ヒューゴの不思議な発明のレビュー・感想・評価
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チラシと邦題に騙された(((^^;)
tvk吹替版で初鑑賞
予備知識なく、チラシのビジュアル的にライラの冒険みたいな冒険ファンタジー物かと勝手に想像してたら…全然違ってました(^^;
映像はとっても綺麗でオープニングは引き込まれ、この世界観好きかも…と思いましたが…。
ヒューゴ役の少年の青い瞳がとっても綺麗でそれだけ印象に残ってます。
こういうお話だと知ってたらもっと楽しめたかな…と思うので、近いうちにもう一回観ようかな。
スクリーンで観なかったのが悔やまれる美しい作品
時計職人の父が遺したカラクリ人形を玩具屋からくすねた部品でコツコツ修理する孤児ヒューゴ。人形が描き出したメッセージが第一次大戦の体験から過去を拒絶する玩具屋の主人の心を開き、モンパルナス駅に集う孤独な大人達の慎ましやかな恋心を繋ぎ合わせる。
駅のバールで演奏するジャンゴ・ラインハルト。カフェで談笑するサルバドール・ダリ。ヒューゴが見た悪夢に現れる19世紀のモンパルナス駅でのSL事故のイメージ・・・冬のパリの様々な情景を暖炉の炎のような希望に充ちた色彩で纏めた愛おしい作品。そして何より『月世界旅行』他ジョルジュ・メリエスの諸作品に対する愛情、古き良き映画に対する憧憬に充ちている。
劇中でメリエスは言う、「君達が見る夢はどこから来ると思う?みんなこの撮影所で作っているんだよ」と。粗製濫造されただ消費され続ける現代の映画をメリエスが観たならば一体どう思うだろうと遠い目になりました。これをスクリーンで観なかったのは大失敗でした。
タイトルなし
ブライアン・セルズニックの小説
『The Invention of Hugo Cabret』
マーティン・スコセッシ監督で映画化
.
孤児ヒューゴが出会ったパパ・ジョルジュ
この映画の中心人物として描かれている
ジョルジュ・メリエスは
フランスの伝説的映画監督SFX創始者
.
映画の中でも触れられている
1902年に創られたSFファンタジー
『月世界旅行 / Le voyage dans la lune 』は16分のサイレント映画
手で色づけした初のカラー映画.
この映画を観る前に
ジョルジュ・メリエスの作品に目を通すと更に楽しいかも。Queen『Heaven for Everyone』
MVには
メリエスの月世界旅行が使われています🚀
Martin Scorsese
#マーティン・スコセッシ (#Martin Scorsese)監督の興行収入失敗作。
なんと悲しいことか。これが21世紀の映画界なんですね。こんなに歴史的にも、エンターテインメント的にも素晴らしい作品がなぜ人々の目に止まらないのでしょうか。数々の賞をも獲得したのに。。
さぁそんな、上映当時は悲惨な目に遭ってしまった今作ですが、マーティンスコセッシはそんなことで破産するような人ではありませんしね!紛れもなく、伝説の映画監督の一人です!
その両脇を支える、#ロバートリチャードソン と#セルマスクーンメイカー の話もしたいところですが、マーティン初回ということで、マーティンスコセッシ本人を今日はご紹介。
私が思う彼の監督して素晴らしいところは、とてもシネマティックだというところ。彼が映画で表現するのは、視聴者がワクワクドキドキできるような作品というよりは、もっと深くに潜むテーマやキャラクターを大事にしている作品。
それゆえ、初めてスクリーンで見たときには、
「ん?これでおわり?なんじゃこれ?」
って、思うことも何度もありました。それが、興行収入失敗しがちな理由なんでしょう。
でも、世に語り継がれる作品。批評家、映画好きにはとても評価の高い作品ばかりです。
私も個人的にとても好きな作品がたくさん。
なので、ぜひこの投稿を見てくれている人にマーティンスコセッシ作品を好きになってほしいなと思います。それだけ見る価値のある作品だし、見て損はないと思う。サァ行きますよ!
マーティンスコセッシ監督の作品をなぜシネマティックだというかというと、それは彼が描くキャラクターにあります。
彼の作品に登場するキャラクターには癖がたくさん。それは、一見納得できないようなものもありますが、実際に現実世界や自分を見つめて見ると、なんだか痛いところを突かれているような気がするキャラクターたちなんです。
全ての作品にトレードマークとなるようなキャラクターがいますし、それに加えて敵役や他の脇役にもとても魅力的なキャラクターばかりです。
今回の作品#ヒューゴの不思議な発明でいうと、主人公はヒューゴ。
「彼はどんなキャラクターなの?」と聞かれると、意外と難しいですよね。
でも、よーく映画のなかで彼が何をしていたのかというのを見てみると、彼のキャラクターが浮かび上がってきます。
キャラクターを表す単語だけ挙げて見ますね。
夢・映画・時計・父親・子供・冒険
孤児・泥棒・叔父・悪夢・機械・死
さぁどうですか?ただ単なる冒険をするヒーローではないんですね。この作品では、ある程度影を潜めさせていますが、彼の作品に登場する主人公は二面性があります。
ヒューゴでいうと、先ほど挙げた1段目の部分と2段目の部分。
作品によって、どちらが物語の主軸になるかは分かれますが、隠喩的にもう一つの面を描くというよりも、そのもう一つの面もストーリーを動かすから面白い。
今作はハッピーエンドで物語を終えますが、最初のシーンで彼がしていたことは、駅の大時計の4の文字盤のところから、駅にいる人々を盗み見しているということ。あんまりハッピーではないですよね。
さらに、覚えていますか?あのなんとも不思議なシーン。悪夢に次ぐ悪夢。最後のシーンと上手く繋げて、そのシーンが浮くことを避けていますが、あのシーンをああいう風に描くのが彼の作品の特徴。
最初は全く謎ですが、そこにはヒューゴが抱える、不安だったり、嫉妬だったり、孤独だったりというのが鮮明に描かれているのです。
他にも、コメディ要素をたっぷりこめた、チャーミングなキャラクター駅の公安員のキャラクター。よーく考えてみると、マジでなんもしてない。物語の主軸には全く関係ないところにいるキャラクターですね。ヒューゴの邪魔になっているという意味では敵役なのですが、最終的に主人公にやられるわけでもないし、よくよくみるとなんとも悲しいキャラクターです。
ここからは、この投稿を読んでくれてる考察にまかせますが、あのキャラクターがこの映画でなんの意味を持っていたのか。ストーリーにどう影響していたのかなんかも考えてみると、マーティンスコセッシが言いたかったことの本質が見えてきますよ。
ぜひ、マーティンスコセッシ作品見てみてください!
イマイチ!悪い意味で裏切られた。
「ヒューゴの不思議な発明」字幕版 Amazonプライムで鑑賞。
*概要*
駅の時計台に隠れ住む孤児の少年ヒューゴの冒険を描くファンタジー。
*主演*
エイサ・バターフィールド
*感想*
マーティン・スコセッシ監督のファンタジー映画は初めてです。
世界観は好きで、綺麗だったし、機械人形も独特で、主人公ヒューゴとイザベルが可愛らしかったけど、ん~残念ながらイマイチだった。(^^;
ファンタジー映画だからどこか遠いところに行って冒険するのかなって思ってたら、舞台が駅周辺だけ。義足の駅員が子どもを容赦なく孤児院へ連行するのは残酷だし、見ていて可哀想に思った。あと、謎解きもイマイチだったな…
話の展開も悪くて、退屈なシーンが多くて何度も眠たくなりました。(笑) 最後もあまり感動せず、自分が思ってた話の内容が真逆として描かれてたので、残念ながら悪い意味で裏切られました。
総じて、イマイチでした。でも、世界観だけは好きですw
クロエちゃんんん!
登場人物がみんな可愛い。ワンちゃん抱っこしてる婦人とか花屋さんとか。保安官さんも可愛い(笑)あの当時の孤児院がどんな環境かはわからないけど、泥棒しながら成長して真っ当な生き方ができない大人になるよりマシだと思う。ただの意地悪な保安官じゃないところがお気に入り。
駅の構内がお洒落で画面が楽しい。ヒューゴが住んでる駅の裏側も秘密基地みたいで羨ましかった。時計の裏側から外の景色や人間模様を眺めるヒューゴがほほえましい。全体的にワクワク感があって飽きない。世界が大きな機械ならきっと自分にも役割がある、みたいなヒューゴのセリフが素敵だった。幸せな気持ちになれるよい映画。
人の歴史と映画の歴史
良く出来た世界観とレトロなメカに惹かれ技術屋の私はなんとなく見始めた。すぐに子役二人の名演技に引き込まれてしまった。
後半これはメリエスがらみの話なのかと気づいた後は、主人公と一緒に謎解きから大きく展開する話に興奮した。
公開当時、興味範囲になかったからと思われるが、題名以外真っ白で鑑賞することになった。気になった映画は極力細かい情報は入れずに見たいと思っているが今回ほど先入観無しに見ることはない。興奮を味わうためには先入観は無用。つくづくそう思った。
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