ち切り、原作漫画も(作者の体調不良と発表されて)きちんと最終回を迎えていません。続きを楽しみにしております。